パブリッシャーPocketpair Publishingは、Kraken Express(ストア登録段階での名称はWindrose Crew)が手がけるオープンワールドサバイバルクラフト『Windrose(ウィンドローズ)』のPC早期アクセス(Steam/Epic Gamesストア/STOVE)を2026年4月14日から開始予定です。
本作の舞台となるのは18世紀初頭のカリブ海。プレイヤーは伝説の海賊・黒ひげが強大な力を持つ海で一人の船長となって、仲間集めや拠点の構築などを行いながら、さまざまな勢力や怪物たちが入り混じる世界を冒険していきます。ゲームはソロプレイのほか、フレンドと最大8人での協力プレイも可能です。
ケッチやフリゲートなどの船を操って冒険や海戦を楽しむのはもちろん、陸地に隠されたお宝を探したり、料理を楽しんだりと、島での生活は多彩なプレイが楽しめます。早期アクセスでは自動生成される30以上の島々での冒険、3種類の船舶、クラフトやNPC雇用などの基礎的なシステムを楽しめます。

本稿では、注目の海洋冒険作品『ウィンドローズ』の先行プレイの様子をお届け。プレイおよびスクリーンショット撮影は、メーカー提供のSteam版で行っています。
黒ひげへの復讐の旅へ
ゲーム内ではまず、プレイヤーの分身となるキャラクターとプレイするワールドを制作します。本作ではキャラクターとワールドは別に管理されていて、新たに作成したキャラクターで既存のワールドに入ることもできますが、所有船などはそれぞれのキャラクターに紐づけされています。
物語は、主人公が船長を務める船が黒ひげの傘下に襲撃されるシーンからスタート。ここで戦闘に関する基本操作を学びながら敵を倒して甲板へ向かうのですが、そこで黒ひげ達が狙っていた「アーティファクト」を巡る戦いが勃発し、主人公は不意の銃弾で胸を撃ち抜かれて倒されて海に捨てられてしまいます。





その後、主人公は見知らぬ島で目を覚まします。どうやら近くにあったアーティファクトの影響で死を逃れる事ができたようですが、船も仲間も失った状態。こうして、なぜ自分が生きているのかもわからないまま、島でのサバイバル生活が始まります。まずはクエストに従って食事やキャンプづくりなどを行いましょう。
クラフトサバイバルとしては比較的オーソドックスなシステムで、斧やツルハシなどのツールを使って素材を集めつつ、拠点周りを構築していきます。焚き火や基本の作業台などはそのまま設置して使用できますが、装備用のクラフト施設などは、屋根がある場所でなければ使用できません。また、焚き火の範囲内がキャンプとして適用されます。





ある程度クエストを進めていくと、冒頭で出会った医者が主人公のキャンプに流れ着きます。これで最初の小舟が使用できるようになり、島の外へ冒険できるようになるのです。その後はクエストに従いながら、より大きな船やクルーなどを集め、黒ひげに復讐するための本格的な物語が始まっていくのです。





手強い戦闘と遊びやすさを両立
『ウィンドローズ』は海と陸の冒険を行いながら、さまざまなクエストや宝探し、素材集めなどを行っていく作品です。各エリアには多彩な植物や鉱石、野生生物、海賊、アンデッドなどが待ち受けていて、それらから素材を入手することで新たなレシピがアンロックされていきます。
本作の陸戦は難易度が高めで、しっかりと備えなければイノシシ相手でも数回攻撃を受けただけで死んでしまいます。敵の攻撃をガードするのが重要で、パリィに成功すれば敵をひるませたり、相手のガードゲージを削ってスタンさせることもできます。ただし、ガードのタイミングを誤るとこちらのゲージが削れていくので注意しましょう。




戦闘前には料理を食べておくのも重要です。料理を食べることで体力上限がアップするだけでなく、それぞれが持つバフ効果を2種類まで保持することができます。戦闘前には筋力や体力をアップして望んだり、探索時ならスタミナボーナスを意識したりと、常に美味しい料理を作って備えておきましょう。もちろん回復用の包帯やポーションも必須です。
囲まれることが死に直結するので、銃で遠くから牽制したり、逃げて敵を減らしたりすることも大切です。また、テントを置けば復活地点を設定可能なので、敵のキャンプなどを襲う際には近くに設置しておけば何度でもチャレンジできます。死んでも一部アイテムを落とすのと食事効果を失うだけなので、デメリットは大きくありません。





手強い敵と出会ったら、装備を整えるのもオススメです。拠点での設備では素材を消費して能力を強化することもできます。金属など貴重な素材が必要なものもありますが、強化の効果は大きいので、困ったら他の場所を冒険して素材を集めるというのも一つの方法です。




いざ冒険の航海へ
海洋冒険の醍醐味は何と言っても航海です。ゲーム内では序盤のクエストを進めることでケッチ船を入手可能で、島々の冒険だけでなく海戦も楽しめるようになります。本作の操船は速度と舵による進路変更で、舵の操作はかなり直感的に行えます。
砲撃はプレイヤーが任意で行い、船が向いている方向に備えられた大砲を使用します。また、修理などは専用の修理キットを使用する方式で、非戦闘時にゆっくり回復するものと、休息に回復するものなど、いくつかのアイテムが用意されています。また、ある程度ダメージを与えた船に近づけば移譲攻撃も可能です。





海戦はしっかりとしたダメージ管理も重要で、当然ながら敵の砲撃範囲を避けたり、複数相手なら囲まれないような動きも必要です。移譲攻撃に関しては、近接戦闘が少し難しい作品なので、慣れないうちは無理をせずに砲撃で沈めてしまうのも一つの選択肢になると思います。
大きい船を入手すれば冒険範囲も広がりますし、船倉でアイテム管理もしやすくなります。それぞれの島には遺跡や住居跡、鉱山などの施設があり、そこには多くの宝物や武器、レシピ、サブクエストが隠されています。探索やクエストの達成でレベルが上がれば基礎能力や特性も強化できるので、冒険すればするほど主人公は強くなっていくのです。




なお、本作の特徴として、所有した船はどこでも海岸に呼び出すことが可能な点。船に乗ればファストトラベルも使用できます。ファストトラベル地点も設置できるので、冒険でインベントリが一杯になったら一旦拠点に戻ることも簡単にできますよ。


拠点構築や勢力との交流でさらなる強化を
物語の中では、黒ひげと対立している勢力が複数あり、プレイヤーは彼らと交流することで、さまざまな恩恵を受けることができます。各勢力は島に拠点があるほか、当時のカリブ海で海賊の拠点として栄えたトルトゥーガでも、それぞれのベースを持っています。
それぞれの勢力に名声用のアイテムを渡すことで関係が改善され、関係レベルがアップすることで、勢力ごとに異なるアイテムやレシピを購入できるようになります。装備品は探索でも入手できますが、セット装備でのボーナスもあるので、プレイスタイルに応じて関係を深めていきましょう。




また、勢力ごとの派閥クエストもあり、クリアすることでさまざまな報酬も獲得できます。勢力の本拠地やトルトゥーガにはファストトラベル用の施設もありますし、船を呼び出すシステムのおかげで名声・換金アイテムも簡単に持ち運びできるので、冒険の成果を得やすいのも『ウィンドローズ』の良い点です。
ファストトラベルの便利さは、拠点構築の重要さにも繋がります。拠点は生産施設として使うだけでなく、設備や装飾を整えることで快適度が上がり、スタミナ回復ボーナスなども一定時間付くようになります。拠点で一休みしてボーナスが付いた状態で冒険へ出ることもできるのです。




また、トルトゥーガにいるNPCを雇うこともできます。NPCは錬金術師や仕立師などの職業があり、生産施設にアサインすることで色々なボーナスを得られます。なにより雇ったNPCは拠点で生活するようになるので、だんだん生活が盛り上がっていく様子が見えるのも嬉しいですね!



『ウィンドローズ』は、海賊の黄金時代を舞台に、海洋冒険や島々の探索、手強い敵との戦闘、拠点の構築など、さまざまな要素を楽しめる作品です。多くの要素があるなかで、ファストトラベルや船の呼び出し、復活地点の設定など、ゲームを遊びやすくする工夫が多く感じられます。
個人的には、航海時にクルーたちがロープを調整したり、見張りをしたり、掃除をしてくれたりと、細かなアクションをしてくれるのが好印象。航海中は「シーシャンティを歌う」ための操作もあるのも嬉しく、海洋冒険もの、海賊もののゲームとして“欲しい部分”をしっかりと備えています。



早期アクセスながら、島々を巡る冒険や各勢力との関係構築など、メインクエスト以外の遊び要素もボリュームたっぷり。最大8人でのマルチプレイも可能なので、仲間とカリブ海を航海するのも楽しみですね!『Windrose』は、PC(Steam/Epic Gamesストア/STOVE)向けに2026年4月14日早期アクセス開始です。











