「それ、偽物ですね。安く買いますよ」→本物として転売!倫理観をかなぐり捨てて大儲けする、Steamで大ヒット中の闇商売シム『Probably Stolen』が面白すぎる!【プレイレポ】 | Game*Spark - 国内・海外ゲーム情報サイト

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「それ、偽物ですね。安く買いますよ」→本物として転売!倫理観をかなぐり捨てて大儲けする、Steamで大ヒット中の闇商売シム『Probably Stolen』が面白すぎる!【プレイレポ】

見た目よりも遥かに様々な要素が入った良作です。

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「それ、偽物ですね。安く買いますよ」→本物として転売!倫理観をかなぐり捨てて大儲けする、Steamで大ヒット中の闇商売シム『Probably Stolen』が面白すぎる!【プレイレポ】
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Questing Goose Studioが開発し、tinyBuildがパブリッシングを手がけるショップ経営シミュレーション『Probably Stolen - Cyberpunk Shopkeeper Sim』(以下、『Probably Stolen』)が、2026年10月28日にSteamで発売されました。

Steamのユーザーレビューでも「圧倒的に好評」を獲得するなど、話題を集めている本作。実は筆者は発売当日まで本作の存在をまったく知りませんでした。そして、たまたまSteamの「人気の新作」欄で見かけて「なんだか面白そうだな」と軽い気持ちで購入したところ……見事にドはまり。毎日開いては数時間遊ぶ、というような日々を過ごしています。

というわけで、本記事は、まだ『Probably Stolen』をプレイしていない方や、気になっているけれど購入を迷っている方に向けたプレイレポートとなっています。

『Probably Stolen』は、プレイヤーが店の店主となって商売をする、いわゆる「ショップキーパー」もののシミュレーションゲームです。舞台は、格差と腐敗が蔓延するディストピアでサイバーパンクな宇宙ステーションの下層エリア。治安はお世辞にもいいとは言えず、店にやってくるのも一癖も二癖もある連中ばかりです。

プレイヤーの目標は、日々値上がりしていく家賃を払いながら商売を続け、最終的には店舗そのものを買い取ること。そのためには、出所の怪しい品物を扱うことも辞さず、利益を積み重ねていく必要があります。

ゲームを始めると、まずはチュートリアルとして“師匠”から商売のイロハを教わりつつプレイを進めていくことになります。店にやってくる客は、大まかに「物を店に売りたい客」と「物を買いたい客」の二通り(その二通りを兼ねている客もいます)。売りたい客から品物を仕入れ、それを欲しがっている客に売る、というのが基本的な流れです。

値付けについて細かく頭を悩ませる必要はない仕組みになっているので、経営シムに不慣れな方でもとっつきやすいでしょう。客は特定の商品でなくある程度のカテゴリーで商品を欲しがるため、在庫が腐りづらい仕組みになっているのもよく考えられているなあ、と感心します。

本作の大きな特徴として、『Papers, Please』を思わせるインターフェイスとシステムがあげられます。客の中には犯罪者が紛れ込んでおり、手元の指名手配リストと客の顔を見比べて、怪しい人物を通報することができます。また、タバコを売りにきた客がいれば、そのタバコをじっくり調べて「これは偽造タバコだ!」と見抜かなくてはなりません。

うれしいのは、こうした鑑定や確認の作業に時間制限がないこと。客を待たせているからといって焦る必要はなく、じっくり腰を据えて遊べます。最初のうちは確認すべき要素が多くて戸惑うかもしれませんが、時間をかけて一つずつ確かめていきましょう。見抜いた偽造タバコを安く買いたたき、それを正規品に見せかけて、物を知らなそうな客に売りつける……なんてアコギな商売もできてしまいます。タイトルどおり「たぶん盗品」なものを購入し、客に売りさばくことだってできるので、本当に自由度が高く楽しいゲームとなっています。

と、ここまで聞くと「よくある『Papers, Please』ライクなインディーゲームかな?」という印象を持たれるかもしれません。実際、その感想は間違っていないのですが、本作にはそれだけでは説明しきれない面白さがあります。それが、売れるものの多さ、そしてそれぞれの商品にまつわる工程や知識の多さです。

たとえば、水の販売に手を出したとしましょう。すると、水には様々な「純度」が存在するという4ページにわたる冊子を読むことになります。本作では商品ごとにいちいち知識を身につけ、それをうまく活用することで儲けを出していかなければなりません。新しい商品を扱うたびに“勉強”が始まり、その知識が直接お金に変わっていくという感覚は、ほかのゲームではなかなか味わえない独特の手応えです。

ストーリーも魅力的。凶悪な犯罪者に店を脅されたり、無実の罪で追われる警官を支援したりと、店先では様々なドラマが巻き起こります。まず骨太な経営シミュレーションとしての骨子がしっかりあり、その上に適度なアドベンチャー要素が乗っているため、かなり没入して遊べました。エンディングが用意されたモードに加え、ずっと商売を続けられるエンドレスモードも搭載されており、やり込みたいプレイヤーにはうってつけです。Steam Workshopにも対応しているため、やり続けようとおもったら本当に長時間遊べるようなゲームとなっています。

ゲームを進めていくと、新しい商品や新しいシステムがどんどん追加されていきます。その目まぐるしさたるや、正直なところ筆者もまだすべてを理解しきれていないほど。それでも「次は何が来るんだろう」と気になって、ついつい「あと1日だけ……」と営業を続けてしまいます。本作には、やればやるほど沼にハマっていくような魅力があります。なお、本作はキーボードとマウスを使った操作に特化したゲームとなっているので、パッド派の方はご注意ください。

というわけで、まだまだ全然説明しきれていないのですが、とにかく事前の予想やパッと見の印象をはるかに超えて「やること」が多く、奥深いのが『Probably Stolen』というゲームです。筆者としては、今年出たゲームの中でもかなり上位に気に入った一本となりました。少しでも気になった方は、ぜひ買ってみてください。きっとあなたも、怪しい品物を前に「さて、これはいくらで売れるかな……」とニヤつく日々を送ることになるはずです!

『Probably Stolen - Cyberpunk Shopkeeper Sim』はPC(Steam)向けに発売中。価格は通常1,999円、11月12日まではリリース記念セールで10%オフの1,799円(税込)で購入できます。日本語表示にも対応しています。

《ライター:文章書く彦,編集:みお》

ライター/「ラジオ善意X」聴いてね 文章書く彦

好きなガンダムは∀ガンダム、好きなマンガはレベルE、好きな映画監督はポール・トーマス・アンダーソン、好きなゲームジャンルはオープンワールドものとローグライク(ローグライト)、好きな昆虫はカマキリ、好きなバンドはFUGAZI、好きな作曲家は浜渦正志、好きな小説家はカート・ヴォネガット・ジュニアと舞城王太郎、好きなラッパーはポチョムキン、好きな焼酎は鳥飼、好きなルフィが言ってない言葉は「何が嫌いかより何が好きかで自分を語れよ!(ドン)」、好きな笑い男が書いてた言葉は「or should I?(だが、ならざるべきか?)」。

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編集/Game*Spark共同編集長 みお

ゲーム文化と70年代の日本語の音楽大好き。人生ベストは『街 ~運命の交差点~』。2025年ベストは『Earthion』。 2021年3月からフリーライターを始め、2025年4月にGame*Spark編集部入り。2026年1月に共同編集長になりました。

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