2026年10月31日、東京都立産業貿易センター浜松町館にて「東京ゲームダンジョン14」が開かれました。
本イベントにて『横浜機動暴走族 ROCK 'N' ROLL SUICIDE』を試遊しましたので、そちらのレポートをお届けします。

ときは22世紀――。急増するロボット犯罪に対抗するため、日本軍警察(Japanese Army Police/JAP)が結成。JAPと、巨大ロボットを乗り回す「機動暴走族」との対立が激しくなるなか、過激派の機動暴走族として有名な紅暴徒達(レッドロッカーズ)の一員であるミカは、コンビニで夜勤のアルバイトをしていました。
素性がバレてクビになった彼女が向かうのは、機動暴走族同士の決闘。紅暴徒達と弾丸列車は、一瞬即発のにらみ合いをしていたのでした……。

本作は実写の横浜を背景にしたアドベンチャーゲーム。自由に動かせるパノラマスクリーンのなかで、ローポリゴンで描かれた機動暴走族の若者たちが、青春を生き急いでおります。
全編を通してエモいロックが流れ、切羽詰まった若者たちが気持ちをぶつけ合う様が描かれるので、プレイする際は鉢巻か腰巻でも着けて、腰を据えてプレイしてくださいョ……。

JAPの脅威はとんでもなく、機動暴走族を徹底的に潰して回っています。
警察とは言うものの、完全に度が過ぎており、ショットガンで暴走族たちに風穴を開けたり、靴を舐めさせたあとに火炎放射器で燃やしたりします。この官憲、無抵抗の人を殺してるが……?

そうこうしているうちに、機動暴走族のヘッドたちが集まる横浜連合とJAPとのあいだで停戦が締結。紅暴徒達の総長であるホシは、自分たちの頭ごなしに決まった停戦に納得が行かず、たった3人で横浜連合をブッ潰す誓いを立てます。
まだ始めて数分ですが、追い詰められた若者が命を投げ捨てることを決めたシーンに、なぜだか涙が流れそうになりました……。これが作品の持つ「勢い」ってやつかもしんないッスネ……。

というわけで、総長のホシが他の暴走族たちとのタイマンで勝てるように、自分たちのロボット「赤タイマン2号」を強くするため、横浜各地で「DISK」を探すことになりました。

横浜にはさまざまなイベントが用意されており、ミカはそこで選択肢を選ぶことでストーリーを進めていきます。
各地でフラグを立てることで、選べる選択肢も増えていくようなので、まずは色々と探索してみましょう。
都筑区から始まり、最終的には本牧のほうまで足を運ぶことになるようです。横浜に行ったことがある人はテンションが上がるかも?

ADVパートの途中で挟まる戦闘は、カメラ固定のリアルタイムアクション。ラジコン操作でロボットを操り、クリック連打でコンボを叩き込みましょう。
重たいロボットが主役ということもあり、操作に習熟することで動きが良くなるゲーム性ではなく、強いDISKを前もって装備しておいてそれで突破するRPGっぽいデザインになっていました。

『メタルギアソリッド』のオセロットが無線を行うシーンのパロディや、「タイマンフォール スタンバイ!」などといった小ネタも仕込まれており、オタク心もくすぐられます。
彼女たちは横浜連合をブッ潰すことができるのか? そして、この戦いの裏に仕込まれた陰謀とは!?
これはもう刮目して観るしかねえッスョ……!

開発しているFUJII Productionにお話を聞きました。
――どれくらいのあいだ開発されているのですか?
FUJII Production7か月くらいですかね。ひとりで作っています。
――本作のアピールポイントを教えてください。
FUJII Production「パノラマ風ADVロボットアクション」といった感じです。『機動警察パトレイバー』と、ロックンロールムービーを足して、クエンティン・タランティーノに届けという思いで作っています。
――未来の横浜が舞台なんですね。
FUJII Production自分が横浜在住ということもあってそうしています。全編を通してバイオレンスで、今の日本をコメディにしている部分もあります。
――いつ頃発売予定ですか?
FUJII Production予定だと来年3月発売予定なんですが、まだ1割くらいしかできていません……(笑)。急ピッチで作業しているのですが。

『横浜機動暴走族 ROCK 'N' ROLL SUICIDE』はPC(Steam)にて配信予定です。











