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【吉田輝和の絵日記】人間の寿命がたった10年!?『ゼノブレイド3』の過酷な世界でぶらり旅を楽しむ

なんで吉田おじさんは時折ホラー話を入れてくるの……?

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【吉田輝和の絵日記】人間の寿命がたった10年!?『ゼノブレイド3』の過酷な世界でぶらり旅を楽しむ
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絵日記で取り上げるゲームは、できるかぎりクリアを目指して毎回10~40時間ほどプレイしています。それを週に1本ペースでこなしているので「プライベートのゲームの時間ないじゃん」と思われるかもしれませんが、実は隙間時間で十分プレイできるんです!

今年は仕事とプライベートをあわせて40本近くクリアしているので、ちょっとがんばれば年内に100本いけるか!?

今回は、任天堂から発売されたニンテンドースイッチ向けソフト『ゼノブレイド3』。本作は、2010年から続くRPG『ゼノブレイド』シリーズの最新作で、争いを続ける「ケヴェス」と「アグヌス」の2つの国に所属する少年少女たちが、世界の真相に迫っていく物語が描かれます。

こういった大作RPGって、大体ボリュームが多くてプライベートでプレイすると大変なので、仕事でプレイできるのは超ラッキー!

争いを続ける2つの国と、世界の真相

巨大な軍事国家「ケヴェス」と「アグヌス」は長きにわたって争い続けている。両国民達は生まれる前から戦うことを宿命付けられており、主人公のノアも兵士として「ケヴェス」で生を受けていた。

ゲームはアグヌスとの戦争の真っ只中から始まった。って、いきなりバトルスタートだ!

本作では、ターゲットをしている敵に近付くと自動で攻撃が行われる。

各ボタンに登録されているアーツを使うことで、通常攻撃より多くのダメージが与えられるぞ。

キャラクターごとに、アタッカー・ディフェンダー・ヒーラーのロール(役割)が用意されており、それぞれのロールにあった行動をすることで、アーツより強力なタレントアーツと呼ばれる技が使えるようになる。

ノアはアタッカーのロールで、指示された位置から敵を攻撃することでゲージが多く貯まるようだ。

スラストエッジは、敵の背面から攻撃することで効力が増すアーツなので、正しい行動のはずなんだけど、操作しているのが僕ということもあって姑息っぽさはぬぐえない。

ノアたちは敵を倒し、アグヌスの軍勢に打ち勝った。だが、どこか浮かない顔をしている。

戦うために生み出されたノアたちの寿命は10年しかないうえに、ほとんどの者は寿命を全うできず戦場で命を落とすらしい。そんな世界だからか、自分の命だけではなく、殺した敵兵の命に対しても思うところがあるのだろう。

その後、ノアは、敵対しているアグヌスの兵であるミオたち、そして寿命が10年しかないこの世界で60年生きてきた謎の男と出会う。男は「お前たちが争う必要はない。本当の敵は他にいる」「大剣の突き立つ大地シティを目指せ」と言い残して死んでしまった。

物語が本格的に動き出す気配がするぜ……!

油断するな!フィールドには高レベルの敵も……!

まるで使い捨てのように命を散らしていくヘビーな世界にいるノアたちとは裏腹に、プレイヤーである僕は呑気なもので、これから始まる冒険に胸を踊らせている!

広大なフィールドにはさまざまな敵モンスターが生息している。つまり、狩りの時間だ!

敵に近づいて攻撃を仕掛けるか、敵がこちらに気付くと、シームレスにバトルに移行するぞ。

敵の頭上には、レベルが表示されている。序盤でも絶対勝てないであろう高レベルの敵がいるので、絶対にレベルはチェックしたほうがいいな!

いきなり強敵に挑むも、見つからないように隠れてこそこそ進むのも自由だぞ!」と言わんばかりの、敵のレベルがごちゃまぜになったフィールドってワクワクするよね~!MMORPGっぽさがあるっていうか、壮大な物語を予感させるっていうかさ。

まあ僕は死にたくないからこそこそするんだけどね。

敵の中には、近づいても敵対しない種類がいる。

そういう時はスクショ撮影のチャンスだ!可愛いウサちゃんをパシャリ!

これは、背面特攻のアーツを使うために巨大な敵の背後を取ったついでに、尻を撮影したスクショだ。

僕は、巨大なモンスターの尻を撮影するのが趣味なんだけど、そんな趣味が攻略とかみ合ったようで嬉しいな!

敵の中には、エリートモンスターやユニークモンスターといった特殊な個体が存在する。かなりの強さを誇るが、経験値やドロップアイテムが豪華になる。

そんな敵と戦う時は、仲間と融合してウロボロスに変身だ!

ウロボロスと呼ばれる巨人の姿になると、一定時間、強力なウロボロスアーツが自由に使えるようになるぞ。しかも変身状態だとダメージを受けない!

ほかにも、仲間と総攻撃を仕掛けるチェインアタックなど、敵に大ダメージを与える手段が用意されているぞ!

そんなことより寄り道だ!サブクエにランドマーク探し!

敵の尻を撮影するためにバトルをしまくっていたけど、そろそろストーリーも進めなきゃな。

目的地は光るラインが導いてくれるので、これを辿っていけばストーリーは進行していくんだけど……僕は現実世界でもナビの指示を無視して横道に入りたがるタイプなので、ゲームでも当然のようにナビの指示を外れてしまう。

寄り道してフィールドに落ちているアイテム集めるの、楽し~!

お、あそこに面白そうな橋があるじゃん、渡っちゃお!

この高さから落ちたら死んじゃうのかな~?よいしょっと。

どうやら落下ダメージはあるものの、ある程度の高さなら着地可能みたいだな!モンスターに追いかけられた時の逃げ道として使えるかも。

って、仲間たちが僕に追随して次々に飛び降りてきた!ダメージ食らってるし!

もっと自分を大切にして!

寄り道といえばサブクエストだ!

僕は、ストーリーを進めようと思っても、サブクエストのアイコンを見つけると、街灯の虫のように引き寄せられてしまう……。

ランドマークを探すのも楽しいぞ。ランドマークはスキップトラベルスポットにもなるので、発見しておけば後々の攻略が楽になるな。

そうそう、ランドマークといえば、20年前に友達とサイクリングをしていたとき、突然見知らぬお婆さんに話しかけられたことがある。

お婆さんはRPGの村人Aみたいな口調で、お地蔵さんがいる鉄塔の場所を教えてくれたけど……

お地蔵さんも鉄塔も存在しなかった。やっぱりあれはホラーだったのか。


45時間ほどでクリア出来ました。サブクエストは全体の4分の1くらいしかプレイしていないので、すべての要素をこなそうとすれば倍以上の時間がかかりそうです。

僕は、シリーズの中で『ゼノブレイド2』だけプレイしていませんでしたが、ストーリーは問題なく把握できました。ただ、過去作の要素も結構出てくるので、シリーズを通してプレイしていると、より楽しめるのではないでしょうか。

ナビゲートシステムのおかげで、メインストーリーはもちろんサブクエストも迷わず進められました。まあわざと横道にそれることはしばしばありましたが!バトルシステムは覚えることが多いですが、アーツや仲間との連携を使いこなせるようになると、俄然面白さが増していきました。どんなタイミングでどのコンボをつなげるか、戦略を組み立てるのが楽しかったです。

ただ、イベントシーンがかなり多く、コントローラーを置いて見ているだけの時間がかなり長かったです。あとは、チェインアタックの攻撃演出にスキップ機能が無いのが気になりました。毎回見せられると「もう何回も見たからスキップさせてくれ!」なんて気持ちになります。

他にも移動速度の遅さなど、細かな不満点がいくつかありましたが、不満を遥かに上回る面白さがあり、トータルで見ると大満足でした!

『ゼノブレイド3』はニンテンドースイッチを対象に発売中です。

吉田輝和のプロフィール:自画像の絵日記を20年以上書き続けている謎のおじさん。近年、「先輩がうざい後輩の話(一迅社)」や「吸血鬼すぐ死ぬ(秋田書店)」、「からかい上手の高木さん(小学館)」などの人気漫画のモブキャラとして登場している。何故こんなに漫画に登場しているのか、描いた漫画家も吉田本人もよくわからないらしい。吉田輝和個人のTwitterはこちら

《吉田 輝和》

おじさんの絵を描くおじさん 吉田 輝和

20年近く趣味でおじさんの絵(自画像)を描いていたら、いつの間にかおじさんの絵を描く仕事をするようになったおじさん。「吸血鬼すぐ死ぬ」や「からかい上手の高木さん」など数多くの漫画に、自分でも知らない内にモブとして登場している。 現在はGame*Sparkや他メディアでおじさんの絵やゲームの絵日記を連載中。お仕事の依頼は吉田輝和ツイッターからどうぞ。

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