ゲーマー御用達ツール「Discord」ブースに行ってみた!本社メンバーへのミニインタビューもお届け【TGS2022】 | Game*Spark - 国内・海外ゲーム情報サイト

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ゲーマー御用達ツール「Discord」ブースに行ってみた!本社メンバーへのミニインタビューもお届け【TGS2022】

ワンパスくんがとにかくアグレッシブでかわいい! ブースで会えればツーショット撮影もできちゃいます。

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イベントマーケティングマネージャーのコリー・カミング氏とワンパスくん

ゲーマーなら多くの方が使用しているだろうコミュニケーションツール「Discord」が、ついに「東京ゲームショウ」へ出展!あのDiscordとあって、気になっている方も多いのではないでしょうか。

Game*Sparkは、今回のTGSで来日されたDiscord inc.のイベントマーケティングマネージャーのコリー・カミング氏にミニインタビューを実施。Discordが持つユーザーへの想い、そしてマスコットキャラ、ワンパスくんについて質問を投げかけました。

◆ブースはまさに“Discordなテンション”!『Pokémon UNITE』『VALORANT』もプレイ可能

ブースは馴染み深いブルーを基調に様々なライティングで演出された、Discordテイストが漂う色調。ヘビーユーザーほどテンションが上がってしまうのではないでしょうか。

一角ではDiscordを使って『Pokémon UNITE』を遊ぶ来場者の姿も。遊ぶことで限定Tシャツとステッカーパックがプレゼントされるとのことです。更にゲストプレイヤーとして『Pokémon UNITE』『VALORANT』プロプレイヤーも登場。Discord公式「東京ゲームショウ」サーバーではプロのプレイが試聴できるようです。

また、ステージ裏側には「サーバー参加募集ウォール」というものが掲載されており、「Pokémon UNITE JP」「Valorant-JP」サーバーや、「ニンジャスレイヤー公式/DHTLS」などのサーバー募集メッセージが紹介されていました。Discordらしくオフラインとオンラインが連結したこのウォール、会場に足を運ばれる方はぜひ気になったサーバーに参加してみてはどうでしょうか。

そして、リアル出展とあってDiscordの公式マスコットキャラクター「ワンパスくん」と写真が撮れるエリアも!筆者はDiscordファンですので、最もテンションが上がったゾーンでした。常に撮影エリアにワンパスくんがいるとは限らないのですが、見かけた方はぜひツーショットをとってみてはどうでしょうか。

◆本社メンバーにインタビュー !「ワンパスくんがどこに行くのかは、誰にもわからない」

ーーDiscordが日本でのイベントに出展されるのは初めてのこととなりますが、その理由やきっかけについてお聞かせください。

コリー・カミングさん(以下、コリーさん):もともと、2020年に出展する予定がありました。そのころは経済的な意味でもちょうど良かったですし、なにより日本は常に最優先に考えています。しかし、残念なことにコロナウイルスの蔓延によって見送りになってしまいました。今回、2022年に開催することができてうれしく思っています。

ーーDiscord公式Twitterでの“ワンパスくん”や、7周年記念の「パーティモード」など、Discordではどの要素でもユーモアを大切にされていますね。こうしたユニークなサービス提供や運営において、特に意識していることについてお聞かせください。

コリーさん:Discordを立ち上げたときからの目的は「ゲームユーザーが一緒に集まって、繋がって、そして楽しい時間を過ごす場を提供する」というモノでした。特に弊社のユーザー層は18歳~24歳という若いところにあります。ですので基本的には全てのサービスに置いて楽しみとか、明るくなることを念頭においてサービスを提供しています。

ーーDiscordとコンシューマー機との連結は、多くのゲーマーが気になるところだと思います。Xbox Insiderでのボイスチャット利用可能、PlayStation Networkとの連携などが展開されていますが、PCを主戦場としていたDiscordとコンシューマー機の関係性をどのように捉えているか、お聞かせください。

コリーさん: 先日、Xboxとのコラボレーションを発表しました。PC向けのサービス提供をベースに続けてきましたが、もちろんコンシューマーも大事だと思っています。今後のプランについて話せることはありませんが、今後もコンシューマー機とのコラボレーションを続けていく予定です。

ーー「東京ゲームショウ」デビューでユーザーからの親近感も高まり、運営とユーザー間のコミュニケーションにも様々な選択肢が広がるかと思われます。オンライン/オフライン問わず、今後の新たな取り組みについてお聞かせください。

コリーさん:今回TGSに参加できてうれしく思っていますし、日本にも大きなユーザーベースが出来ていると考えています。まずは日本の皆さんの声を聞いて、出来るだけリクエストに応えながら改良していきたいです。2023年も東京ゲームショウに参加させていただけたらと思っています。

ーーところで、Discord Inc.のメンバーしか入れない「Discord Inc.の社内チャット用Discord」のようなサーバーは存在するのでしょうか。可能な範囲で結構ですので「Discord Inc.がどのようにDiscordを利用しているか」についてお聞かせください。

コリーさん:もちろんDiscordを社内コミュニケーションに使っていますよ。Discordの特長は、ナチュラルな会話が生まれるところです。ビジネスにおいても非常に建設的な話ができますし、社内サーバーではペットやスポーツの話で交流したりもしています。

ーーたしかに、Discordブースで紹介されていたサーバーにもペットの項目がありましたね。

コリーさん: そうですね! いろいろな方がいるので、その垣根を越えて話をする時にペットやスポーツを出すのは非常に良い試みだと考えています。

ーーDiscordは「ゲーマー向けコミュニケーションツール」から幅を広げ、多くのユーザーが使うツールに変化しています。TGSに出展していることからも「ゲーム」は非常に重要視されていると思われますが、今後“ゲームをプレイしない層”に向けた積極的なアプローチなどは考えていらっしゃるでしょうか。

コリーさん:Discordは「ゲーム」にまつわるところがスタート地点ですので、ここを忘れることはありません。しかし、Discordはいろんな用途に使えますよね。例えばアニメであるとか、スポーツであるとか。あらゆる文化に面するコミュニケーションということで、全ての人が発信でき、繋がれるツールとして使っていただけるはずです。もちろんゲーム文化から離れることはありませんが、その他のことにも使ってもらえるよう、これから発展していきたいです。

ーー今回、Discord日本公式Twitterで「ワンパスくん」が東京のアクティビティを訪ねていらっしゃいましたが、どちらに行かれたのでしょうか?

コリーさん: ワンパスがどこにいくかは、誰にもわかりません。彼は、行きたいところに行くのです。非常にクリエイティビティな性格なので、何をするのかもわからないし、どこに現れるのかもわかりません。どんな場所に行っていようと、驚かないようにしてください。

ーーeスポーツ関係はもちろん、我々のようなゲームメディアにとってもDiscordは身近な存在です。例えば「Discord for Business」といった法人向け展開は検討されていませんか?

コリーさん: ロードマップや将来のプランにはお話できないのですけど、コミュニケーションツールなので、一般的な会話に限らずビジネスにも使用できるようになっています。それこそテレワークをしている方にも使っていただけていますね。

ーー日本国内のサーバーで、特に印象に残っているサーバーについて教えてください。

コリーさん: 『Pokémon UNITE』や『VALORANT』のサーバーですね。特に私たちのブースで紹介しているサーバーは非常に成功していますし、長くにわたって健全に運営していたということで、素晴らしいと感じています。

ーー日本の多くのユーザーはDiscordクライアント内のユニークな翻訳/ローカライズにも興味を持っていて、コミュニケーションツール以上への期待を抱いている方も多数いらっしゃいます。そんな日本のユーザーに向けて、メッセージをお願いします。

コリーさん: Discordには、人々を見つけるということ、「話し相手を見つける」あるいは「自分のホームグラウンドを見つける」といったようなテーマがあります。ですので、自分でコミュニティを作って、それこそゲーム以外の分野でも使ってみてください。漫画、アート、音楽やスポーツなどでの仲間を見つけて、繋がれるツールです。ぜひ今後も活用していただきたいと思います。

ーー本日はありがとうございました!


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《高村 響》

ゲームライター(難易度カジュアル) 高村 響

最近、ゲームをしながら「なんか近頃ゲームしてないな」と思うようになってきた。文学研究で博士課程まで進んだものの諸事情(ゲームのしすぎなど)でドロップアウト。中島らもとか安部公房を調べていた。近頃は「かしこそうな記事書かせてください!」と知性ない発言をよくしている。しかしアホであることは賢いことの次に良い状態かもしれない……。

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