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初心者が右往左往してみた―日本語版『EVE Online』で銀河を股にかけろ!【爆速プレイレポ】

今回の爆速プレイレポは、ニューエデン銀河まったくの初心者である筆者が、ついに正式リリースされた日本語版『EVE Online』の世界を彷徨いながら紹介してまいります。

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最新ゲームが毎日大量にリリースされる昨今。メーカーやストアのゲーム紹介だけでは「どんなゲームかわからない!」とお嘆きのGame*Spark読者も多いのではないでしょうか。そこで“なるべく早く”ゲームの生の内容をお届けするのが本企画「爆速プレイレポ」……となるのですが、今回は少し趣を変えて『EVE Online』をご紹介。

企画のきっかけは、CCP Gamesが、2003年から運営を行ってきたSFMMOである本作に対して、2020年12月8日ついに完全日本語版のサービスをし開始したことにあります。そこで今回は、この日本語版リリースに際して、本作初プレイの筆者が生の内容をお届けしてまいります。歴史の長いタイトルに対して右往左往する初心者の様子を、どうか生暖かい目で見守って頂けたら幸いです。

『EVE Online』とは?

本作は、銀河ニューエデン(New Eden)を舞台に繰り広げられる基本プレイ無料の宇宙MMO。17年続く老舗ゲームでありながらも、その自由度はずば抜けて高く、戦闘や採掘以外にも探索や交易など何でもできます。さらにプレイヤー数が何万人規模であるため、コミュニティは機能的かつ活発。PvPやPvEによるちょっとした小競り合いがそのまま宇宙を巻き込んだ大戦争へ発展し、文字通り銀河の歴史がまた1ページ記されることもしばしば。

そんな歴史ある大人気ゲームがついに完全日本語版をリリースしたことで、これまでちょっと敷居が高いかも……と二の足を踏んでいた方も参加しやすくなったのではないでしょうか。もしそういった方がこの記事を読まれていたら、是非初心者である筆者と一緒に銀河に放り出されて彷徨いましょう。

ちなみにヘルプチャンネルなどではチャット形式で他のユーザーと密な連絡を取り合うことも可能で、初心者にとってありがたい措置が取られています。しかし筆者は最初その事に気づかず、「すごい親切なAIがチャットチャンネルにいる!」と勘違いして危うく大恥をかくところでした。

チュートリアルをクリアしよう

自身の分身となるキャラクターを作成したら早速宇宙に漕ぎ出しましょう。所属する勢力は選択可能で、ミンマター共和国、ガレンテ連邦、アマー帝国、カルダリ連合……これら4つの勢力と、それぞれから更に分岐した血統があります。筆者は「銀河を股にかける運び屋や行商人になりたい」という思いから、企業連のような印象を受けたカルダリ連合に所属し、血統はアチュラの男性を選択。

キャラクリは顔の造形や体格など細かい部分まで調整ができるので、この部分ですでに時間をかなり使う新規ユーザーも多いのではないでしょうか?なお画像のキャラクターは別に筆者近影とかそういうものではなく、なんとなくダンディを目指した結果こうなりました。宇宙のダンディ。

さあ始まりました。これが初期船ですね。基本的な選択や決定はマウス操作ですが、各種ウィンドウやアクションにキーボードショートカットが用意されているものもあります。

航行中居眠りをしていたら、船のAI“オーラ”が物騒なことを言って叩き起こしてきます。彼女の台詞から察するに、自キャラが死亡した場合も復活できるクローン技術がこの世界では確立されているようです。ともあれここから彼女の指示に従って、チュートリアルが始まります。

画面中央内には左端はツールバーのようにアイコンが並んでおり、それぞれクリックするとウィンドウが表示されます。拡大縮小さらに重ね表示も可能なため、必要な情報を確認しながら航行することも可能。ここで気づいたのですが、キーボードショートカットは戦闘などで忙しくなる際に、いちいちカーソル合わせてクリックするより、手早く操作できて物凄く便利かもしれません。

それぞれのチュートリアルでは船の操作、ジャンプ、ステーションへの出入港、装備の脱着に弾の補充、スキルの割り振り……といった、どの項目でどういったアクションが出来るかという“基礎基本”を実際に体験しながら学習していきます。

また海賊船など敵との戦闘もありますが、相手は非常に弱いためよっぽどのことが無い限りは撃墜される心配もありません。そのためミッション失敗しない程度に、あれこれ操作を試して「こういう事ができるのか!」と学んでいく絶好のチャンス。なお、戦闘は昔のMMOらしく、ターゲット選択と射撃指示を出した後はオートで攻撃行動が行われていきますが、その最中の敵と自分との相対速度などで命中率が変わってくるなど、ただのオートバトルに比べると高い戦略・アクション要素を備えています。

数時間かけて一通り全てのチュートリアルをクリア。さて、スペース行商人になるためにはどんなキャリアパスを描けば良いのか……というところへオーラが「エージェントとミッション」を確認するよう勧めてくれました。

キャリアを始めよう

このまま宇宙に飛び出して、よくわからないまま爆死してクローン復活というのもネタとしては良いかもしれませんが、ここはオーラの勧めに従いましょう。これだけ規模の大きな銀河MMOですし、ゲーム側が用意してくれている「商人としてキャリアを歩むイロハ」を学んでおくに越したことはありません。

ここはユイトラVIにある連合軍事学院。ヒゲがダンディなハッカラス・イホラ氏からデータシートを目的地まで輸送して欲しいと仕事の依頼が来ました。「帳尻合わせ」というミッション名と1/10という数字が、これが10回に及ぶ連続ミッションであることを予想させます。

別タイトルになりますが筆者はもともと『Elite Dangerous』が大好きで、そこでも大型貨物船Lakon Type-9 Heavyに乗り込んで、星から星へ飛び回り大いに楽しんでいました。そのため輸送ミッションは大歓迎、早速受諾してスペース運び屋ロールプレイをしてまいりましょう。

ジャンプを挟んでサクッと完了。ミッションタイトルがその場で2/10に変わったので一瞬何かスキップされたのかと焦りましたが、そんな事はありませんでした。報酬にあるISKとは通貨単位のことです。現時点でこれが割の良い報酬かどうか不明ですが、やや大きい買い物をする際は、百万単位で金額が飛んだので、そこそこ貰えているのではないでしょうか。

お次は船の残骸にサルベージ装備を用いることでブラックボックスを回収するミッション。敵の海賊船も出現しますが、ものすごく弱いので簡単にスクラップにできます。こちらも簡単にクリア。

今回の報酬はなんと採掘船!見た目も格好良いですし、なんて太っ腹なんでしょうか。

と、思ったら次のミッションで採掘を依頼されました。ちゃっかりしてますね、さすが商人専門キャリアの教官(?)。

この他にも「装備や弾薬を用意して輸送して欲しい」というミッションがありますが、ここで自由度が高いと感じたのは、先程の採掘ミッションしかり、目標達成に複数のオプションがあること。対象アイテムを、「集めた素材から製作して用意」しても、「マーケットから買い付けて用意」しても、ミッション達成になるのです。

ここで更に面白かったのは、そういったミッションを受諾した際にステーション内のマーケットを見ると、皆似たようなことを考えているのか、既に対象アイテムが購入可能の状態で並んでいたことでした。しかも一部はどう考えても割高な値段が着けられていたり。右も左もわからない初心者が「あ、ステーションでこのミッションアイテム買えるじゃん!」と飛びついたら泣きを見るパターンですね。とはいえそれもこういったゲームの醍醐味だと感じます。

少し話は脱線しますが、こうした連続ミッションであちこちのステーションを回っていると本当にいろいろな形があって驚きます。先程も載せたような、超大型艦のような形もあれば、ザ・宇宙ステーションそのものな形もあります。またステーションは近くに寄れば、大都市が広がっており、おそらく交通機関と思われる灯りが道(?)を行き交っている様子を確認できます。

一番驚いたのはこちらのステーション。ところどころ欠けていますが、プレイヤーの手によるものなのでしょうか、MOONPIREと思しき文字が浮かんでいました。

ステーションとのサイズを比較するとその範囲の広さに驚きます。

さて話を戻して、10回連続ミッションを完了したら、トレーニング卒業おめでとうの言葉とともになんとバッジャー輸送艦が贈られました。

武器装備類のスロットと輸送量が大きく増え、これからの運び屋キャリアを考えると大変ありがたい贈り物ですね。

銀河に漕ぎ出そう

イホラ氏は他の専門キャリアトレーニングも受けることをおすすめしてくれましたが、折角頂いた輸送艦を使わない手はありません。慣らし運転も兼ねて、流通エージェントたちから仕事をいくつか受けていきます。

むむ、このシシャイ・サマヌニ女史とお近づきになりたいですね。早速受諾しましょう。ところで『Elite Dangerous』でも似たように依頼人の顔写真が並びますが、ミッションを達成するとそれまでの硬い表情が徐々に笑顔へ変わっていくんですよね。本作にそういうシステムはあるのでしょうか。

イホラ氏と同じ口調で面食らいます。中身おじさんじゃないでしょうね。

サマヌニ女史の依頼を受けるには、彼女がいるステーションで直接受諾しなければなりません。少し距離があるので、マップで経路を確認しつつジャンプを繰り返します。ここも、将来的にはレベルアップや装備などで足回りを改善して、工程を短くしていけたらと思います。あと経由地点に「クソモンモン」とかいう場所があって我が目を疑いました。クソモンモンて。気の強そうなおねーさんに釣られてミッションを受けに行く筆者を端的に表現しt(自制)

クソモンモ……じゃなかったサマヌニ女史は若干口が悪いものの、きっとミッション達成の暁にはデレてくれるはず。

冷たい……。

おわりに

2003年から続く歴史を考えれば、本作の徹底した作り込みは軽く触っただけでも果てしなく、気が遠くなります。しかしながらその分、ゲーム自体に備えられた手厚いチュートリアルだけでなく、ヘルプや外部のコミュニティサイトなどにおける各種の詳しい説明のおかげで、これから始める初心者にとっても遊びやすい環境が整っています。

そして、チュートリアル含む序盤のミッションをこなすうちに初心者ながら、「装備をアップグレードして、ジャンプの工程を楽にしたい」のようなことを思いつくでしょう。そこでまた面白いのが、装備自体のグレード、プレイヤーキャラのスキル、船にかかる負担やスペックなどなど……これらの要素を考慮に入れる必要があるその奥深さ。そしてこの一連の流れ自体が「ニューエデンで生活している」という気持ちを高めて、ロールプレイを楽しませてくれます。

筆者もあれこれ試しながら10時間程プレイしましたが、チュートリアルにトレーニングを終えたばかりという程度では、遊び尽くすのは到底不可能であるということがよくわかりました。

しかしこれはむしろ、ここからが最高の旅立ちと言っても差し支えないでしょう。目の前には無限に広がる銀河があり、そこには人々が営む社会と経済がある。そこに自分の活動範囲を開拓していく面白さ。

もしこれから新しく始めようと考えている方がこの記事を読まれていたら、自信を持ってプレイをおすすめします。

タイトル:EVE Online
対応機種:PC(Windows/Mac)
記事におけるプレイ機種:PC(Windows)
発売日:2003年05月06日
記事執筆時の著者プレイ時間:10時間
価格:基本プレイ無料(ゲーム内課金あり)

《麦秋》

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