UBIDAY 2014の試遊ブースで展示された、Ubisoft Sofia開発の暗殺アクション『アサシン クリード ローグ(Assassin's Creed Rogue)』のPS3版プレイレポートです。本作は、18世紀の北アメリカを舞台に、元アサシン教団員である主人公シェイ・パトリック・コーマックがテンプル騎士団のアサシンハンターとして活躍する物語です。
試遊では、まずサブミッションの暗殺ミッションをプレイ。このミッションの内容は、8月に公開されたプレイフッテージと同じもので、ギャング団の隊長の暗殺と毒ガスの破壊、そしてアサシン教団の旗を切り落とす内容です。マップのギミックや基本的な操作は、歴代『アサシン クリード』シリーズとほぼと同様で、戦闘ではエアライフルの催眠弾で敵を眠らせることが出来る以外にも、榴弾や各種ガス弾(催涙、毒、興奮など)をライフルグレネードのように発射可能です。また、各種ガスはマスクで防護しながら戦闘を進められます。
そしてサブミッションクリア後に、メニュー画面からマップを見たところ北アメリカのニューヨーク、グリーンランドなどを確認。マップ間の移動は、主に船を使用して動く以外にファストトラベルが利用可能です。また、ダイアログと一部音声は日本語になっており、データベースのキャラクター解説などが詳しく書かれています。
メインミッションは、政府の行動を上手く利用してアサシン教団に協力する組織の壊滅を目指すストーリーで、カットシーンでは、主人公シェイに協力する2人の人物が登場して、効率的な目標の達成方法などを助言します。さらに、街には犬や猫がいて、○ボタンのインタラクトでじゃれ合うことが可能。また、敵に襲われたり捕虜になった味方を救出するミッション(従来の勧誘と解放ミッションと同じもの)が発生します。
従来のシリーズでは、主人公が所属するアサシン教団がテンプル騎士団に対して支配や野望などを阻止するものでしたが、『アサシン クリード ローグ』の主人公はテンプル騎士団に所属しているため、ダーティーで姑息なアサシン教団を見ることになります。そのため、今までの作品で描写されたアサシン教団の姿がより明確になる他、元アサシンの主人公が、かつての仲間であったアサシン達に対して、非情な決断を下すという要素も本作の魅力であることは確かです。
『アサシン クリード ローグ』は海外でPS3/Xbox 360向けに11月11日に、PC版が2015年内に発売予定。国内ではPS3向けに12月11日に発売予定。価格はパッケージ版が7,400円(税抜)で、ダウンロード版が6,600円(税抜)です。
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