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【吉田輝和の絵日記】牧歌的?いや、かなり殺伐…キャラバン率いて村を救うアクションRPG『FFCC リマスター』

みんな、村の命名には気をつけよう!

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【吉田輝和の絵日記】牧歌的?いや、かなり殺伐…キャラバン率いて村を救うアクションRPG『FFCC リマスター』
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今回は、スクウェア・エニックスが贈る『ファイナルファンタジー・クリスタルクロニクル リマスター』のニンテンドースイッチ版です。

本作は、ミルラの雫を求める「クリスタル・キャラバン」となって様々な土地を冒険するアクションRPG。2003年に発売されたオリジナル版に、HDリマスターを施しただけではなく、子安武人さんをはじめとした豪華声優陣によるキャラクターボイスや高難易度ダンジョンなどの新要素も追加されています。

リマスター版では、ローカルマルチプレイが無くなりましたが、その代わりにクロスプラットフォーム対応のオンラインマルチプレイが可能に!異なるハードのプレイヤーがマッチングできるのはありがたいですね。


違うゲームですが、過去にこういうケースが結構ありました……悲しき思い出。

冒険の前に決めるのは……実家のお仕事!



はるか昔、大陸に墜ちた巨大な隕石により世界は猛毒の瘴気に包まれていた。だが瘴気を浄化する力を持ったクリスタルにより、人々は希望を取り戻す。

クリスタルの輝きを保つためには「ミルラの雫」が必要であり、主人公は村を守るためにミルラの雫を求めてキャラバンを組んで旅立つのだった。


旅立つ前に村の名前を決める。「よしだむら」に決定だ。


次は操作キャラクターの作成。細かいキャラクターメイキングは出来ないが、4つの種族と男女10パターンの見た目とボイスが選択可能だ。

いつもは現実の自分に寄せたおっさんキャラを作っているが、今回は小さくて可愛い種族のリルティと可愛らしいボイスを選択。まあイラストではいつものおっさんなんだけども。


せめてセリフのフォントだけは可愛らしく……。


次に決めるのは……親の職業!?

キャラメイクで親の仕事まで決めるのはあんまり見ないな。

選んだ職業に応じてアイテムが貰えたり、特定の武器を安く売ってもらえたりするようだ。どの職業が有利なのかわからないので、とりあえずこなひきを選択。


キャラクターを作り終えたら旅立ちだ。こなひき一家に別れを告げて冒険の始まりだ!


ワールドマップには村やダンジョンが点在している。また、移動中に街道でイベントが発生することもある。

……なんて言ってたら早速イベント発生!街道ですれ違った人が話しかけてきた。


「おや、よしだむらの村のキャラバンかね?」

よしだむら……の村?


「むら」はつけなくてよかったんだ……なんかごめんね。

ソロでも大丈夫!頼りになるモーグリ



バトルエリアに入って戦いを始めよう。まずは小鬼が住む街道沿いの川を探索だ。


バトルエリアではクリスタルケージから離れると瘴気によってダメージを食らってしまうので、いちいちクリスタルケージを持ち上げて一緒に移動する必要がある。

面倒くせえな……と思ったが、ソロプレイ時は同行してるモーグリが代わりに運んでくれる。便利!


ただ、モーグリと歩調を合わせずに移動するとクリスタルケージの範囲外に出てしまうことがあるので注意が必要だ。


Aボタンをタイミングよく連打するとコンボが繋がる。倒すとケアルやサンダーなどの魔法やアイテムを落とす。


魔法を使用するには、あらかじめコマンドリストに登録する必要がある。良い魔法をゲットしたら忘れずに登録しておこう。


最奥まで進むとボスが待っている。このエリアのボスは巨大蟹だ!

基本的な戦術は、敵が攻撃動作を始めたら距離を取り、その隙に殴りかかるヒットアンドアウェイ。これはザコ敵でもボスでも一緒だ。

一番最初のボスなだけあってあまり強くない……なんて余裕をこいてたら結構ダメージを食らってしまったな。道すがらゲットしたケアルで回復だ!


魔法には数秒の詠唱時間が必要で、その間は無防備になる。

うっかりボスの真横で詠唱を始めてしまったため、あえなく死亡……。

頼もしすぎる仲間とともに協力プレイ!



その後、巨大蟹にリベンジを果たし、ミルラの雫をゲットした。他のエリアのボスも倒して一定数の雫が溜まると1年が経過する。


2年目、3年目と月日が流れるごとにワールドマップの範囲が広がり、探索出来るエリアが増えていく。


4年の月日が流れ、蟹にボコボコにされた僕もすっかりベテランキャラバンだ。

多くのバトルエリアを踏破し、様々なボスを倒して操作にも慣れてきた。そろそろオンラインマルチプレイに挑戦してみようじゃないか。


仲間を募集するか、公開中の募集に参加するか、攻略中のパーティに途中参加するか選択出来る。手っ取り早く攻略中のパーティに参加してみよう。


お、いるいる!どうやら僕以外はニンテンドースイッチ以外でプレイしているようだ。

ソロプレイ時はモーグリがクリスタルケージを運んでくれていたが、協力プレイ時はモーグリが居ないのでプレイヤーが運ぶ必要がある。


他のプレイヤーは僕よりもHPが多く、おそらく熟練者だろう。

僕は「下っ端の僕が運びやすぜ!へへ!」と媚びを売り、クリスタルケージを積極的に運ぶ。


ザコ敵との戦いもスムーズで、3人が戦っている間に1人がケアルで回復してくれる。

ソロ時は、敵の攻撃で魔法を唱えている時間はあまりなかったが、協力プレイ時は味方が敵から守ってくれるため余裕を持って唱えられる。プレイ感覚がソロとは違うな。


そして危なげなくボスのもとに到達。ここでひとつやってみたかったことがある。

それは連携魔法「マジックパイル」だ。2人以上のプレイヤーがタイミングを合わせて魔法を発動させると、さらに強力な魔法を繰り出せる。

これこそ協力プレイの醍醐味!いくぜ!


いかんせん味方が強すぎて、普通にぶん殴っているだけで勝ててしまった。

いつか発動したいな、マジックパイル……!


本作のビジュアルは一見すると牧歌的なのですが……物語を進めたり綴られる日記を読んだりすると、意外にも殺伐な世界が広がっていることがわかり、その世界観に驚きながらも魅了されていきました。

可愛らしいキャラクターや素朴なグラフィック、牧歌的なサウンドをはじめ、魅力的だと感じる点はいくつもありました。その反面、ロードの長さやオンラインマルチプレイの不便な仕様、UIのとっつきにくさといった気になる点も結構あります。また、オンラインマルチプレイ時でのマジックパイルは、ボイスチャットで連携を取らないとタイミングを合わせるのが難しかったです。

オリジナル版は17年前のゲームなので仕方がないとは思いますが、細かい仕様などは今の時代に合わせて改良してほしかったですね。

『ファイナルファンタジー・クリスタルクロニクル リマスター』は、PS4/ニンテンドースイッチ/iOS/Androidを対象に配信中です。

吉田輝和のプロフィール:自画像の絵日記を20年以上書き続けている謎のおじさん。近年、「ちおちゃんの通学路(KADOKAWA)」や「お稲荷JKたまもちゃん(一迅社)」、「からかい上手の高木さん(小学館)」などの人気漫画のモブキャラとして登場しており、これまでアニメ作品に3回登場した。何故こんなに漫画に登場しているのか、描いた漫画家も吉田本人もよくわからないらしい。 吉田のTwitterはこちら
「吉田輝和の絵日記」で取り上げてほしいゲームタイトルがありましたら、こちらの申込みフォームで教えてください!すべての要望には応えられませんが、それでも出来るかぎり応えていきたいと思います。
《吉田 輝和》

おじさんの絵を描くおじさん 吉田 輝和

20年近く趣味でおじさんの絵(自画像)を描いていたら、いつの間にかおじさんの絵を描く仕事をするようになったおじさん。「吸血鬼すぐ死ぬ」や「からかい上手の高木さん」など数多くの漫画に、自分でも知らない内にモブとして登場している。 現在はGame*Sparkや他メディアでおじさんの絵やゲームの絵日記を連載中。お仕事の依頼は吉田輝和ツイッターからどうぞ。

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