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メガドラ名作横STG『グレイランサー』がリメイク!『Gley Lancer: Overdrive』試遊レポ―高精細に進化したグラフィックで戦える爽快感は格別だ

ドット絵表現は同じでもリメイクとしてしっかり変わっていて期待が持てるSTGだ

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メガドラ名作横STG『グレイランサー』がリメイク!『Gley Lancer: Overdrive』試遊レポ―高精細に進化したグラフィックで戦える爽快感は格別だ
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千葉・幕張メッセにて9月17日から9月21日(21日は台風のためリアル開催中止)まで開催された「東京ゲームショウ2026」。インディーゲームコーナーのNalua Studioブースでプレイアブル出展された『Gley Lancer: Overdrive』のプレイレポをお届けします。

敵出現パターンなどはそのままでもグラフィックが大幅刷新されたリメイク作

本作は元々1992年にメガドライブ向けにリリースされたタイトルを、ネオジオ向けに作り直すにあたりアニメーションや敵機のグラフィックをより高精細に描き直したリメイク作品です。

ゲーム開始時には、まず自機に追従する2基のガンナーのフォーメーションを決めます。このフォーメーションは、自機の方向に向くノーマルと、自動的に敵を狙うサーチ、3WAY弾を撃てるマルチ、自機の航跡をなぞるシャドウ、ガンナーが回転するロールの5種類あります。今回はノーマルでプレイしてみました。

ステージ1開始直後は、オリジナルと異なり背景の巨大宇宙船が破壊される姿を見届けながら始まるなどの差異が目立ちます。こうしたオリジナル版との違いは、特に背景描写に多く見られます。木星のリングもその全景がわかるように描かれているだけでなく、ボス戦開始直前には背景の宇宙ステーションが爆発するなど、ストーリー性が強く前面に出ている印象です。ステージ1の難度は比較的控えめで、敵の動きを見極めながら、新システムの「オーバードライブ」も活用することで、さほど苦戦せず突破できました。

操作面では、オリジナル版の操作系を踏襲しつつ、新たなアクションとしてオーバードライブが追加されています。Aボタンがスピード設定、Bボタンがショット、Cボタンがガンナーコントロール、そしてDボタンに新規実装されたボム的存在のオーバードライブです。

オーバードライブを発動すると、自機の周囲にエネルギーフィールドが形成され、敵の攻撃を防げるようになります。さらに、このフィールドは移動方向へ飛ばして攻撃に使うことも可能です。防御と攻撃を兼ね備えたシステムですが、効果的に使うには発射方向を見極める必要があり、敵の猛攻をうまく切り抜けられたときの手応えはなかなかのもの。積極的に使っていきたくなる新要素でした。

また、グラフィック面でもリメイクによる変化を感じられます。自機の攻撃アニメーションや敵機の被弾と爆発アニメーションはかなり細かく描かれており、見た目以上にリッチです。そうした、アニメーションの変化は雑魚敵を倒した時の感触にも表れています。

オリジナル版では、敵を撃破するとわずかなアニメーションで消滅するため、次々と敵をなぎ倒していくハイスピードな爽快感がありました。一方、リメイク版では撃破時のアニメーションが細かく描かれており、敵を1体ずつ倒している感覚がより強調されています。
そのため、実際のゲームスピードが変わったというよりも、敵を撃破した際の手応えに重みが加わった印象です。筆者としては、その感触がどこか『R-TYPE III』を思い起こさせました。

とはいえ、実際に操作しているとテンポの悪さは感じません。敵の出現や攻撃のペースは軽快なままで、演出のリッチさとシューティングゲームとしての爽快感がうまく両立している印象でした。

ステージ2では、惑星ネレディーの海上を戦い抜きます。ここから敵の攻撃も少しずつ激しくなり、歯ごたえを感じる敵出現パターンであると思えます。難度もやや高く、筆者も何度か撃墜されてしまいました。ただ、復帰までの時間は短く、BGMも途切れないため、戻り復活でありながらリトライのテンポは良好。失敗しても勢いを削がれることなく、再挑戦できるのが好印象でした。

ステージ3は惑星エノラですが、壁や背景に走る血管のような赤青の筋が、まるで『グラディウス』に登場する細胞ステージのように解釈されているのは面白い変化です。オリジナル版のイメージからは大きく変化しているため好みは分かれるかもしれませんが、筆者としては踏み込んでいて良い変化であると思えました。

今回の試遊ではステージ3までプレイできました。出展バージョンはアルファ版ということもあり、まだ調整不足に感じる部分もありました。一方で、グラフィックやアニメーションのリッチさにはリメイクならではの魅力を感じられ、完成版への期待が高まる試遊となりました。ストーリーパートの表現がどうなるのかは未知数ですが、STGファンにとっても期待のタイトルであることは確かでしょう。

『Gley Lancer: Overdrive』は、ネオジオAES(コンソール)およびネオジオMVS(アーケード)、PC(Steam)/PS4/PS5/XBOX Series X|S/ニンテンドースイッチ向けに2027年発売予定です。

《ライター:G.Suzuki,編集:みお》

ライター/ミリタリーゲームファンです G.Suzuki

ミリタリー系ゲームが好きなフリーランスのライター。『エースコンバット』を中心にFPS/シムなどミリタリーを主軸に据えた作品が好みだが、『R-TYPE』シリーズや『トリガーハート エグゼリカ』などのSTGも好き。近年ではこれまで遊べてなかった話題作(クラシックタイトルを含む)に取り組んでいる。ゲーム以外では模型作り(ガンプラやスケモ等を問わない)を趣味の一つとしている。

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編集/Game*Spark共同編集長 みお

ゲーム文化と70年代の日本語の音楽大好き。人生ベストは『街 ~運命の交差点~』。2025年ベストは『Earthion』。 2021年3月からフリーライターを始め、2025年4月にGame*Spark編集部入り。2026年1月に共同編集長になりました。

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