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俯瞰視点2DローグライクACT『斬妖Raksasi』―ゲームプレイが異なる続編の開発にも既に着手【開発者インタビュー】

メガネで猫好き…ん?絵日記描いている人でもそんな人がいたような…

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俯瞰視点2DローグライクACT『斬妖Raksasi』―ゲームプレイが異なる続編の開発にも既に着手【開発者インタビュー】
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気になる新作インディーゲームの開発者にインタビューする本企画。今回は、GlassesCatGames開発、PC/PS4/スイッチ向けに4月22日に正式リリースされた俯瞰視点2Dローグライクアクション『斬妖Raksasi』開発者へのミニインタビューをお届けします。

本作は、ローグライク要素を持つ俯瞰視点のダンジョンアクションゲーム。戦争や災害、妖異の暴動などにより荒廃した世界を舞台に、闇を取り除き光をもたらすため7人のヒロインが戦います。日本語にも対応済み。

『斬妖Raksasi』は、1,520円で配信中(Steam)。



――まずは自己紹介をお願いします。

GlassesCatGamesこんにちは!中国を拠点とし、わずか3人の開発者で活動している小さなグループ、GlassesCatGamesです。私たちはリモートで開発を行い、面白いインディーゲーム開発に注力しています。私たち全員がメガネをかけ、猫が大好きですので…こういう名前になりました。本作は私たちのデビュー作ですので、気に入っていただけると嬉しいです。

――本作の開発はいつどのようにして始まったのでしょうか?

GlassesCatGames2018年、私たち3人にはいくつかのゲームアイデアがあり、自分たちでインディーゲームを作りたいと思いましたので、1人ずつ仕事を辞めていきました。まずはデモを作り、俯瞰視点のアクションゲームが面白いかどうか試してみたのです。いくつかデモを作ってみると、自分たちがすべきことがはっきりとし、本作の開発がスタートしたのです。

――本作の特徴を教えてください。

GlassesCatGamesまず、本作では俯瞰視点を採用しています。特徴、と言うほどのことではないかもしれませんが、最近のゲームではかなり珍しいのではないでしょうか。キャラクターの顔、体、脚が見えないなど、グラフィック面では表現力が乏しいため、俯瞰視点が好きではないと言う人もいます。しかしメリットもあります。死角がないため、プレイヤーは距離を正確に判断することができ、わずらわしいミスが減るのです。本作のバトルは正確な判断が求められます。あらゆる行動がとても重要なのです。

また、本作は他のアクションゲームと異なり、数多くのモンスターが登場します。本作では一つ一つのバトルが緊張感のあるものとなっており、まるで格闘ゲームのようなスリルを味わえますよ。

――本作が影響を受けた作品はありますか?

GlassesCatGames私たちは『DARK SOULS』シリーズ、『The Binding of Isaac』『Dead Cells』といった素晴らしいゲームが大好きで、本作にも影響を与えています。これらのゲームと似た部分を本作の中で見つけることができるかもしれませんね。アート面では、『Darkwood』と『Blade & Sword』(2002年発売の中国産ゲーム)から多くの影響を受けています。

本作の世界観とキャラクターデザインは、中国のアンティーク本である「A Chinese Bestiary: Strange Creatures from the Guideways Through Mountains and Seas」と「Things That People Can't Explain」、そして「The Miracle Fighters(奇門遁甲)」という映画から多大な影響を受けています。

――新型コロナウイルスによる開発への影響はありましたか?

GlassesCatGames新型コロナは、多くの人が今までのように共同作業をするのを不可能にしてしまいました。しかし私たちはリモートで作業をしていますので、開発にはあまり影響はありませんでした。しかし、新型コロナのせいで日本の審査期間(CERO)の承認作業がしばらく止まってしまったので、ゲームのローンチには多少影響が出て、予定していたよりも数ヶ月遅れてしまったのです。

――本作の配信や収益化はしても大丈夫でしょうか?

GlassesCatGamesその質問への回答は……もちろんOKです。配信者の方にもYouTuberの方にも、ぜひ本作を遊んでいただき、ファンの方々と共有していただきたいです。より多くの人に本作を知ってもらうことで、本作に興味を持っていただき、実際に遊んでみていただけると嬉しいです。

――最後に日本の読者にメッセージをお願いします。

GlassesCatGames本作に興味を持っていただいている日本のすべてのプレイヤーとメディアに御礼申し上げます。今後も追加コンテンツを作っていく予定で、すべての人により良いゲーム体験をご提供できればと思っています。また、私たちは本作の続編の開発にもすでに着手しています。続編のストーリーは本作のものと深く関わっていますが、ゲームプレイはかなり異なります。すべてのプレイヤーの方に、まったく新しいゲーム体験をご提供できればと考えていますし、同時に本作の世界観をより深く理解していただけると嬉しいです。

――ありがとうございました。

◆「注目インディーミニ問答」について
本連載は、リリース直後インディーデベロッパーメールで作品についてインタビューする連載企画です。定期的な連載にするため質問はフォーマット化し、なるべく多くのデベロッパーの声を届けることを目標としています。既に400を超える他のインタビュー記事もあわせてお楽しみください。

《Chandler》
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