グラビティゲームアライズは、2026年5月22日から24日まで京都市勧業館「みやこめっせ」にて開催予定のインディーゲームイベント「BitSummit PUNCH」に出展します。本記事では、「BitSummit PUNCH」出展に先駆けたメディア向け先行試遊会の様子をお届け。注目の展示予定作品をご紹介します。
グラビティゲームアライズは『Aeruta アルタ』や『東京サイコデミック ~公安調査庁特別事象科学情報分析室 特殊捜査事件簿~』をはじめとした、ユニークな作品をリリースしているゲームデベロッパー/パブリッシャーです。会場に並んだ作品は、独創的なビジュアルが目を引くものから一癖あるシステムで中毒性の高いものまで実に多種多様。パブリッシャーとしての振り幅の広さを感じさせると同時に、インディーらしい面白さを追求したいという強い熱量が伝わってくる体験となりました。
◆『The Ashen OZ』

参考出展となる『The Ashen OZ』は、「オズの魔法使い」という馴染みある物語を残酷で陶酔感のあるダークファンタジーへと昇華させています。薄れゆく記憶が形作った歪で幻想的な世界を舞台に、血に染まった靴と魔女の傘を手に駆け抜けるハイテンポ・アクションローグライトです。

実際にプレイしてみると、とにかくスピード感のあるアクションが楽しめました。チェーンアクションのような動きで距離を縮め、魔女の傘を用いたパリィで敵の攻撃を弾いてコンボを繋げていく流れはかなり爽快です。パリィが決まれば強力な攻撃が繰り出せる反面、失敗すれば隙が大きくなります。ただ攻撃を当て続ければいいというだけでなく、操作の精度も試される戦闘の駆け引きは中毒性がありました。



本作には「Ashen Dise」という独自の成長システムがあります。ダイスの各面に付与された異なる能力を選択し、自分だけのシナジーを構築していく戦略性も魅力の1つ。戦闘のテンポを一切損なうことなくランごとにプレイスタイルが進化していくため、リプレイ性の高さも抜群です。

今回の試遊ではプレイできませんでしたが、巨大で不気味なボス戦も用意されています。次々と迫る敵の攻撃に適応して華麗にコンボを決めていくアクションに、腕に覚えのあるアクションゲーマーであればぜひ挑戦してほしい1作です。
◆『ガルバテイン:冒険者ギルド事務所』

『ガルバテイン:冒険者ギルド事務所』は、各地からやってくる冒険者たちを支えるギルドの受付係としてファンタジー世界を生きるシミュレーションゲームです。
主人公の仕事は昼夜で分かれ、昼には受付係として「書類仕事」を行っていきます。一般の依頼人が書いた曖昧なクエスト内容から対象の魔物を推測し、冒険者が持ち帰った戦利品や地図、ライセンスなど時には質問をしながら確認事項と照らし合わせていきます。その仕事内容はまるでファンタジー版『Papers,Please』。時にはルールを破るかどうかの倫理的な選択を迫られ、その決断がギルドの評判を左右する緊張感もたまりません。


そして夜になれば、「ギルドの酒場の店主」というもう1つの仕事が始まります。クエスト報酬として受領した魔物の素材を使い、味や素材同士のシナジーを組み合わせて調理するミニゲームです。調理パートは魔法の鍋・カウルさんのサポートもあってコミカルながらも奥深い仕上がり。料理を振る舞うことで引き出される冒険者たちの物語は思わず胸が打たれます。



エルフの姉妹やドワーフなど、悩みを抱えた彼らが織りなすオムニバス形式のドラマはどれも切なく温かいものばかり。ただの業務シミュレーターに留まらず、ファンタジー世界の人々が送る人生にじっくりと浸れる作品です。
「BitSummit PUNCH」では上記タイトルのほか、過去にGame*Sparkが過去にレビューした『アルタ』『はしれへべれけEX』『Light Odyssey』などがブースに並びます。ぜひ併せてチェックしてみてください。
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