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コテコテ洋風ファンタジーなアーケード風アクション『Battle Axe』をボッチプレイ!【爆速プレイレポ】

濃厚ファンタジーな世界観のトロクラシック・アクション『Battle Axe』は往年のアーケードゲームそのままの手触り!

連載・特集 プレイレポート
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最新ゲームが毎日大量にリリースされる昨今。メーカーやストアのゲーム紹介だけでは「どんなゲームかわからない!」とお嘆きのGame*Spark読者も多いのではないでしょうか。そこで“なるべく早く”ゲームの生の内容をお届けするのが本企画「爆速プレイレポ」となります。

今回は2021年4月29日に、Numskull GamesよりXbox One/PC(Steam)/ニンテンドースイッチ(海外)/PlayStation 4(海外)にてリリースされた『Battle Axe』について生の内容をお届けしたいと思います。

『Battle Axe』とは

『Battle Axe』は一言で言うなら、クラシックな雰囲気のドット絵で描かれるレトロアーケード風アクションです。題名からは、往年の名作ベルトスクロールアクション『ゴールデンアックス』を想起させますが、画面は俯瞰視点からの見下ろし型2Dで、ゲーム性としては共通点はあまりありません。

とはいえ、レトロアーケードを意識したビジュアルや濃厚な西洋ファンタジーの世界観、キビキビした操作性のアクションは、『ゴールデンアックス』や『ガントレット』といったファンタジーをテーマとした古典的名作に通じるものがあります。さらに、BGMは『ロックマン』シリーズの作曲などで知られる松前真奈美氏が担当。煙草で白く煙ったゲーセンで100円玉を積み上げた世代は懐かしい気分でプレイできそうなタイトルです。

ドワーフ戦士っぽいのに斧じゃないだと!?

ゲームを起動してメーカーロゴの表示が終わるとデモから始まりました。といっても、暗雲立ちこめる大地に塔がそびえ、怪物が現れ、最後にボスらしき敵が登場するだけの短いもの。テキストやアナウンスでのストーリー説明などもなく、雰囲気だけで押し切るこの感じ、のっけからアーケードテイスト満点です。

メニューからは2人同時プレイも可能なことがうかがえます。ストアページの表記によるとネットワーク対応はしていないようですが、マッチングロビーなどは諦めるにしても、SteamならRemote Play Togetherでフレンドとオンラインで協力プレイができるはずです。まあ筆者はMMOですらソロプレイしかしない超絶ボッチプレイヤーなので何があろうと1人ですけどね!

ゲームモードはARCADE MODE、INIFINITE MODEの2種類。今は選べませんが、おそらくクリア後にはNEW GAME+(強くてニューゲーム)が選べるようになりそうです。ひとまずARCADE MODEで進めていきましょう。

キャラクター選択画面では使用キャラを3人の中から選びます。ドワーフっぽい赤毛のオッサンRooney(ルーニー)、ダークエルフの二刀流剣士Fae(フェイ)、ドルイドのIolo(アイオロ)は魔法使いキャラになります。

ちなみに、「2 PLAYERS」で始めると、横並びで1Pと2Pがそれぞれ使用キャラクターを選べます。同キャラも選択可能。ひとまず、たぶんドワーフ戦士のRooneyで始めました。

大砲を抱えてるから射撃もできるんだろうとは思ってましたが、近接は素手のパンチと大砲の振り下ろしの2段階繰り返しです。斧じゃないだと!? というか、名前が「'Rooney' - Marauder」となっていたので、このおっさんドワーフじゃなくて単なる山賊なのかも。

それと、初回プレイでもチュートリアルなどは一切なしで、いきなり普通にゲーム本編に突入しています。「インストラクションを読め」という容赦ないアーケードスタイル。でも4ボタンアクションなので、マニュアルとか読まなくても普通に色々試しているだけで、だいたい把握できるぐらいにはシンプルなアクションになっています。まあ宝箱から出たアイテムは無駄撃ちしてしまいましたが。

ちゃんと操作を確認しておきましょう。4ボタンがそれぞれ近接攻撃、遠距離攻撃、特殊攻撃、アイテムに対応。やることは移動と、ボタンで攻撃orアイテムのシンプル操作です。ただ、移動もかなりデジタルな8方向なので、遠距離攻撃は自分を中心にキャラが向いている8方向しか狙えません。こういう細かい所にクラシックなアーケード感覚が盛り込まれていてノスタルジーを感じます。

能力の違いがはっきり分かれた3人のプレイヤーキャラ

3キャラクターでざっとひと通りプレイしてみたところ、それぞれ性能上の個性がかなりはっきりしている感じだったので、ひとりずつ見ていきましょう。

まずは、一見ドワーフに見えるけどただの山賊かもしれない 'Rooney' - Marauder から。

  • バランス型
  • 初期体力5
  • 近接攻撃・遠距離攻撃とも、攻撃速度・攻撃力の両面で中間
  • 歩行速度は遅く、他の2人の3/4程度
  • 代わりに、近接攻撃・遠距離攻撃とも移動しながら行なえる
  • 特殊攻撃は前方へ突進

近接攻撃は前方2段コンボで、1段目は殴り、2段目は大砲の振り下ろしです。速度はどちらも変わらず、速くもなく遅くもない使いやすい速さ。

遠距離攻撃はそこそこ連射が効きますが、一発ずつの火力が低いので敵の数が多いと押し切られがちです。

特殊攻撃は3キャラとも高火力の必殺技でそれぞれモーションが違います。Rooneyは前方への突進攻撃で、接敵攻撃にも包囲からの脱出にも使える有効な攻撃になっています。

特筆すべきは初期体力が5でやや死ににくいことですが、近接攻撃・遠距離攻撃ともに連射・ダメージの両面で中途半端なため火力が不足しがちで、その上足も遅いので、他のキャラより生存は厳しい印象。バランス型といえば初心者向けのキャラにされがちですが、Rooneyはバランス型の欠点が強く出てしまっている上級者向けのキャラクターになってしまっています。個人的印象としては、一番使いにくいかも。

2人目はダークエルフ戦士の 'Fae' - The Dark Elf。

  • 近接攻撃型
  • 初期体力4
  • 近接攻撃は攻撃速度がきわめて速く、手数で高DPSを叩き出す。ただし、移動しながら出せない
  • 遠距離攻撃の投げナイフはなかなかの威力だが、1画面に1発しか出せず連射が効かない。移動しながらでも投げられる
  • 歩行速度は標準
  • 特殊攻撃は全方位に当たる回転斬り

近接攻撃は双剣を高速で繰り出す斬撃で、単発の威力はそれほど高くありませんが、連射が効くため高火力となります。ただし、歩きながら出すことはできません。方向は変えられるので、その場に踏みとどまって四方八方から迫り来る敵を片っ端から切り刻む感じで使います。

遠距離攻撃は投げナイフで、Rooneyの大砲より威力は高いのですが、1画面に1本しか出ないので連射が効きません。その代わり歩きながら投げることができます。

特殊攻撃は回転斬りで、全方位に当たるようです。立ち止まって出すとその場で回転して周囲の敵を一掃し、歩きながら出せば前方に移動しながら敵を切り捨てつつ進むので、Rooneyの突進と同じような使い方もでき、とても使い勝手がいい技です。

Faeは火力が高くバッサバサ敵を切っていけるので使い心地は爽快です。Rooneyと違って歩行速度は普通なので敵の攻撃を避けながら隙を突いて攻撃するというアクションゲームらしい挙動も可能。ただ、主力が近接攻撃なので、遠距離攻撃を持っている敵の攻撃をいち早く察知して避けるのはむしろ必須となり、上級者向けの高火力キャラと言えます。逆に、アクションゲームが得意なら一番使って楽しいかもしれません。

3人目はノームっぽい魔法使い 'Iolo' - The Druidです。

  • 遠距離攻撃型
  • 初期体力4
  • 近接攻撃はモーションが遅く火力が低い
  • 遠距離攻撃は弾速が速く連射も効き、威力も強いのでかなり強力
  • ただし、近接攻撃・遠距離攻撃とも移動しながらは出ない
  • 歩行速度は標準
  • 特殊攻撃はショートテレポート。クールダウンが短い

Ioloの近接攻撃は長いヒゲを叩きつける攻撃ですが、モーションが遅く連発できません。火力も心許ないし、遠距離攻撃が強力なので戦闘では使う機会があまりなく、ほぼ宝箱を開けるため専用です。

代わりに遠距離攻撃はめちゃくちゃ強力で、前方へ魔法弾を発射するのですが、連射速度・弾速ともに速いため、1発の威力はわかりませんが感覚的には相当の高火力が出ます。連射が効く分スキも少ないため、他の攻撃を選ぶのを忘れるぐらい便利です。

特殊攻撃は防御寄りの能力で、ショートテレポートになります。移動しながら使えば歩いている方向へのテレポートになりますが、立ち止まって使うとランダムな方向にテレポートします。テレポートの出口に出現する球体の範囲に巻き込んだ敵に大ダメージを与えますが、囲まれたときの脱出用として使う方が役に立ちます。また、他の2人の特殊攻撃に比べるとクールダウンが短く、1/3程度の時間ですぐ再使用が可能になります。

歩行速度は一番速い印象があるのですが、同じ距離を実際に歩いた動画で測ってみると、フレーム数はFaeとほぼ同じだったので、FaeとIoloが標準速度で、Rooneyの足が遅いようです。

Ioloはともかく遠距離攻撃が強くスキがなく、非常に使いやすいため、上級者向けになりがちな遠距離攻撃キャラなのに、3人の中で一番使いやすかった印象があります。むしろ、Ioloこそが初心者にオススメのキャラに感じました。ただ、敵がドロップしたコインが消えるのが早いので、遠隔キャラだと所持金集めは少し不利になりそうです。

スコアとコインを稼ぎながら人質を救出

そんなわけで、IoloでARCADE MODEをプレイした時の流れに沿って内容を見ていきましょう。

ステージのデザインは地形で区切られたエリアが繋がっている形で、配置されたザコ敵が次々と現れては襲ってきます。倒すとジェムやコインをドロップし、ジェムを拾うとスコア、コインを拾うと所持金が増えます。

敵の中には飛び道具を放ってくるものもいて、こちらが8方向にしか撃てないのに相手はまっすぐ現座標に向かって撃ってきたりして案外やっかいなので、早めに倒したいとところです。

ステージには時々、宝箱が配置されていて、開けるとアイテムやコインが出現します。

難易度はEASY・HARDの2段階を設定できるのですが、HARDモードだと宝箱からたまに敵が出てきたりしてビビります。

またステージには捕まった市民が配置されていて、触ると救出となり、スコアが増えます。市民の配置は位置がランダムで少しずれますが、だいたいの場所と人数は毎回同じです。宝箱や敵の配置も基本的には決まっており、パターンを覚えながら進むアーケードゲームらしい作りになっています。攻略本が欲しくなりますね。

そうして、ステージの一番奥に辿り着いたらボス戦です。ステージ1のボスは空中戦艦で、手前の崖を左右に走って敵弾を避けながら、砲台を破壊すれば勝ちです。左の操舵手も倒すことができますが、敵船の動きが不安定になるだけで、むしろ攻略が面倒になります。

いずれにせよ船上の敵を攻撃するのに遠距離攻撃が必須なため、このボスはIoloが一番攻略しやすいキャラになります。難易度EASYだと割と瞬殺で、ノーダメクリアも余裕です。

難易度HARDだと少しパターンが変わり、砲台の体力が残り半分以下まで減ると、船倉からザコ敵が出現して手前の崖に飛び移ってくるようになるので要注意です。

とはいえ、まだステージ1なのでHARDでもそれほど苦労することなく突破できる程度の強さです。倒すとステージクリアになり、タイムやキルカウントからランクが付けられます。

集めたコインでアイテムを購入!

ステージの合間にはキャンプシーンが挿入されます。ここでは隻眼のエルフが登場して、魔法のアイテムを売ってくれます。

宝箱から出るものもありますし、宝箱では見たことのない商品も並んでいます。ここで買えるアイテムの効果は左から順に下記の通りです。

  • チキン(Cost:5)…体力を1回復する
  • 魔法の巻物(Cost:20)…使うと画面全体にダメージ
  • 健康増強(Cost:50)…体力の最大値を1増やすアップグレード
  • スピードアップ(Cost:50)…歩くスピードを速くするアップグレード
  • 余分な強さ(Cost:75)…近接攻撃の威力を上げるアップグレード
  • 発射体のパワーアップ(Cost:100)…遠距離攻撃の威力を上げるアップグレード

難易度EASYだとここで体力が回復しますが、HARDではダメージも持ち越しです。一番右の手アイコンを選ぶとステージ2へ進みます。

ステージ1では1度敵を一掃したエリアには新しい敵は出現しませんでしたが、ステージ2からは通過したエリアに敵が無限湧きするようになります。背後から襲われる可能性があって面倒ですが、延々とコインを稼ぐこともできるので、欲しいアップグレードが買える程度には貯めておきたいところです。

またステージ1から登場していた破壊可能な装置のようなものは、単にスコアとコインを稼ぐだけのオブジェクトではなくなりました。所々で道を塞いでいるバリケードを解除するために破壊する必要があり、通れない場所では付近に装置がないか探さなければなりません。

ステージ2を進んでいくと、敵のバリエーションや数、罠の種類などもだんだんと増えて歯ごたえも増してきます。困難を乗り越えて一番奥にたどりつくと、カニの化け物のようなボスが姿を現しました。

ステージ2のボスは飛び道具を数回繰り返した後、大ジャンプからのボディプレスという攻撃パターン。基本的にプレイヤーを追跡してくるので、FaeやRooneyのような近接が使えるキャラの方が楽かもしれません。

続くステージ3は突進してくるリザードマンのような敵が多数登場する廃城エリア。敵・罠ともにさらに増えて手強くなってきた上に、これまでに残機も減っていたこともあって、さすがに難易度EASYでも初見では突破できませんでした。

ゲームオーバーになるとハイスコアが画面になり、ランキングが表示されました。最後までアーケードゲームへの拘り溢れる演出です。

今回は切りが良いのでここまでで終了しました。80~90年代のクラシックゲームにインスパイアされたというだけあって、プレイするたびに上達していく感覚が味わえて、まさに往年のゲーセンで慣れ親しんだ古き良きアクションゲームそのもの。なかなか懐かしい手触りのアクションゲームに仕上がっていました。

タイトル:Battle Axe
対応機種:Xbox One/PC(Steam)/ニンテンドースイッチ(海外)/PlayStation 4(海外)
記事におけるプレイ機種:PC(Steam)
発売日:2021年4月29日(Steam版)
記事執筆時の著者プレイ時間:6時間
価格:3,090円(Steam版。5月7日までは2,626円)/3,500円(Xbox One版)

《齋藤 直樹》

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