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サーチ&デストロイ!サイバーパンクACT『Dark Light』プレイレポ―隠れた敵はドローンで見つけ出せ

サイバーパンクの世界だけどドラゴンも登場するダークファンタジー!

連載・特集 プレイレポート
サーチ&デストロイ!サイバーパンクACT『Dark Light』プレイレポ―隠れた敵はドローンで見つけ出せ
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今回は2020年5月8日にサイバーパンク2Dアクションゲーム『Dark Light』の早期アクセスがSteamで開始されました。ダークでサイバーパンクの世界でありながら美しいグラフィックが印象的な本作。開発元であるMirari&Co.は「Game of Throne」のプロモーションCG映像なども手掛ける映像制作会社です。そんな本作のゲームシステムやプレイ感をご紹介したいと思います。



『Dark Light』とは


本作はソウルライクとメトロイドヴァニアの要素に、特殊なプレイスタイルを加えたサイバーパンク2Dアクションゲームです。舞台は闇の生命体に支配された世界。クリーチャーに変貌した人間や闇の生物が地上にはびこり、生存者達は地下に潜り込み、様々な種族や集落を作り旧時代の遺物を探しながら生きています。肉眼では捉えられない闇の生物「ダーククリーチャー」や特殊な足場などを、相棒のドローンが発する特殊な光で探し出し、倒しながら進んでいくのが本作の特徴です。



『Dark Light』の実内容に迫る!


地下奥深く、ドローンの導きで目覚めるところからゲームが始まります。相棒となるドローンに指示され、まずは貨物室に向かいながらチュートリアルで基本動作を身に着けます。プレイヤーは「銃器」「近接武器」「投てき武器」のほかドローンの「麻痺攻撃」が始めから使用でき、ゲームの進行によりさらに「特殊スキル」を取得できます。


銃弾の制限はありませんが、プレイヤーの「移動」「ジャンプ」を除いた全てのアクションに対してスタミナを消費。スタミナが切れても移動はできますが、「攻撃」はもちろん「回避」もできなくなるので注意が必要です。さらに攻撃している間は移動する事ができないので、難易度が高くなっています。


貨物室に着くと数少ない生存者達に出会いますが、なにやら意気消沈しているソルジャーが目立ちます。この拠点となる貨物室では、改造やアイテム購入が可能な「武器屋」、「レベルアップ」に利用するサモトラケのニケ風の女神像、「シャード交換所」に「ポータル」やその他、ゲームの進行により利用可能になるであろう謎の設備が点在しています。



アイテムを買いたいところですが所持金が全くないので、早速エレベーターを使って外の世界へ。崩壊した建物が並ぶ中を進んでい行くと、這いつくばっている敵を発見。斬撃を5回喰らわせて倒せました。スタミナは直ぐ回復するものの、この敵を倒すだけでも8割を消費。



敵を倒すと、プレイヤーを成長させるのに必要な「シャード」をまき散らしすのでそれらを回収します。先へ進むと銃を持った敵が現れまが、しゃがんでしまえばこっちのもの。ノーダメージで倒したと思いきや、敵の体内から寄生虫が出現。近づいてくるのでとっさに攻撃ボタンを押すと、敵を思い切り踏み潰しました。


その後ビルの屋上へ出でたものの、何もないので「ヒャッホー」と心で叫びつつ2段ジャンプ。かなり高い場所から飛び降ります。こりゃ死ぬなと思いきやすんなり着地、ノーダメージでした。さらに下へ降りて行くと薄暗い場所へ。画面上に何もいないはずなのに、ダメージを喰らいドローンで周囲を照らすと、そこにヌッと現れる四つん這いのダーククリーチャー。結構焦りました。ドローンの光が届く範囲が狭いため、驚きや緊張感を生み面白さにつながっています。



敵は他にもチェーンソーを持ったスカルや、プレイヤーの身長と同じほどの盾を持った敵も現れます。1体1体はそれほど強くないものの、複数現れるとスタミナ回復が間に合わずタコ殴りに合い幾度となく死にました。ドローンの特殊スキルである麻痺攻撃(以下スタン)で、複数の敵を一時的に動かなくさせる事もできます。ただし、ドローンのスキルであるにもかかわらずスタミナを消費し、一度使うとチャージする必要があり使いどころを選びます。


シャードをかき集めステータスアップアップに注ぎ込め


ソウルライクというだけあり、最初は体力もスタミナも少ないため頻繁に死にます。それを解消するためには「シャード」を集めなくてはなりません。シャードは敵を倒す以外にもドラム缶を壊したり、ロッカーや宝箱を開ける事で手に入れることが可能です。



シャードは交換所にて「金貨」へ交換できます。敵に倒されると集めたシャード全てを失いますが「金貨」「武器」「アイテム」を失うことはありません。ただ、死んだ場所へ戻っても何も残っていないためシャードの回収は不可能です。拠点となる貨物室以外でも、金貨へ交換してくれる「銀行の代理人」なるNPCがいますので、道中見つけたらすぐ交換しないと、筆者の様にあとで泣きを見ます。


最初の内は必要な数の金貨が貯まったら、拠点にある女神像で「体力」と「スタミナ」を上げることをオススメします。武器やアイテムは敵や宝箱などから手に入れる事ができる上、例え武器をアップグレードしてもスタミナ切れで殺されては意味がありません。何度かステータスを上げれば、かなり快適にエリア探索ができる様になるでしょう。


回避とスタンを駆使してボスに挑め


ボスはエリア毎に1体いて、早期アクセスの段階ではボスを倒すと次のエリアへ移動する事ができるようになります。メトロイドヴァニアの要素もあるため、エリアの探索は自由で、ボス部屋へ直行する事も可能です。スカルアーマーで身を固めたボスはプレイヤーに比べ大きく、動きも意外と早いため、体力とスタミナが少ないと瞬殺される可能性があります。


もちろん、敵の攻撃パターンをつかむのが得意であれば、縛りプレイでボスを撃破できるプレイヤーもいるかと思いますが、筆者はそうはいきません。シャードをかき集め、体力、スタミナ、武器をアップグレードして何度も挑戦。回避とスタンを駆使し、距離を置いて攻め、遠距離攻撃は全てジャンプで避け、どうにか倒す事ができました。ボスから新しい武器も手に入り最高です!


ここまで紹介してきた『Dark Light』ですが、プレイ中に致命的なバグに遭遇する事はありませんでした。ただ操作面やゲームバランスにまだまだ改善の余地があります。例えば敵が複数体いて寄生虫や倒れている敵が出てきた場合、その敵を踏みつける動作が優先され、先に倒そうと思った敵から攻撃をもろに受けてしまう事があります。ソウルライク系は、自分の操作ミスで死ぬ分には仕方ありませんが、操作性が悪い事が原因の場合は不満だけが溜まってしまい、楽しさに繋がらない事もあります。細々とした不満点は他にもありますが、早期アクセス中での改善に期待しましょう。


早期アクセス期間は1年以内を予定していますが、ユーザーからの反応次第では変更される可能性もあります。現在はゲームシステムの60%とコンテンツの約40%が実装済みで、2つのエリアを探索可能です。Steamの掲示板を見ると大体4~5時間程度でクリアしているプレイヤーが多い様で、筆者も約5時間でした。正式版では少なくとも4つの世界が実装予定。アップグレードが可能な25種以上の武器、20種以上の敵、より多くのユニークなボス、街に2人の商人が追加される計画となっています。

タイトル:Dark Light
対応機種:PC(Steam)
記事におけるプレイ機種:PC
発売日:2020年5月8日
記事執筆時の著者プレイ時間:5時間
価格:1,520円


《うなぎ》
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