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『Raft』+『Satisfactory』なコロニー建設ADV『Astro Colony』自動生成される宇宙でひたすら工業と冒険【特選レポ】

マルチプレイと日本語にも対応しており、今後名作となりうるポテンシャルを感じられます。

連載・特集 プレイレポート
『Raft』+『Satisfactory』なコロニー建設ADV『Astro Colony』自動生成される宇宙でひたすら工業と冒険【特選レポ】
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Game*Sparkで日々紹介される採れたての注目Steamインディーゲームたち。

その中で、このゲームあのゲームの内容が知りたい、そう思う方は少なくないのではないでしょうか?そこで、そんなゲームの中から1本をピックアップして紹介するのがこの企画「しぼりたて!特選Steamプレイレポ」。実際の内容をスッキリスピーディにお届けしたいと思います。こってりなプレイレポ類が見たいなら爆速プレイレポもお忘れなく。

今回取り上げるのは、「宇宙版『Raft』な冒険の旅」「宇宙で目指す全自動工場」などが魅力の『Astro Colony』です。

『Astro Colony』とは?

本作は、Terad Gamesが手掛ける宇宙コロニー建設アドベンチャーです。2021年6月にKickstarterキャンペーンを開始し、1か月で約500万円を集め成功。そして、2022年11月8日にSteamにて早期アクセスを開始しました。

本作の舞台は無限に続く、広大な宇宙。コロニー建設はただ1か所を拡大し続けるだけでなく、宇宙を旅しながら、漂流する小惑星から素材を集め、好きな惑星に自分だけのコロニーを建てることができます。それでは、さっそくその魅力の内容を紹介していきましょう!

ステキポインツその1!「宇宙版『Raft』のような冒険の旅」

本作をプレイすると多くのプレイヤーは海洋サバイバルの『Raft』を思い浮かべることでしょう。ゲームを始めると、プレイヤーは何もない狭く平らな甲板なような場所にたった1人で降り立ちます。辺りには小惑星が浮遊しており、それらを採掘することによって建築に必要な素材を集めていきます。

小惑星には鉄や銅、金、氷などが含まれている。

プレイヤーはジェットパックを標準装備しており、広い宇宙空間を上下左右自由に飛び回れます。ジェットパックの燃料などはありませんが、プレイヤーの酸素ゲージが尽きてしまうと体力を消耗してしまうので、集めた氷から酸素を生成し、補充する必要があります。

建設できるアイテムを増やすにはテクノロジーの習得が不可欠です。テクノロジーを習得すると、電力源になる炭素反応炉や金属を溶かして新たな形にする溶鉱炉、自動で周囲の浮遊する小惑星をキャッチするオートアステロイドキャッチャーなどコロニー生活に欠かせない設備が建設できます。

電気スラスターが建築できるようになれば、コロニーごと移動できるようになり、さまざまなバイオームを持つ小惑星を見つけることができます。本作の宇宙空間は自動生成によって作られており、小惑星はプレイヤーの手で完全に破壊可能となっています。つまり、自由に小惑星の土地を成形して、新たなコロニーを建てることもできるのです。

宇宙の冒険は未知の現象と危険は付き物です。衝突すればひとたまりもなさそうな流星雨や電気嵐、すべてを飲み込むブラックホールなど旅は一筋縄ではいきません。今回のプレイでは『Raft』のようなストーリー性は確認できませんでしたが、実績を見ると明確なゴールは存在するようです。

ステキポインツその2!「宇宙で目指す全自動工場」

『Raft』と同様に本作の比較対象として名前が挙がるのは工場建設ゲームの『Satisfactory』です。Steamレビューでは多くのユーザーが両作品の名前を挙げ、『Raft』の冒険と『Satisfactory』の工場建設の要素を組み合わせたゲームが本作であると語っています。

ストアページでは、本作の目標の一つとして生産工場の自動化が掲げられており、テクノロジーの習得をしながら全自動生産工場の完成を目指します。

チュートリアルで手動での素材収集や成形を学んだら、次はベルトコンベアや輸送ボットを使った物流の自動化に挑戦しましょう。さらに、宇宙飛行士の雇用したりボットを使ったりすると物流の拡張など人手不足問題も解決できるようです。

他にも、宇宙船の開発や小惑星の探索に重宝する車両の作成、食糧確保に欠かせない豚や鶏を使った畜産、木材を生産する林業など早期アクセス時点でもさまざまなコンテンツが実装されています。


『Astro Colony』は今後の開発に大きな期待を持てる作品でした。現時点では、チュートリアルの不親切さや不具合などいくつかの欠点はありながら、現時点でも充実のコンテンツにさらに魅力的な要素の追加が予定されています。

開発のロードマップによると、現在は不安定とされている3人以上でのマルチプレイの安定性向上、コントローラーとSteam Deckのサポート、惑星のテラフォーミング、宇宙ステーションのカスタマイズなどが今後数か月で実装予定としています。アーリーアクセスは1年を予定しており、価格の上昇はないとのことです。

機械翻訳ではない日本語にも対応しており、早期アクセスが始まったばかりの現時点でも、冒険と工業のどちらの方面からでも楽しめる内容になっています。まだまだ面白くなる余地があり、名作になりうるポテンシャルが感じられたので、今後のアップデート情報にも注目したいところです。

タイトル:Astro Colony
対応機種:PC(Steam
発売日:2022年11月8日
記事執筆時の著者プレイ時間:4.2時間
価格:2,300円
日本語:あり



《neko》
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