個人ゲーム制作者のほくと氏は8月17日、無料の短編恋愛ADV『小早川さんはソウルライク』のスペイン語版を公開しました。
海外実況をきっかけに、翻訳者本人から作者へローカライズの申し出

本作は2026年8月7日に無料公開された、好きな女子・小早川さんとの会話を「弱攻撃/強攻撃/パリィ/ローリング」の4コマンドで攻略する約5分で終わる短編ADVです。公開後は国内ゲームメディアや実況・配信を通じて反響が広がり、にじさんじ所属VTuberの加賀美ハヤトさんらもプレイ。作者は反響を受けて公開翌日に英語版を追加し、話題は英語圏をはじめ各地域へと波及していきました。
海外でもDexerto、中国のGamerSky(游民星空)、ブラジルのGameVicioといったメディアが記事化し、PLiCyでプレイできるブラウザ版は記事執筆時点で約7.7万回もプレイされています。
そして今回、スペイン語が追加。公開から10日で、日本語・英語・スペイン語の3言語対応に至りました。
スペイン語版が生まれたきっかけは、海外YouTuber・ManlyBadassHero氏の実況です。同氏のプレイを通じて本作を知ったゲーム翻訳者のFacundo Seghezzo氏が、作者のほくと氏へ直接ローカライズを提案したことから実現しました。
Seghezzo氏はアルゼンチンを拠点にするゲーム翻訳者で、同氏の公式サイトによると『イースX -Proud NORDICS-』や『MiSide : ミサイド』などの実績を持っています。本作では全編のスペイン語翻訳を担当したうえで、実装後のスペイン語版を最後までプレイし、文章の自然さや文脈、ゲーム内表示を確認するLQAにも協力したそうです。
LQAでは、同じ日本語の短い返答でもシーンごとに異なるスペイン語にする必要がある箇所を指摘。さらにフィードバックにより、タイトル画面の言語選択UIも変更されたようです。



ローカライズにおいては、地域特有のスラングや表現を可能な範囲で避けたニュートラル/国際スペイン語を採用。スペインと中南米の双方を想定したものになっているとのことです。

なおゲーム内スタッフロールには、日本語・英語・スペイン語のどの言語を選択した場合でも、スペイン語ローカライズ担当としてFacundo Seghezzo氏が掲載されました。
『小早川さんはソウルライク』は、PLiCy(PC・スマートフォンのブラウザ)/BOOTH(Windows)向けに無料公開中です。











