【吉田輝和の絵日記】大阪のインディーゲームイベント「ゲームパビリオンjp」で見かけたおすすめタイトル5本を紹介! | Game*Spark - 国内・海外ゲーム情報サイト

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【吉田輝和の絵日記】大阪のインディーゲームイベント「ゲームパビリオンjp」で見かけたおすすめタイトル5本を紹介!

3月25日に初開催された、インディーゲーム展示会「ゲームパビリオンjp」に行ってきました!

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3月25日に初開催された、インディーゲーム展示会「ゲームパビリオンjp」に行ってきました!

ゲームのオフラインイベントと言えば関東で行われることが多く、関西在住の僕にとってなかなか気軽に参加できるものではありませんでした。しかし「ゲームパビリオンjp」の開催地はなんと大阪!こりゃ是非とも参加せねばなるまい!

ということで、80タイトルを超える出典タイトルの中から、実際に僕がプレイしてみてビビッと来たゲームをご紹介します!

◆80年代アニメ風のキャラデザが好み過ぎる!『Shikon-X Astro Defense Fortress』

まず最初にプレイしたのは、Kindermannが贈るPC向けソフト『Shikon-X Astro Defense Fortress』!本作は、1980年代のカルチャーのオマージュがふんだんに盛り込まれたスペースアドベンチャーだ。

ゲームはシチュエーションに応じて、ブロック崩しから縦スクロールシューティング、謎解きアドベンチャーやピンボールといったように、目まぐるしくパートが移り変わるのが特徴だ。

中でも僕が一番気に入ったのは、80年代のアニメを意識したであろうキャラクターデザインだ。80年代生まれの僕が最初に触れたアニメキャラの絵柄ということもあり、僕のオタク的嗜好に多大な影響をもたらしている。つまりどストライクなのだ。

ブースに展示されていた巨大パネルと記念撮影しちゃった!

『Shikon-X Astro Defense Fortress』はPC向けに近日発売予定。体験版は配信中。

◆あの頃のゲーセンが帰ってきた!『ホームサイズエレメカアーケードゲーム Fullswing』

次は、FAR EAST PINBALLが手掛ける『ホームサイズエレメカアーケードゲーム Fullswing』!こちらはビデオゲームではなく、なんと「エレメカ」だ!

10円を投入し、球速を選択。

そしてピッチャーが投げた球をタイミングよくスイングし、ホームランを狙うシンプルなゲームだ。

こういったゲームは、1980~90年代の遊園地やショッピングモールのゲームコーナーによく設置されており、小学生だった僕も10円玉をジャラジャラさせながら、ジャスコやイズミヤで熱狂したものだ。

このゲームで遊んでいると、あの頃のゲームコーナーに居るような気分になってくるなあ。

耳をすませばほら、ポップコーンマシーンの音声が聞こえてくるよ……。

『ホームサイズエレメカアーケードゲーム Fullswing』公式サイトはこちら

◆ヤンデレヒロインから逃げ延びろ!『ラブラブスクールデイズ』

お次は、OTL GAMEが制作する『ラブラブスクールデイズ』!本作は、恋愛ゲームの世界に閉じ込められた主人公が、ヤンデレ化したギャルゲーヒロインから逃げながら脱出を試みる、恋愛シミュレーション風サバイバルホラーゲームだ。

恋愛シミュレーションゲーム「ラブラブスクールデイズ」をプレイしている主人公は、メインヒロインの攻略に失敗し、妥協してサブヒロインの「桜咲マキナ」とのエンディングを迎える。

次はヒロインを攻略しようとゲームを再開したその時……予期せぬエラーが発生し、なんと主人公はゲームの世界に閉じ込められてしまうのだった。

プレイヤーは学校を探索し、指示されたアイテムを見つけ出していくのだが……校内にはヤンデレ化したサブヒロイン「桜咲マキナ」が徘徊していた。彼女に見つからないように、脱出を目指すのだ!

一般的なホラーゲームと違い、襲いかかってくるのは幽霊ではなく可愛い女の子。怖さは控えめなんだろうな~と油断をしていると、突然現れたマキナちゃんにビビって「キャッ!」とお嬢様のような悲鳴を上げてしまうおじさんだった……。

『ラブラブスクールデイズ』はPC向けに配信中。

◆ディストピア世界で国境を守れ!『溶鉄のマルフーシャ』

4本目は、hinyari9が手掛け、PLAYISMから発売される『溶鉄のマルフーシャ』のニンテンドースイッチ版!プレイヤーは国境の門を守る衛兵のマルフーシャとなり、迫りくる敵から門を防衛するシューティングゲームだ。

バトルパートでは、手持ちの銃火器を使ってひたすら敵を撃ち落としていく。

敵を退けるたびに支給される給与を使い、武器やステータス、一緒に戦ってくれる少女兵を雇いながら強化していく。

ランダムで表示された3枚の中から強化したいカードを選ぶんだけど、気が付けば少女兵ばかりを選んでいた。だって可愛いんだもの……。

しかしゲームの舞台はディストピア世界なだけあって、基本給から住民税やら国民年金など、現実世界のそれよりもがっつり税金が徴収されていく。少ない手取りをやりくりして強化するのは、楽しくもあり世知辛くもあり……。

正社員になって初の給与明細を見た時のトラウマが蘇るわ……。

『溶鉄のマルフーシャ』はニンテンドースイッチ/PS5/PS4/Xbox Oneを対象に2023年4月6日に発売予定。

◆あらゆる敵はパリィで撃退!『パーリィ・ナイトメア』

最後に紹介するのは、KAKUKAKU GAMESの『パーリィ・ナイトメア』!本作は、悪夢の世界に閉じ込められた主人公が「ホンノウちゃん」と協力し、迫りくる敵の大群をパリィで弾き飛ばす見下ろし型アクションゲームだ。

操作キャラクターである魂は攻撃手段を持たず、出来るのは敵の攻撃を弾くパリィだけ。攻撃は「ホンノウちゃん」が自動で行ってくれるのだ。

ゲーム後半になると敵の攻撃も激しくなる。パリィを繰り返すことで使用可能になる広範囲攻撃をどのタイミングで使うか見極めるのが攻略の鍵だろう。

サウンド面も素晴らしく、ノリの良いBGMに気持ちの良いパリィ音が合わさり、まるでリズムゲームをプレイしているような爽快感と中毒性が味わえるぞ!

『パーリィ・ナイトメア』はPC向けに2023年に発売予定。


今回ご紹介できたのは以上の5タイトルだけですが、他にもたくさんの面白いゲームと出会えました!

イベント後に開催された懇親会では、様々なメーカーの方や個人開発者の方とお話する機会があり、ここぞとばかりに名刺を配ってきました。

「色んな漫画にモブとして登場してるんですよ」と言うと、みんな「あ、はい……(何言ってんだこいつ)」的な表情になるのが面白かったです!

最後に、今回取材したタイトルの公式サイトを改めてご紹介。気になる作品があった方はぜひチェックしてみてください!

『Shikon-X Astro Defense Fortress』Steamストアページ『ホームサイズエレメカアーケードゲーム Fullswing』公式サイト『ラブラブスクールデイズ』Steamストアページ『溶鉄のマルフーシャ』公式サイト(PLAYISM)『パーリィ・ナイトメア』Steamストアページ
《吉田 輝和》

おじさんの絵を描くおじさん 吉田 輝和

20年近く趣味でおじさんの絵(自画像)を描いていたら、いつの間にかおじさんの絵を描く仕事をするようになったおじさん。「吸血鬼すぐ死ぬ」や「からかい上手の高木さん」など数多くの漫画に、自分でも知らない内にモブとして登場している。 現在はGame*Sparkや他メディアでおじさんの絵やゲームの絵日記を連載中。お仕事の依頼は吉田輝和ツイッターからどうぞ。

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