気になる新作インディーゲームの開発者にインタビューする本企画。今回は、The Behemothが開発、PC向けに3月2日正式リリースされたストラテジーRPG『Pit People』開発者へのミニインタビューをお届けします。
本作は、ターン制シミュレーションRPG。プレイヤーは、個性豊かなユニットを操って勝利を目指すことになります。登場する大半のキャラクターを味方としても使用可能ということと、非常に簡略化された戦闘システムが本作の特徴。2人での協力プレイや最大4人のオンラインPvP、そして日本語にも対応しています。
『Pit People』は2,050円で配信中。
――まずは自己紹介をお願いします。
Dan Paladin氏(以下Paladin氏):こんにちは、The Behemothの共同設立者のDan Paladinです。私の主な業務はゲームデザインとアートワークです。アート、ライフスタイル、ゲームプレイ、そして食べ物など、何においてもとにかくシンプルなものが大好きです。
――本作の開発はいつ、どのようにして始まったのでしょうか?
Paladin氏:2013年の下旬、『Pit People』のコンセプト作りが始まりました。当初はアリーナバトルだけで、ストーリーやワールドマップも存在しませんでした。テストプレイを繰り返し行なってみると、多くの人がこの変なクリーチャーたちが住む世界を冒険してみたいと思うようになり、その結果、ゲームのサイズが今のような巨大なものになりました!
――本作の特徴を教えてください。
Paladin氏:本作はプレイヤーが想像するような、ごく一般的なターン性のシステムを簡素化しています。ファイターに隣の敵を剣で攻撃しろ、といった指示をする必要はなく、これは私たちは自然とファイターがそのような行動をするだろうと予想するからです。そのため、本作の基盤となる戦術はポジショニングとなります。すべての武器、クリーチャーも同様なので、今までにない、まったく新しいプレイ感覚が味わえるでしょう。
――本作が影響を受けた作品はありますか?
Paladin氏:ずっとプレイしたいと思っていながらも、私が下手すぎてプレイできなかった複雑なストラテジーゲームがいくつかあるのですが、本作はそんな自分の「下手さ」に多少影響されたと言えるかもしれません。また、私たちは新しいジャンルに挑戦したいとも思っていましたし、同時に反射神経に左右されず先に進むことができるゲームを開発したいとも思っていました。
――最後に日本のファンにメッセージをお願いいたします。
Paladin氏:日本の皆さん、「お久しぶり!!」。私たちは素敵な日本のファンの皆さんが大好きで、いつでもお会いしたいと思っています。私たちの心の中に、常に皆さんがいることを覚えておいてください。本作をプレイしていただき、ありがとうございます!
――ありがとうございました。
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