今回プレイするのは、ソニー・インタラクティブエンタテインメントが贈る、PSVR専用ソフト『ライアン・マークス リベンジミッション』。本作は、敵対組織と銃撃戦やカーチェイスを繰り広げるなど、アクション映画さながらの体験が楽しめるVRシューティングアクションです。
同ジャンルの『The London Heist』でカーチェイスやド派手な銃撃戦に魅了された僕は、プレイ前からワクワクが止まりません!
本作はDUALSHOCK 4、PlayStation Move モーションコントローラー(以下:PS Move)の両方に対応。PS Moveを2本用いるとより高い臨場感を味わえます。
爆発のフリー素材を背景に、ミッションスタートです!
気分はアクションヒーロー!
ライアン・マークスはエリート特殊部隊員である。だが今、テロリズム、共謀罪、殺人の罪で終身刑を言い渡されていた。何故こうなってしまったのか……ライアンの口から真実が語られる……。
時間は少し過去へ飛び、仲間の救出ミッションが始まった。ゲームもここから本格的にスタートだ。
移動方法は、指定されたポイントにのみ移動が出来るタイプ。残念ながら自由に動き回ることは出来ないが、VR酔いが激しい僕にはありがたい。
初期の武器は腰につけたハンドガンのみ。胸元に装備しているマガジンをハンドガンにあてがうとリロードが可能。
通常のFPSやアクションゲームではお馴染みの操作だが、VRでプレイすると臨場感が半端なくて夢中になってしまう。
銃撃戦は、通常のFPSのように画面中央に十字マークの照準がないので、銃の照準器を敵に合わせて発砲する。
銃撃戦 pic.twitter.com/3JApF3APld
— 吉田輝和@仕事募集中 (@yoshidaterukazu) 2019年6月11日
実際に銃撃戦の最中に居るような臨場感があり、どんどんアクション・ヒーロー気分が高まってきた!ヒュ~!
現実の姿は、アクションヒーローというかヤクザの鉄砲玉。
色々触れる!楽しい探索!
ルート上には銃や弾丸などのアイテムが隠されている。
基本的には、敵を排除して決められたルートを進むだけなのだが、アイテム探索のおかげで退屈には感じない。
銃や弾丸などの攻略に役立つアイテムから、紙くずなどの意味の無いものも掴む事が可能。「お、これ掴めそうだな」と思った物は大体掴めるのだ。
まあ掴めたからと言ってゲームの攻略に意味が無い物も多いのだが……掴んで投げて遊ぶだけで大いに楽しいのだ!
ゲーム本編そっちのけで、息が切れるまで色んな物を投げて遊ぶおじさん。
その他にも、DJ気分が味わえるスポットや……。
ペンキを発射しまくる事ができる謎の美術展示品といった実際に干渉可能なオブジェクトが豊富に用意されている。
車の助手席に座りながら、ミラーの角度を変えたり、エアコンの風向きを調整したり出来る。こういう何の意味もない所に力が入れられているゲーム……大好きだ!
ミニゲーム要素も!まるで体感アトラクション!
本作の楽しみは、銃撃戦や探索だけではない。爆弾の設置やピッキングなどのミニゲームも用意されている。
プレイ絵日記の読者ならご存知と思うが、僕はピッキング要素が大好きなのだ!
2本の工具を鍵穴に差し込み、少しずつ回して……カチッ!と開いた時の気持ち良さは、是非とも体験してもらいたい。
その他にも、壁の出っ張りを掴んで登るなどのゲームを通して体感型のアトラクションを遊んでいるような要素もある。
後日、『EVE Valkyrie』のプレイ絵日記にも登場した友人の安倍君が遊びに来てくれたので、彼にも本作をプレイしてもらった。ちなみに彼も無職だ。
映画好きの彼にとって本作は合っていたようで、夢中になってプレイしているのだが……
VRゲームをプレイしている姿って、夢中になればなるほどなんというか……アレだよね。多分僕の姿はもっとおかしいと思うけど……。
存分にアクションヒーロー気分を満喫して来ました!大体5時間くらいでクリアしました。
マガジンを取り出して銃のリロードを行ったり、遮蔽物に身を隠しながら銃撃戦を繰り広げたり……通常のFPSでは当たり前の動作も、VRでプレイすると臨場感が段違いですね。
随所に挟まれるピッキングや爆弾を仕掛けるなどのミニゲーム要素は個人的には大好きなのですが、人によってはゲーム進行のテンポが悪くなると感じるかもしれません。また、見ているだけのイベントシーンが結構長めなので、途中ちょっとダレてしまいました。
基本的には一本道なのですが、探索出来る場所や掴めるアイテムも豊富で、最後まで楽しくプレイ出来ました。
NPCの会話を無視して、部屋の装飾などを鑑賞するおじさん(まあこういうのもVRゲームの醍醐味でもあります)
『ライアン・マークス リベンジミッション』は発売中です。
吉田輝和のプロフィール:19年にわたって自画像の絵日記を書き続けているおじさん。近年、「ちおちゃんの通学路(KADOKAWA)」や「お稲荷JKたまもちゃん(一迅社)」、「からかい上手の高木さん(小学館)」などの人気漫画のモブキャラとして登場しており、2018年にはアニメ作品に2回登場した。何故こんなに漫画登場しているのか、描いた漫画家も吉田本人もよくわからないらしい。 吉田のTwitterはこちら。