小島監督最新作『DEATH STRANDING』発売日、対応機種は?現時点の情報まとめ | Game*Spark - 国内・海外ゲーム情報サイト

ハードコアゲーマーのためのWebメディア

小島監督最新作『DEATH STRANDING』発売日、対応機種は?現時点の情報まとめ

2015年末にコナミデジタルエンタテインメントから独立を果たした小島秀夫監督が率いる新生コジマプロダクション。本スタジオの処女作となるE3 2016にて発表された新作タイトル『DEATH STRANDING(デス・ストランディング)』の現時点でのまとめをお届けします。

連載・特集 特集
小島監督最新作『DEATH STRANDING』発売日、対応機種は?現時点の情報まとめ
  • 小島監督最新作『DEATH STRANDING』発売日、対応機種は?現時点の情報まとめ
  • 小島監督最新作『DEATH STRANDING』発売日、対応機種は?現時点の情報まとめ
  • 小島監督最新作『DEATH STRANDING』発売日、対応機種は?現時点の情報まとめ
  • 小島監督最新作『DEATH STRANDING』発売日、対応機種は?現時点の情報まとめ
  • 小島監督最新作『DEATH STRANDING』発売日、対応機種は?現時点の情報まとめ
  • 小島監督最新作『DEATH STRANDING』発売日、対応機種は?現時点の情報まとめ
  • 小島監督最新作『DEATH STRANDING』発売日、対応機種は?現時点の情報まとめ
  • 小島監督最新作『DEATH STRANDING』発売日、対応機種は?現時点の情報まとめ
UPDATE(2017/1/25):デル・トロ監督の出演についてを追記しました。
UPDATE(2016/12/17):Decimaエンジンや登場人物、新スクショとトレイラーを追記しました。

2015年末にコナミデジタルエンタテインメントから独立を果たした小島秀夫監督が率いる新生コジマプロダクション。本スタジオの処女作として、E3 2016で発表された新作タイトル『DEATH STRANDING(デス・ストランディング)』の現時点のまとめをお届けします。

■概要

『DEATH STRANDING』は、SIEのE3 2016プレスカンファレンスにて発表されたコジマプロダクションの処女作となるタイトルです。このタイトルは、本作において「ある世界」から「あるもの」が座礁するというイメージを持っています。タイトルの語源は、クジラやイルカなどが大量に海岸へ打ち上げられる現象「マス・ストランディング」から来ており、生きていると「ライブ・ストランディング」、死んでいると「デス・ストランディング」と呼びます。


他にも、タイトルにある「STRANDING」の「STRAND」は、ビーチ(浜)の意味でもあることに加えて、心理学用語では“絆”や“鎖”に該当する“より糸”といった意味も持っています。ティーザー映像で登場したへその緒で繋がった赤ちゃんや、コードで繋がったカニ、ノーマン・リーダスの腕に付けられている手錠などがそれらに該当しています。世界観や物語、ゲームのコンセプトを含め全て「繋がる」ことがテーマに当たり、ユーザー同士の交流やTwitterなどのSNSを全て含んだものになるようです。監督はこの繋がることに関して、人々を繋ぎ括りつける「なわ」と語っています。

さらにコジマプロダクションの公式Twitterは、ゲームの数々のヒントはドッグタグの数式などティーザー映像に盛り込まれており「ゲーム」はもう始まっていると告知。なお本作は、PS4向けにリリースされることが決まっていますが、後にPC版にも配信されることが確認されています。

また、本作は、ずっと温めていたものではなく、コジマプロダクションを2015年末に立ちあげた際、色々な候補やアイデアが出た中で、一番ユーザーに喜んでもらえるもの、今一番作らなくてはいけないものを選定した結果、出てきたものとも語っています。

■ゲームジャンル

本作のゲームジャンルに関しては、新しいゲーム性を創ることに追求しているようです。ノーマン・リーダスを操作するアクションであるものの、他のゲームタイトルとは見える風景が異なることがわかり初め、さらにプレイを進めていくと人々との繋がりを示す「なわ」的な喜びが得られるようになるとのことです。


なお「なわ」は、安部公房の同名短編小説「なわ」(『無関係な死・時の崖』に収録)から来ており、人類最初の発明である武器の「棒」と人々を繋ぐ「縄」がテーマの作品です。また本作において武器としての意味合いを持つ「棒」も登場し、棒だけじゃなく縄で何が出来るか?という部分も皆で遊びながら考えるゲームとなります。

■開発状況

小島監督が2016年1月から実施していた海外のゲームスタジオ巡り(SIEのSucker Punch Productionsや、EA DICEなど)は、候補となるエンジンやツールを探すもので、パフォーマンスキャプチャースタジオなどの施設を観覧しています。本作のティーザー映像制作にあたり、2月にはキャラクターの一人となるノーマン・リーダスと再会し口説くと共に、3月末にはキャプチャーを実施、データ納品までは2ヶ月もなかったようです。なお、ティーザー映像で使われたゲームエンジンなどの詳細は現時点で未発表です。

またスタジオの規模については100人未満に抑え、なるべく少数でクオリティーの高いものを作ることを目指しており、本作においてはキャプチャー収録でSIEと協力したそうです。また新しいゲーム性を精査するための実験も近く結果が出る予定です。

ゲームエンジンは、Guerrilla Gamesと共同開発のDecimaを採用。この名前は出産の女神“デジマ”以外にも、日本語の“出島”という意味も含まれています。加えて、日本とオランダとの深い関係もあります。また、Guerrilla Gamesにコジマプロダクションの“出島”を創設予定。なお4K解像度の映像は、PS4 Proから出力したものです。

またノーマン・リーダスの他にも、ギレルモ・デル・トロ監督やマッツ・ミケルセンも出演します。デル・トロ監督は、キャラクターとして関わる予定でゲーム開発には直接関わっていません。この出演は小島監督からのオファーから実現したものであり、アイデアの討議やキャラクターの説明は受けていたようです。

■トレイラー/講演映像

PSX16講演映像



Low Roarの“Easy way out”付きバージョン

■Decimaエンジンスクリーンショット










■キービジュアル



■製品概要
    ●『DEATH STRANDING(デス・ストランディング)』
    開発元:コジマプロダクション
    発売元:ソニー・インタラクティブエンタテインメント
    対応機種:PlayStation 4
    ジャンル:未公開
    発売日:未定
    価格:未定
    CERO:審査予定

■関連記事



※本記事は正式発表や新しい情報が見つかり次第、随時アップデートする予定です。
《G.Suzuki》

ミリタリーゲームファンです G.Suzuki

ミリタリー系ゲームが好きなフリーランスのライター。『エースコンバット』を中心にFPS/シムなどミリタリーを主軸に据えた作品が好みだが、『R-TYPE』シリーズや『トリガーハート エグゼリカ』などのSTGも好き。近年ではこれまで遊べてなかった話題作(クラシックタイトルを含む)に取り組んでいる。ゲーム以外では模型作り(ガンプラやスケモ等を問わない)を趣味の一つとしている。

+ 続きを読む
【注目の記事】[PR]

編集部おすすめの記事

特集

連載・特集 アクセスランキング

アクセスランキングをもっと見る

page top