
時間というのは早いもので、2026年も既に5月に差し掛かろうかという所になってきました。2月下旬にはカプコンの『バイオハザードレクイエム』のパストレーシングに驚愕していました。
今回も製品版相当のSteamキーの提供をいただき、プレイ機会を得ましたので、4月17日発売予定の同社の完全新作『プラグマタ』をRTX 5090搭載のハイエンドPCを用いてグラフィック設定を検証していきます。
前回の検証記事、スペックなどはこちらをご参照ください。

今回も内容はローンチ先行体験の内容となり、ドライバも執筆段階最新バージョンである595.97(Game Readyドライバ)を使用しての検証となっています。
REエンジンの最適化に驚愕

『プラグマタ』は「おすすめ」の推奨スペックでも「NVIDIA GeForce RTX 2060 SUPER」となっています。ただし、レイトレーシング以上を使用する場合はRTX3060以上と補足が追記されています。


今回はプリセット設定が記載環境に合わせた設定になっているため、まずはプリセット設定で差を見ていくことにしましょう。
![]() | ![]() | ![]() |
画質重視にした場合、レイトレーシングが有効となるため解像度だけ変更し、バランス設定以外は垂直同期をオフにしています(単純に切り忘れ)。全てのプリセット別の項目を記載すると膨大になるため、割愛させていただくことをあらかじめご了承ください(画像は画質重視)。

プリセットを使用していますが、フレーム生成機能は速度重視以下でのみ使用されています。バランス設定では低く見えますが、設定で同期設定を切り忘れているため実質それ以上の速度が出ています。
結果だけで言えば全設定においてDLSSなしでも100fps越えの素晴らしい結果です。REエンジンのPC最適化が上手くできているというのもありますが、レイトレーシングを有効にしていても安定しており、RTX3060以上のGPUをお持ちの方であれば画質重視でオプションを詰めていくのが良いでしょう。フレーム生成を加味すればRTX 40シリーズのGeForceでも100fps越えを狙うことも可能だと思います。
今現在公開されている体験版では使用できませんでしたが、製品版ではパストレーシングが使用可能です。同エンジンのバイオレクイエムでもその効果は抜群でグラフィック表現を別次元へと押し上げていましたが、パフォーマンスにもかなり影響していました。
実際の所、パストレーシングを使用する場合DLSSのマルチフレーム生成機能を使用することが前提になっているのですが、まずはフレーム生成なしでのパフォーマンスを探っていくことにしましょう。今回は、大規模出力試験場の戦闘パートとボス戦の導入のグラボ負荷が高い区間で計測を行っています(動画参照)。
ボス戦が一番負荷がかかるのですが、計測時間のバラつきをどうしても抑えられないため上記区間での計測となります。なお動画は参考であり、動画の計測結果は用いておりません。
![]() | ![]() | ![]() |
グラフィック設定は解像度以外はこちらで統一。フレームレートは可変、フレームの限界値も探るため垂直同期もオフとしています。

バイオレクイエムでも40fpsを割り込んでいましたが、本作でも同様の結果に。パストレーシングを使用した場合フルHDでも100FPSを割り込んでいます。逆にプリセットの画質重視設定とリアルタイムレイトレーシングの結果がそこまで変わっていないのにも注目すべきポイントではないでしょうか?

と、いうのも前回のバイオレクイエムでもレイトレーシングなしでの結果、テクスチャサイズや影のプリセットを切り替えても大きく差がなかったこともあってか、テクスチャサイズや影の設定など、GPU/FPS負荷となるポイントを探っていたのですが、プラグマタでもFPS結果に差がそこまで出ず、一番影響があったのはスクリーンスペースリフレクションという結果になりました。ただ、レイトレ/パストレ環境であれば設定不可項目となるため、後は(レイトレ/パストレを使用するなら)解像度とGPUメモリと相談になりそうというのが筆者の見解です。

とはいえ今作でもパストレーシングの効果は抜群で、明暗のあるシーンや反射の多いシーンでは影の自然な投影など、ゲームに対しての没入感も別次元となっているので、できることならばパストレ環境でプレイしたいところ。

流石にディアナの髪の毛や背景などを比べると荒さが見えますが、プリセットの最低画質でもモデルデータが綺麗なため、レイトレなしの最高画質設定と比べても中々の物ではないでしょうか?
ですが、特筆すべきはやはりパストレーシング。スーツの表面の細かい部分の印影表現が行われているためパーツの立体感がレイトレと比べると顕著です。ただ、ネックとなってしまうのがやはりfpsの低下。フレーム生成での底上げがマストといえるため次項ではフレーム生成での効果を検証します。
フレーム生成技術はある意味魔法

フレーム生成の結果の前にDLSSでのプリセット効果の検証を行います。本作品でもDLSSの効果は抜群で同解像度のDLAAから切り替えるだけで目に見えてfpsが上がっています。超解像度はDLAAから切り替える場合、細かすぎるオブジェクトに対してはボヤけたり、絵があきらかに劣化するのが目に見える場面が出るようなデメリットもありますが、余程注視するか相当な低フレームで動作してないとわからなかったりするのが現状なのでバランス以上であればあまり気にならないのではないでしょうか。

GeForce RTX 40シリーズ以降ではフレーム生成機能(MultiFrameGeneration)を使用することができます(GeForce RTX 40シリーズは単純なフレーム生成のみ)ので生成フレーム数を増加させる際の弱点は「入力遅延」が発生してしまうことですが、本作もシングルプレイ中心のため、シビアな入力遅延を気にする必要性も低いため、パストレーシングを使用するのであればDLSSの調整とフレーム生成を組み合わせた上で自身のスペックと相談と言う所になるでしょう。

4Kでのパフォーマンスモード、2K以下ではクオリティモードでのNVIDIAの実行検証レポート結果をここに添付しますが、筆者のDLSS別検証結果でもパフォーマンスモードでは80.1fps/4Kに対しMFG 4xでほぼ合致しているため、各種ビデオカードの数値もほぼ記載通りと見ても良いのではないでしょうか。
画質を上げることはゲームの没入感に繋がる

フレーム生成の是非はありますが、フレームが30fpsを頻繁に下回るなど滑らかでない画面でプレイすると画面酔いであったり、プレイに対して不快感が生まれます。綺麗な画面で60fps以上の安定したフレームでプレイできるとそれだけで没入感や臨場感が桁違いの体験に昇華されます。

バイオレクイエムでもそうでしたが、パストレーシングでの映像表現は最早別世界と言っても過言ではないゲーム体験になっており『プラグマタ』でもできることならばパストレーシングを使用してゲームをプレイしていただきたいです。
『プラグマタ』は、PC(Steam)/PS5/Xbox Series X|S/ニンテンドースイッチ2向けに2026年4月17日発売予定です。
¥678,000
(価格・在庫状況は記事公開時点のものです)




















