『ニーア レプリカント ver.1.22474487139...』は『ニーア オートマタ』ファンにもオススメの傑作―感情揺さぶるインタラクティブ・ミュージックにも注目【プレイレポ】 | Game*Spark - 国内・海外ゲーム情報サイト

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『ニーア レプリカント ver.1.22474487139...』は『ニーア オートマタ』ファンにもオススメの傑作―感情揺さぶるインタラクティブ・ミュージックにも注目【プレイレポ】

シリーズ最新作『ニーア レプリカント ver.1.22474487139...』のPC版プレイレポをお届け。『ニーア オートマタ』からシリーズに触れたプレイヤーの感想やいかに……。

連載・特集 プレイレポート
『ニーア レプリカント ver.1.22474487139...』は『ニーア オートマタ』ファンにもオススメの傑作―感情揺さぶるインタラクティブ・ミュージックにも注目【プレイレポ】
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スクウェア・エニックス、トイロジックが共同開発し、スクウェア・エニックスが販売する『ニーア』シリーズ最新作、『ニーア レプリカント ver.1.22474487139...』(NieR Replicant ver.1.22474487139...。2010年4月に発売された『ニーア レプリカント』をベースとしたバージョンアップ作品として位置づけられた本作のプレイレポをお届けします。

筆者は前作の『ニーア オートマタ』(NieR:Automata)で『ニーア』シリーズに初めて触れ、ドハマリした口。本稿のプレイレポについてはSteam版を利用し、操作はキーボード・マウスで行っているため、一部環境による差異がある可能性がある点と、原作にあたる『ニーア レプリカント』は未プレイという点を踏まえた上で、お楽しみください。

基本的なアクションと黒の書の使い方を覚えよう

オープニングの後、攻撃や黒の書の使い方を覚えられるシーンが始まります。とはいえ、かなり多くの雑魚敵が出るため物足りなさもなく、むしろアクションが苦手な人であれば少し大変かも……と思ってしまうほど。もちろん、回避も忘れてはいけません。

最後はボスと戦うことになりますが、黒の書のチャージなどをうまく駆使して戦うのがコツのよう。トドメは弱点に攻撃を当ててフィニッシュ。戦闘は爽快感とアクション感が高いレベルで両立されていると感じました。

なお、魔法はデフォルトでQとEキーに割り当てられていますが、マウスの戻るボタンと進むボタンでも発射することができます。WASDで移動しながら魔法が撃ちにくいな、と感じたらマウスを使ってみましょう。

インタラクティブ・ミュージックがプレイヤーを惹き付ける

シーンが変わり、主人公はポポルに会いに行くことになりますが、ここで筆者が気になった点が1つ。ゲーム中でインタラクティブ・ミュージックが非常に活かされているということ。具体的に言ってしまうと、ここで流れる曲はデボル・ポポルでお馴染みの「イニシエノウタ」のアレンジBGM。

家の中ではベルの音色を中心とした神秘的な印象の曲ですが、家の外に出ると曲が続いたままパートがすべて入れ替わり、ガットギターとピアノ、そしてパーカッションが奏でる牧歌的な雰囲気の曲に変わります。さらに噴水へ近づいていくと、リュートのような楽器を演奏しながら歌っている女性が見えるのですが、BGMも少しパートが増え、ボーカルも入って来ます。そう、その歌っている女性こそがデボルなのです。

サブスクでは関連作品のサントラも聴ける

家の外のひよこも母を追う

ひとしきりインタラクティブミュージックを堪能し、寄り道をしつつも図書館へ入ると、そこには『ニーア オートマタ』でも見た”あの”景色が広がります。2階へ上がりポポルと話して依頼を受け、北平原へ羊を狩りに行くことに。

前作『オートマタ』の塔にあった複製されてない方の図書館。やっぱり大きな本棚には夢がある

その後、お使いをこなしていくと、家にいるはずのヨナがいません。ポポルへ相談へ行くと、月の涙がある石の神殿に行くことになります。石の神殿への道にはアイテムが複数落ちているため、忘れずに拾っていきましょう。

絶景、石の神殿

石の神殿に入ると、マモノが出てきますが、今の主人公ではなかなか倒すまでも時間がかかってしまいます。無駄にダメージを食らわないように気を付けつつ、丁寧に倒していきましょう。内部では通常視点の他、部屋によっては真上からの視点やサイドビューなどに切り替わりますが、操作は同じまま。現時点では十分世界観を楽しみながら進んでいくことができます。

ボス戦では白の書とともに戦うことになりますが、チュートリアルで使い方を覚えた魔法を活用していくのがポイント。また、ボスの攻撃に合わせてタイミング良くガードを発動し、攻撃を弾き返す「はじき返し」を組み合わせることで、より楽に倒すことができます。ガードが難しいな、と思った時は回避するとより安定します。

ボスを倒せば、いよいよオープンワールドを100%楽しむことができるようになります。ヨナを救うために、白の書とともに世界へ飛び出す時です。

少し進めればイノシシにも乗れるように

白の書を活用しよう

白の書では、マップやアイテム、クエストや武器・魔法の確認だけでなく、さらに武器や魔法に装着できる”ワード”を管理することができます。

ワードはマモノを倒すことで入手ができますが、特定の敵から特定のワードがドロップするようで、欲しいワードがある場合は狙って倒していく必要があります。装着部位は武器と魔法、体術それぞれで分かれており、さらに前部と後部の計6種が存在。ワードの効果が有効な部位は決まっており、効果がない部位に装備しても発動することはありません。

また、同じワードを別のものにも装備し、共存させることができるため、上の画像のように、魔法の後部「が、歌を口ずさむ」を、黒の弾と黒の槍の両方に装備することが可能です。

絶対にプレイすべき傑作

冒頭で触れたように、筆者は『ニーア レプリカント』自体は初プレイだったものの、バージョンアップ作品という位置づけもあるためか、前作『ニーア オートマタ』と遜色のないプレイフィールだけでなく、グラフィックも最新タイトルならではの美麗さを兼ね備えており、とても11年前に発売されていた作品が元となっているようには感じられません。

キーボード・マウスでプレイするには若干カメラの操作面で気になる点があるものの、十分気にせずプレイできる範囲に留まっていますし、前作と比較しても細部がブラッシュアップされているように感じました。また、Steamでいくつか報告されている正常に動作が行えない不具合も筆者の環境では発生しておらず、快適なゲームプレイを楽しむことができています。

また、昨今のゲームではよくインタラクティブ・ミュージックが取り入れられていますが、本作ではそれを最大限活かした演出をしており、このあともプレイヤーを楽しませ、心を揺さぶってくる展開があることは想像に難くありません。個人的には前作『ニーア オートマタ』とあわせて本作を楽しんでほしいですね。


ニーア レプリカント ver.1.22474487139...』は、現在Steam/PS4/Xbox One向けに8,580円(税込)で販売中です。


《kuma》

kuma

作詞家/作編曲家/元Esports競技勢。FPS、アクションRPG、シミュレーター系が主食。ハードウェア・ソフトウェアレビュー、インタビューなどをやっています。

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