【吉田輝和の絵日記】心の怪盗団再び!歪んだ精神を叩き直せ!アクションRPG『ペルソナ5 スクランブル』 | Game*Spark - 国内・海外ゲーム情報サイト

ハードコアゲーマーのためのWebメディア

【吉田輝和の絵日記】心の怪盗団再び!歪んだ精神を叩き直せ!アクションRPG『ペルソナ5 スクランブル』

『ペルソナ』大好き吉田おじさんによるアクションRPG『ペルソナ5 スクランブル ザ ファントム ストライカーズ』の感想は……?

連載・特集 特集
【吉田輝和の絵日記】心の怪盗団再び!歪んだ精神を叩き直せ!アクションRPG『ペルソナ5 スクランブル』
  • 【吉田輝和の絵日記】心の怪盗団再び!歪んだ精神を叩き直せ!アクションRPG『ペルソナ5 スクランブル』
  • 【吉田輝和の絵日記】心の怪盗団再び!歪んだ精神を叩き直せ!アクションRPG『ペルソナ5 スクランブル』
  • 【吉田輝和の絵日記】心の怪盗団再び!歪んだ精神を叩き直せ!アクションRPG『ペルソナ5 スクランブル』
  • 【吉田輝和の絵日記】心の怪盗団再び!歪んだ精神を叩き直せ!アクションRPG『ペルソナ5 スクランブル』
  • 【吉田輝和の絵日記】心の怪盗団再び!歪んだ精神を叩き直せ!アクションRPG『ペルソナ5 スクランブル』
  • 【吉田輝和の絵日記】心の怪盗団再び!歪んだ精神を叩き直せ!アクションRPG『ペルソナ5 スクランブル』
  • 【吉田輝和の絵日記】心の怪盗団再び!歪んだ精神を叩き直せ!アクションRPG『ペルソナ5 スクランブル』
  • 【吉田輝和の絵日記】心の怪盗団再び!歪んだ精神を叩き直せ!アクションRPG『ペルソナ5 スクランブル』

今回プレイするのは、アトラスから発売されたPS4版『ペルソナ5 スクランブル ザ ファントム ストライカーズ』。本作は、怪盗団の少年少女が様々な事件を解決していく『ペルソナ5』の続編で、ジャンルは従来のRPGではなくアクションRPGです。

『ペルソナ』は、特殊能力に目覚めた少年少女の戦いを描いたシリーズ。僕は、多感な中学時代、1996年発売の『女神異聞録ペルソナ』に妙にハマっており、いつかペルソナの能力を習得し、美男美女と一緒に戦う時が来る……と本気で思っていました。


実は今も……。

心の怪盗団、再結成!



世間を騒がせていた精神暴走事件は、人の歪んだ欲望を盗む「心の怪盗団」の活躍により解決を見せる。少年少女たちのシャドウとの戦いも終わりを迎えた。

事件後は仲間と別れ、ひとり地元に帰った主人公だったが、夏休みを利用して再び東京・四軒茶屋を訪れるのだった。


ちなみに、『ペルソナ5』のストーリーは大体こんな感じ(全体的にあやふや)。


数カ月ぶりの再会をサプライズで祝ってくれる怪盗団の仲間たち。当然だが、僕の人生においてこんなイベントは無かったし、そもそも友達が数えるほどしかいなかった……。

再会祝いの第1弾として、キャンプを楽しむことになった。仲間の竜司とともに、街へキャンプ用品の買い出しに向かう。


『ペルソナ5』と同じく、エリアごとに区切られた街を自由に散策出来る。ショップで買い物も可能だ。


街を散策していると、アイドルの柊アリスのイベントに遭遇する。イベント後、彼女から「不思議の国を楽しめる」という魔法のカードを手渡された。

ファンに対するサービス精神も旺盛で、可愛くて性格も良い、非の打ち所のないアイドルといったところだが……こういうキャラは大抵裏の顔がある気がする。

そんなことを思いながら貰ったカードを見ていると……


突然「イセカイ」に飛ばされる。

怪盗団がかつて戦った場所である、人の中にある精神世界とそっくりだ。


そしてその世界の主は、先程の柊アリス。


表ではサービス精神旺盛なアイドルを演じているが、裏ではマネージャーに暴力を振るい、カップルを破局に追い込むといった非道な行いを繰り返していたのだ。


なおイセカイでは、自動的に怪盗団のコスチュームになる。オシャレなマスクが特徴だ!

歪んだイセカイでシャドウをぶっ飛ばせ!



突然現れたシャドウと呼ばれる大量の敵に取り囲まれ、バトルが始まる。


□ボタンで通常攻撃、△ボタンで特殊攻撃、2つのボタンを組み合わせて様々なコンボが発動可能だ。


こういうシステムって、何回ボタン押したかわからなくなりがち……!


その他に、所有しているペルソナのスキルも使用出来る。敵を弱点属性で攻撃するとダウンの状態になり、総攻撃のチャンスが生まれる。


操作キャラはバトル中にいつでも変更可能だ。

それぞれ固有の武器やペルソナを持っており、操作感も違うので、動かしていてとても楽しい。バイクでシャドウをぶっ飛ばす快感……!


柊アリスのイセカイは現実の渋谷を模した場所。イセカイはその主の特徴、欲望や悩みなどが強く反映されるのだ。


僕のイセカイは攻略したくねえな……。


イセカイは複数のエリアで構成されており、高い場所に飛び移ったり、エレベーターなどの装置を起動したりと、ギミックが満載だ。


『ペルソナ5』同様、本作でもシンボルエンカウント式。徘徊している敵に気付かれると大量の敵が湧き出してくるぞ。


敵を倒すと新たなペルソナを入手することがあり、ペルソナ同士の合体や強化が出来る。

従来のRPGからアクションRPGに変わったとはいえ、『ペルソナ5』の要素を色濃く残しているのだ。

予告状を出した後はボスバトル!



イセカイを攻略しながら、柊アリスの精神世界を少しずつ暴いていく。

そして最後の最後に隠されたオタカラを見つけるが、実体化しておらず手出しが出来ない状態だった。だが、打開策はある。予告状を出すのだ。


「盗んじゃうからね!」と現実世界で予告状を出し、持ち主に「奪われる」と強く意識させると、オタカラが実体化する。つまり敵を煽るのだ。


僕の場合だとこんな感じになるのだろうか……。

悲しい予告状……いやこれだとただ単に煽ってるだけだな。


予告状の効果で実体化したオタカラを守るのは、巨大化した柊アリスのシャドウ。

ここからボス戦だ。相手の弱点属性を見極め、ダウンさせて強力な攻撃をぶちかますぜ!


その後、事情を知る警察から、同じような事件が日本各地で起きていることを知らされ、協力を要請される。世直しの旅の始まりだ!


移動用にキャンピングカーを借り受け、旅の準備は整った。こうして少年少女のひと夏の冒険が幕を開けるのだった。

夏休み、男女を交えた友人と一緒にキャンピングカー旅行……僕の人生、これまでもこれからも起きないであろうイベントだ。


いくら払っても参加してみたい!そのイベント……!


ただ、仮に参加できたとしても僕は車の免許を持っていないので、自分よりだいぶ年下の子に運転を任せることになるんだけどね……。


『無双』シリーズで知られるオメガフォースが開発に参加していることもあり、
「『ペルソナ5』の無双バージョンか!?」と思っていたのですが、無双成分は少し弱めで、良いバランスでアクションRPGをしていました。

レベル制による成長要素や、ペルソナの取得・合体、弱点属性を含んだバトルシステムなど、『ペルソナ5』の要素を上手く取り込んでいます。

従来の『無双』シリーズとは違い、あらかじめフィールド上に大量の敵が配置されていないシンボルエンカウント式なので、バトルの度にぶつ切り感があり、爽快感が少し損なわれている印象を受けました。

『無双』ゲーを期待して買うと肩透かしをくってしまうかもしれませんが、『ペルソナ5』の後日談が描かれる本作は、ファンならぜひプレイしてもらいたいです!

僕は、本作をクリアした後、『ペルソナ5』に多数の新要素が追加された完全版『ペルソナ5 ザ・ロイヤル』を買って、またあの世界に浸る予定です!

『ペルソナ5 スクランブル ザ ファントム ストライカーズ』は、PS4/ニンテンドースイッチを対象に発売中です。

吉田輝和のプロフィール:自画像の絵日記を20年以上書き続けている謎のおじさん。近年、「ちおちゃんの通学路(KADOKAWA)」や「お稲荷JKたまもちゃん(一迅社)」、「からかい上手の高木さん(小学館)」などの人気漫画のモブキャラとして登場しており、これまでアニメ作品に3回登場した。何故こんなに漫画登場しているのか、描いた漫画家も吉田本人もよくわからないらしい。 吉田のTwitterはこちら
《吉田 輝和》

おじさんの絵を描くおじさん 吉田 輝和

20年近く趣味でおじさんの絵(自画像)を描いていたら、いつの間にかおじさんの絵を描く仕事をするようになったおじさん。「吸血鬼すぐ死ぬ」や「からかい上手の高木さん」など数多くの漫画に、自分でも知らない内にモブとして登場している。 現在はGame*Sparkや他メディアでおじさんの絵やゲームの絵日記を連載中。お仕事の依頼は吉田輝和ツイッターからどうぞ。

+ 続きを読む
【注目の記事】[PR]

編集部おすすめの記事

特集

連載・特集 アクセスランキング

アクセスランキングをもっと見る

page top