気になる新作インディーゲームの開発者にインタビューする本企画。今回は、Laina Interactive開発、PC向けに9月20日リリースされたステルスアクション『The Slater』開発者へのミニインタビューをお届けします。
本作は、元警官の復讐劇を描くステルスアクション。ドラッグの捜査をしていた父は殺され、Mark Slaterはその死に関与した人間を一人一人暗殺していきます。ゲームは一人称視点で展開し、誰をどうやって暗殺するか、見張りをどうやってすりぬけるか、パズル的な要素も含まれています。記事執筆時点で日本語には未対応。
『The Slater』は1,520円で配信中。
――まずは自己紹介をお願いします。
Alessandro Laina氏(以下Laina氏):フィンランドのヘルシンキに住んでいるAlessandro Lainaです。ゲーム業界で10年ほど仕事をしており、本作は私が単独で開発した最初のプロジェクトとなります。
――本作の開発はいつどのようにして始まったのでしょうか?
Laina氏:本作の開発は3年前に趣味のプロジェクトとして始まりました。私一人でどれだけできるのか、試してみたかったのです。当初、現在のものほど巨大なプロジェクトになるはずではありませんでしたが、新たなものを学んでいく過程で、次第に大きくなってしまいました。
――本作の特徴を教えてください。
Laina氏:皆殺ししてはいけない暗殺ゲーム、と言うのはそれほど多くないのではないでしょうか。本作では、誰を暗殺するのか考える必要があり、その際に絶対見つかってはいけませんし、死体が見つかってもいけません。見つかれば、すぐに殺されてしまいます。また、一人称視点も新しさがあるのではないでしょうか。
――本作が影響を受けた作品はありますか?
Laina氏:本作は暗殺ゲームを中心に、数多くのゲームから多大な影響を受けています。カットシーンは映画からの影響が大きく、一部のキャラクターたちは映画の登場人物からインスパイアされています。本作のようなゲームを作る上で、他のゲームや映画から影響されないと言うのは無理でしょう。ゲームや映画は私のこれまでの人生における大きな部分ですし、たくさんの影響を受けて育ちました。
――本作の日本語対応予定はありますか?
Laina氏:残念ながら本作は英語にのみ対応しており、今後他の言語に翻訳されるかは現時点でわかりません。
――最後に日本の読者にメッセージをお願いします。
Laina氏:本作を購入していただいた皆さん、そして本作に興味を持ってくださった皆さん、ありがとうございます。もし興味を持っていただけたようでしたら、本作をご購入いただくことで、今後もゲーム開発を続けることができるでしょう。
――ありがとうございました。
関連リンク
編集部おすすめの記事
特集
連載・特集 アクセスランキング
-
海外レビューハイスコア『サガ エメラルド ビヨンド』―これは『サガ』ファンのための『サガ』だ
-
【吉田輝和の絵日記】美少女がド派手にスタイリッシュアクション!『Stellar Blade』体験版をプレイ
-
海外レビューハイスコア『Stellar Blade』―魅力的なヒロインの外見の下には素晴らしいゲームが広がっている
-
自分の作ったキャラたちでハクスラ&ハードコアなファンタジー学園生活の日々『ととモノ。』再び!さらなる新機能でより快適になったDRPG『剣と魔法と学園モノ。』1AE/2Gリマスター【プレイレポ】
-
圧倒的にリアルな中世シミュレーション『Manor Lords』を先行プレイ。“新米領主”となって資源確保、生産管理、農耕など都市建設を体験【プレイレポ】
-
『ゼンレスゾーンゼロ』リリース前に「推しキャラ」を探せ!刺さるキャラがきっといる、癖が強めな『ZZZ』人物・陣営をご紹介【増幅テスト】
-
『Don't Starve』開発が贈るハクスラACTが早期アクセス開始!最大4人の協力プレイにも対応―採れたて!本日のSteam注目ゲーム12選【2024年4月25日】
-
「デッキ構築×SRPG」で新たな面白さを生み出した!アクワイアの『霧の戦場のヴェルディーナ: C.A.R.D.S. RPG』は人気ジャンルに一石を投じる意欲作【インタビュー】
-
撃つのはBB弾のエアガンサバゲ―シム『Airsoft Online』ストアページ公開/ドラマ「フォールアウト」登場キャラのS.P.E.C.I.A.L.値が公開/『ゆうなま』ライクSLG『勇者のものは魔王のもの』1か月足らずで販売終了【週刊スパラン4/12~】
-
42㎢のオープンワールドを舞台にした『タルコフ』ライクなPvPvEシューター『Gray Zone Warfare』がリアルすぎる!プレイ外でも時間が流れる世界で貴重品回収【今週のインディー3選】