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きっとガーディアンズたちが好きになる!忙しいアクションがアガる『Marvel's Guardians of the Galaxy』先行プレイレポ

シングルプレイに特化したアクションのインプレッションのほか、先行試遊で体験できたゲームの内容をたっぷりお届け!

連載・特集 プレイレポート
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マーベルコミック「ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー」を原作としたゲーム、『Marvel’s Guardians of the Galaxy(マーベル ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー)』。

映画やコミックといった様々なガーディアンズたちの設定からインスピレーションを受けながらも新たに作られたオリジナルストーリーが楽しめるシングルプレイヤーゲームとなっています。

いよいよ10月26日に発売が迫る本作。この度編集部は、本作のPS5版をスクウェア・エニックスにてプレイする機会をいただきました。本稿では、プレイすればスター・ロードやガーディアンズの仲間たちがきっと好きになる、そんな本作の先行プレイレポートをお伝えしていきます。記事中のゲーム画面・映像は開発中のものであり英語表記ですが、製品版ではボイス・テキストとも日本語に対応しています。また、本試遊も日本語版をプレイして執筆しています。

今回プレイしたのは、冒頭から数時間程度プレイし、担当者曰く「ある程度プレイヤーが慣れてくるであろう」というチャプター5。スター・ロードは、ノバ軍警察に課せられてしまった高額の罰金を払うため、揉めながらも軍の基地に向かいます。

しかし、基地には誰の姿も見えず、様子がおかしい……というシーンから始まります。

シンプルなTPSながら仲間との連携が肝心!

戦闘は3人称視点のシューター形式(TPS)。プレイヤーが操作するスター・ロードは左トリガーでロックオン、右トリガーで射撃というのが基本的な操作になります。PS5版のDualSenseのアダプティブトリガーにも対応しており、スター・ロードが持つ銃を自分の手で撃っているかのような感覚はやはりPS5ならではの体験です。

戦闘を勝利するために重要なのはなんといっても仲間との連携。スター・ロードは耐久力が低めで、常に動き回らないと死んでしまうため、ひとり何も考えず戦うのはまず無理と言えるでしょう。

攻略のキモとなる他の仲間は自動的に敵と戦闘を繰り広げます。ドラックスはひとりでガツガツ、ロケットは後方から遠距離攻撃などガーディアンズの仲間たちは自分にあった戦闘スタイルで戦っていますが、プレイヤーは仲間たちに指示を出して戦うことが基本。L1ボタン+対応するボタンを押せば、ロックオンした敵に対して仲間が攻撃してくれます。

敵を引き寄せる効果のある攻撃や範囲攻撃、強力な攻撃によって敵をよろめかせることなどが重要で、仲間に引き寄せ攻撃をさせてスター・ロードのアビリティをでまとめて攻撃!というようなコンボをかっこよくキメればキメるほどアビリティを解放するために必要なポイントが溜まるので、プレイヤーもお得です。

さらに、氷などの効果がついたエレメントを発射することで敵のシールドを破壊したり環境属性の効果を与え効率よく倒せるようになります。

本作の戦闘の特徴は、スター・ロードが大好きな、世代でなくとも一度は耳にしたことがあるであろう80年代のヒットソングたちが効果的に使われること。ミッション開始前であるスターシップ・ミラノ(ハブ要素を備えた宇宙船)でただ聴くこともできますが、盛り上がる戦闘のクライマックスや、戦闘を進めることで使えるようになるメンバー全員での話し合いにも使用され、気分がアガること必至です。

シングルプレイに特化したやり応えのある戦闘…そして喋りまくるガーディアンズ

本作のゲームプレイの大部分を占める戦闘の第一印象は、誤解を避けずに言えばとにかくかなり難しいこと(難易度は選択可能で、今回の試遊より難度を下げることも可能)。今回プレイしたのはチャプター5であり、本来であればプレイが慣れた頃という点はもちろんありますが、自分の体力や敵の弱点、周りの環境や仲間のアビリティなど考えることがとても多くなっています。ただ、意味もなく難しいわけではありません。通常のTPS感覚でプレイしていると、当初は“いかに仲間と連携していくか”に重点が置かれたシステムに違和感や難度の高さを感じるかもしれませんが、仲間との連携のコツを掴んでいくと、的確に仲間に指示を出し、効果的にコンボを重ねて敵を圧倒していくアクションの気持ちよさにグイグイと引き込まれていきます。コンボは重ねれば重ねるほど、キャラクターの能力向上に必要な経験値にボーナスがつくので、細かくリソース管理をして必殺技を温存するのではなく、いかに連携を途切れさせないかが戦闘を楽しむうえでは重要になるでしょう。

なお、プレイヤーが直接操作できるのはスター・ロードことピーター・クイルのみですが、担当者曰く、それは本作がピーター・クイルになりきるゲームというところを目指したからだということです。ガーディアンズ・オブ・ギャラクシーの(自称)リーダーであるピーターは戦闘中もガーディアンズの仲間たちのことを常に気にかけながら適切な指示を出して有利に戦闘を進めたり、皆を集めて士気を高めたりすることが勝利には必要不可欠なのです。

「ピーター・クイルになりきる」というのはもちろん戦闘だけではなく、会話や探索が楽しめるアドベンチャーパートにも盛り込まれています。仲間の能力を借りて謎解きをしたり、選択肢による分岐が発生したりとゲーム中の全編に渡って「ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー」のゲームとして非常に楽しい作品となっている、そんな予感が短い時間ながらしっかりと伝わってきました。今回体験できたのは宇宙船という比較的近未来のギミックが多く奥行きの狭いステージでしたが、環境も全く異なる雪山や、自然溢れる惑星なども用意されているのだそう。各ステージでは新たな衣装や装備を強化するためのアイテムが手に入り、端々まで探索することで会話の幅も広がります。

アナウンストレイラーでチラリと映るステージにももちろん訪れられるという。

なお、選択した会話の内容はメンバーたちが覚えており、それによって話す内容が自然に変わるそう。日本語音声の収録にはかなりの期間をかけて行われたとのことで、膨大な量のインタラクティブな会話劇が楽しめそうです(一部、「私はグルート」としか言わないメンバーもいますが…!)。

とは言っても、本作のストーリーは完全オリジナル。原作コミックやMCU映画版のファンはもちろんですが、トレイラーやこの記事を見てなんとなく興味が湧いたけど、マーベル作品は全然知らない……そんな人でも充分楽しめる作品です。ちなみに筆者は、E3での本作の発表をきっかけにマーベル作品に興味を持ち、マーベル・シネマティック・ユニバースを追いかけているところです。今回の試遊では見つけられなかったものの、マップの随所にはファンが思わず喜ぶイースターも隠されているのだとか。なんとか発売までにもう少しユニバースの勉強を深めたいところです。

この作品をきっかけにマーベルの世界に浸かってみる、なんてのもアリではないでしょうか。

ガーディアンズの仲間たちと共闘する熾烈なアクション、ちょっとクスっとできるアドベンチャー。アクションゲームとしても遊びごたえのある作品ですが、キャラクターを楽しむゲームとしての魅力も兼ね備えています。

今回プレイできたのは1時間ほどですが、このチャプター5だけでも夢中になれる魅力が満載の作品になっていました。

『Marvel’s Guardians of the Galaxy』は、PC(Steam/Epic Gamesストア)/PS5/PS4/Xbox Series X|S/Xbox One/ニンテンドースイッチ(クラウド)向けに10月26日(PC版は10月27日)発売予定です。

※ UPDATE(2021/09/27 8:13):本文中の誤字を修正しました。


《みお》

超雑食の若年ゲーマー みお

2021年3月よりフリーでゲームライターをしています。現在はGame*SparkとIGN JAPANで活動し、稀にINSIDEにてニュース記事を執筆しています。お仕事募集中。ゲームの趣味は雑食で、気になったものはクラシックゲームから新しいゲームまで何でも手を出します。主食はシューター、ADV、任天堂作品など。ジャンルやフランチャイズの歴史を辿るのも好きです。ゲーム以外では日本語のロックやアメコミ映画・コメディ映画、髪の長いお兄さんが好きです。

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