一画面高難度2Dアクション『Sunblaze』―YouTube動画を見て、次々と変化していく部屋の中で展開する高難度の2Dアクション、というアイデアが生まれた【開発者インタビュー】 | Game*Spark - 国内・海外ゲーム情報サイト

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一画面高難度2Dアクション『Sunblaze』―YouTube動画を見て、次々と変化していく部屋の中で展開する高難度の2Dアクション、というアイデアが生まれた【開発者インタビュー】

どこの国でもゲーム好きは猫好きが多い…?

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一画面高難度2Dアクション『Sunblaze』―YouTube動画を見て、次々と変化していく部屋の中で展開する高難度の2Dアクション、というアイデアが生まれた【開発者インタビュー】
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気になる新作インディーゲームの開発者にインタビューする本企画。今回は、Games From Earth開発、PC/Mac/Linux/海外スイッチ向けに6月3日にリリースされた一画面高難度2Dアクション『Sunblaze』開発者へのミニインタビューをお届けします。

本作は、一画面で展開される高難度2Dアクション。元スーパーヒーローの父を持つ少女ジョシーことSunblazeを操り、スーパーヒーローになるためのトレーニングをこなしていきます。パズル要素も特徴。記事執筆時点では日本語未対応です。

『Sunblaze』は、1,520円で配信中


――まずは自己紹介をお願いします。

Sven Magnus氏(以下Sven)私はベルギーのインディー開発者で、何年にも渡ってゲーム開発をしてきました。初期の作品は本当にひどいFlashゲームで、その後は本当にひどいモバイルゲームの開発に移りました。それからしばらく経つと、ある程度ちゃんとしたモバイルゲームを作れるようにもなり、いくつか成功と呼べるものもありました。モバイルゲームの開発を数年続けると、私は何か変化が必要だと感じ、もっとちゃんとしたゲームを作りたいと思ったのです。

本作において、自分でプログラミング、レベルデザイン、ストーリー、音楽を作りました。グラフィックとサウンドはとても才能のある方々にご協力いただき、素晴らしいものに仕上がったと思っています!

――本作の開発はいつどのようにして始まったのでしょうか?

Sven本作の開発は、2020年4月の初め頃にスタートしました。ある程度形が出来上がってくると、私はアート、サウンドエフェクト、そして共同で作曲を行うため、才能あるアーティストたちにコンタクトしたのです。

――本作が影響を受けた作品はありますか?(開発者の意向により、通常と質問の順序を変えてあります)

Sven本作の初期アイデアは、YouTubeで「孔明の罠 - Kaizo Trap」という動画を見ていたときに思いつきました。この動画では、女性の主人公が難しい2Dアクションを攻略しなくてはいけません。(動画の終盤で)次々と襲いかかってくるレーザーを避けるシーンがあるのですが、このシーンを見て、次々と変化していく部屋の中で展開する高難度の2Dアクションゲーム、というアイデアが生まれたのです。

そのあと、私は『Celeste』を何度もプレイしました。そしてこのタイプのゲームがとても気に入り、大きな影響を受けることとなったのです。

――本作の特徴を教えてください。

Sven本作の特徴の一つが、ステージ移行です。プレイヤーは部屋のゴールに到達すると、部屋全体が変化し、新しいステージとなっていきます。このため、ゲームプレイを中断することなく、遊び続けることができるのです。

他にも同ジャンルの中で差別化しているポイントとして、パズルに重点を置いているということがあります。一部のステージは単純にタイミングと反射神経が必要ですが、多くのステージではパズルを解くために頭を使う必要があります。

また、他の2Dアクションでは見られないような新しいシステムも多く搭載されています。ぶら下がれるレールや、レーザー、スライム、爆発物、罠などが登場します。アンロックできるすべてのボーナスチャプターでも、新しいシステムが登場しますよ。

とは言え、本作一番の特徴は、猫を撫でられるということです!

――本作の日本語対応予定はありますか?有志翻訳は可能でしょうか?

Svenはい、予定はありますが、まだ対応予定日を答えられる段階ではありません。有志翻訳は大歓迎です!翻訳はパブリッシャーが担当しているので、ぜひDiscord上でコンタクトしてみてください。

――新型コロナウイルスによる開発への影響はありましたか?

Sven本作は最初から最後まで、ロックダウン中に作られました。私はこれまでも、自宅から世界中の人たちと一緒にゲーム開発を行ってきましたので、大きな変化はありませんでした。むしろ通常よりも孤立する環境だったので、本作の開発により集中することが出来たと言えるでしょう。

――本作の配信や収益化はしても大丈夫でしょうか?

Svenもちろんです。配信は私も大好きです!

――最後に日本の読者にメッセージをお願いします。

Sven日本の皆さん、こんにちは。いつか日本に行ってみたいです!リリース時に日本語をご用意できず残念でしたが、それでも本作を楽しんでいただけると嬉しいです。

――ありがとうございました。

◆「注目インディーミニ問答」について
本連載は、リリース直後インディーデベロッパーメールで作品についてインタビューする連載企画です。定期的な連載にするため質問はフォーマット化し、なるべく多くのデベロッパーの声を届けることを目標としています。既に400を超える他のインタビュー記事もあわせてお楽しみください。

《Chandler》
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