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賠償請求は合計で約10億円…公式になりすまし『Destiny』動画を削除したクリエイターが訴えられる

なお、他クリエイターからは“自身も偽の削除通知を受けた被害者として振る舞っていた“と告発されています。

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賠償請求は合計で約10億円…公式になりすまし『Destiny』動画を削除したクリエイターが訴えられる
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2022年3月、オンラインRPGシューター『Destiny』で知られるBungieは、同スタジオを詐称し多数のYouTube動画の削除を招いた人物に訴訟を起こしました。当時Bungieが提出した訴状では、被告は過去にBungie公式から著作権侵害の申告を受けていた可能性を指摘。そして6月22日、新しく提出された訴状を通して前述の疑いが事実であることが確認されています。

今回の訴状によると被告は名をニコラス・マイナーといい、『Destiny2』にて「Lord Nazo」という名称で活動していたそうです。被告人は「自身のYouTubeチャンネルにアップロードした動画に対して、Bungieが著作権を行使したことに対する明らかな報復として、Bungieの代理を称してファン層でも最も著名かつ情熱的なメンバーに対して、不正な削除通知をする悪質なキャンペーン」を行ったことが明らかとなりました。

さらにBungieは訴状にて、損害賠償額は不正な削除通知を行った各作品に対して15万ドル、同氏がBungieの著作権を故意に侵害した作品1つにつき15万ドルとして、合計765万ドル(約10億円)になると説明しています。

また『Destiny』のファン活動をしていたOwen Spence氏は、被告人がDiscordグループで他のファンに対して自身も“偽の削除通知の被害者として振舞っていた”ことを報告。アップロードされたスクリーンショットでは、被告人が“偽の削除通知を出すことは簡単である”と証言している様子が確認できます。

本件に関してBungieは、公式ブログでも犯人を特定し法的措置を取っていることを認めていますが、コミュニティへの被害に適切な対処をするために「個人(被告人)に対して攻撃」を行わないように注意を呼び掛けています。


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《ケシノ》

ゆる~いゲーマーです。 ケシノ

主に午前のニュース記事を担当しているライター。国内外、様々なジャンルのゲームを分け隔てなくカバーしています。アメリカに留学経験があり、2022年1月よりGame*Sparkにてライター業を開始。一番思い出に残っているゲームは『キョロちゃんランド(GB版)』。

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