正式版を迎えたゾンビサバイバル『Eternal Evil』満足度の高い謎解き・探索・戦闘!自分なりのゲームバランス調整ができるのも好印象【爆レポ】【UPDATE】 | Game*Spark - 国内・海外ゲーム情報サイト

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正式版を迎えたゾンビサバイバル『Eternal Evil』満足度の高い謎解き・探索・戦闘!自分なりのゲームバランス調整ができるのも好印象【爆レポ】【UPDATE】

2人の主人公でゾンビ・アポカリプスの謎を解け。

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最新ゲームが毎日大量にリリースされる昨今。メーカーやストアのゲーム紹介だけでは「どんなゲームかわからない!」とお嘆きのGame*Spark読者も多いのではないでしょうか。そこで“なるべく早く”ゲームの生の内容をお届けするのが本企画「爆速プレイレポ」となります。

今回はHonor Gamesが開発し、2022年11月2日にPC向けに正式版がリリースされた『Eternal Evil』について生の内容をお届けしたいと思います。

『Eternal Evil』とは

突如としてゾンビが発生した小さな町を舞台にしたサバイバルアドベンチャー。プレイヤーは2人の主人公“Hunk”と“Marcus”それぞれの視点で描かれる物語で、ゾンビ・アポカリプスが起きた原因の謎を解き明かしていきます。

本作は個人クリエイターVladimir Zlobin氏のソロプロジェクトとして開発。『バイオハザード』『サイレントヒル』シリーズなどに影響を受けたという「昔ながらのサバイバルホラー体験」を特色としており、ゾンビや怪物との戦いやアイテム管理、謎解きなどを楽しめます。

2022年6月9日にSteam早期アクセスでリリースされ、発売当初から高い評価を獲得。製品版では新たな2つのモードやゲーム要素を追加してコンテンツを拡大したほか、ゲームバランスの調整、早期アクセス時に報告されていた不具合の修正なども行われています。

歯ごたえのある戦闘や謎解き、さらにプレイスタイルを自由に選択できる難易度設定、キャラの雰囲気が良く先が気になるストーリーなど、ゲームとしての完成度が高い作品です。

『Eternal Evil』の実内容に迫る!

本作は2つのストーリーが用意されていますが、最初は主人公のひとり“Hunk”編をプレイすることになります。物語は町中にゾンビがあふれる中で“Hunk”が“Marcus”との電話で助けを求めるシーンからスタート。“Hunk”はこの騒動の原因を探るべく、とあるホテルに向かいます。

ゲーム内でのカットシーンはコミック風の演出で描かれるため、テキストは英語でも比較的読みやすい印象です。“Hunk”は刑事なのですが、冒頭でゾンビから逃げ惑う住民を助けるシーンがあるなど、キャラクターの性格や個性をしっかりと描写している点でも物語の雰囲気をサポートしています。

たどり着いたホテルは昔ながらの西洋屋敷で、エントランスには受付の姿はありません。代わりと言ってはなんですが、地面に這いつくばって何かを食べている様子の人が……言うまでもなくゾンビですね。ここで戦闘やオブジェクトの調べ方などの簡単なチュートリアルが始まります。

最初のゾンビを撃退してエントランスをチェックすると、セーブ用のファイルが置かれています。ここからは自由にホテル内を探索し、目的であるホテルのオーナーを探し出すことが目的となるようです。

ちなみに本作はゲーム開始時の設定で「セーブ用アイテムの有無(セーブ回数制限)」「インベントリサイズ」「アイテムの強調表現」「射撃を楽しむモード」などを設定可能。さまざまなプレイスタイルを自由に楽しめます。

ゲームの基本は探索・戦闘・謎解き!

“Hunk”編の舞台となるホテルは非常に広く、多くの場所が施錠されています。まずは周囲を探索して入れるドアを見つけ、謎解きやアイテム集めを行いながら少しずつ行動範囲を広げていきましょう。マップは通ったドアや施錠されている場所などが記録されていく優しいシステムです。

マップの各所には「障害物で封鎖されているドア」「パズルを解かないと入手できないアイテム」「壁の穴に対応したアイテムをはめることで起動する装置」などの仕掛けが用意されています。その場で解決できるものや、さまざまな場所からアイテムを集めるものなど、謎解きの種類はそれなりに豊富です。

謎解きは適度に歯ごたえがあるくらいの難易度で、ヒントも比較的見つけやすいと思います。ただし本作は日本語に対応していないため英語でヒントを読む必要がありますが、一度読んだテキストはファイル画面に保存されるので、ゆっくりと読むこともできますよ。

また、もしもパズルがどうしても解けないときは救済措置用のスキップアイテムもいくつか用意されています。ちなみにこの機能は「必要な攻略アイテムが揃っていなければスキップできない」仕様です。

このスカルが救済措置。
謎解きは多種多様。
生存者とのイベントも。

戦闘はリソースを大切に!

もちろんゲーム内では多くのゾンビが主人公を狙ってくるので注意が必要です。主人公は初期状態でもナイフと拳銃を所持しているので敵に対抗はできますが、当然拳銃は弾薬を消費するのでなるべく節約して戦う必要があります。

ゾンビは動きが遅いため、まず消耗のないナイフの間合いを覚えるとだいぶ楽になります。多くの敵にはヘッドショット判定があるため、戦闘時はなるべく頭部を狙うのも重要な節約術です。

この武器は残念ながらレプリカ。

また、ストーリーを進めるとボス戦も発生します。ボスは体力が高いため弾薬の消費が激しくなりますし、戦闘エリアが狭くてダメージを受けることも。ボス戦に備えて弾薬や回復アイテムを節約することはもちろん、ゲームを進めて入手できる強力な武器を温存しておくのも大切です。

ちなみに、マップ内にある壺などの壊せるオブジェクトの中には弾薬が入っていることも。プレイしたての頃は弾薬切れに陥る状況もありましたが、このことに気付いてからかなり安定したプレイが楽しめるようになりました。ゾンビはナイフでいいのですが、ヘビなど動きが速くて小さな生き物相手では、やはり銃が欲しくなります。

この壺は破壊可能。

プレイを進めて新たな要素を解放!

ゲームをプレイしていると、いろいろな場所で札束を見つけることがあります。このお金はゲーム内コンテンツをアンロックするために使用するもので、製品版の新要素として導入されたコンテンツです。

アンロックできるものとしては、新たな難易度「リアリスティック」やWave制の射撃モード「サバイバル」などの新コンテンツのほか、グロックやショットガンなどの銃や武器スキンを入手することもできます。また、ゲームを大きく助けてくれる要素として「ピストル無限弾薬」といったお助けアイテムもアンロック可能です。

ユーロは通常の探索のほか、普通では見つかりにくいような場所に隠されていることも。通常プレイ中で入手できるお金は決して多くないので、どれをアンロックするのかを考えていきましょう。「サバイバル」モードはスコアでお金を獲得できるので、なるべく早めに開放しておくといいかもしれません。

サバイバルモードが難しいけど面白い!

そして、ゲームは“Hunk”編をクリアすることで、もう一つの物語“Marcus”編が始まります。“Marcus”編は野外と屋内を舞台にした内容で、これまでとまた一味違うプレイが楽しめます。比較的戦闘が多いためか、早い段階でショットガンが手に入るのも嬉しいところです。


ここまで紹介してきた『Eternal Evil』。薄暗い屋敷や霧の深い町中の探索はしっかりとホラーの要素が濃く、丁寧に作られた探索や謎解きとあわせて楽しめます。筆者は道に迷いやすい人間なのですが、謎解きの導線が非常に優秀で(あまり)迷うことなく探索を楽しめました。

ただしマップデザインや敵のAIは多少難があり、敵がオブジェクトに詰まったり、逆に突然オブジェクトに当たって加速してくることも。ロードすると死体が地面に埋まって震えたりすることは当たり前で、場所によっては謎の騒音で別のホラーが発生することも珍しくありません。

開発者が影響を受けたという「昔ながらのサバイバルホラー体験」という点では文句なしに面白く、また、多くの救済措置が用意されているので誰でも遊びやすくなっている作品です。難易度はもちろん、ゲームルールなどについてもプレイヤーである程度カスタマイズできるため、自身の腕に合わせて色々なスタイルで遊べるのも好印象です。

成人向けコンテンツの「Occasional nudity」ってこれかな。
いつもこの石像の大きさにビビる。ホラー。

『Eternal Evil』はSteamにて配信中です。

タイトル:Eternal Evil

対応機種:PC(Steam

記事におけるプレイ機種:PC(Steam)

発売日:2022年11月2日(正式版リリース)

記事執筆時の著者プレイ時間:10時間

価格:2,050円

UPDATE(2022/11/7 2:30):タイトルを修正しました。コメント欄でのご指摘ありがとうございました。


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《Mr.Katoh》

酒と雑学をこよなく愛するゲーマー Mr.Katoh

サイドクエストに手を染めて本編がなかなか進まない系。ゲーマー幼少時から親の蔵書の影響でオカルト・都市伝説系に強い興味を持つほか、大学で民俗学を学ぶ。ライター活動以前にはリカーショップ店長経験があり、酒にも詳しい。好きなゲームジャンルはサバイバル、経営シミュレーション、育成シミュレーション、野球ゲームなど。日々のニュース記事だけでなく、ゲームのレビューや趣味や経歴を活かした特集記事なども掲載中。

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