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ソニーさん!これが欲しいよ「PS Plus クラシック」旧世代タイトルで追加してほしい不朽の名作9選【特集】

性能限界による工夫の時代。創作の不自由が傑作を生んだ!

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ソニーさん!これが欲しいよ「PS Plus クラシック」旧世代タイトルで追加してほしい不朽の名作9選【特集】
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皆様、きょうも「PlayStation Plus」を楽しんでおられるでしょうか。ソニー・インタラクティブエンタテインメント様のご厚意により、我々はカタログという機能を駆使して、ほんの少し前に配信されたばかりの新作から、過去に発売された歴史的傑作まで幅広いゲームを定額で遊び放題しています。

ただ、最近はPS4/PS5向けタイトルが中心の「ゲームカタログ」に注力している印象。PS1PS2の時代から遊んでいるコアなプレイヤーの中には、もう少し思い出の味が欲しいと感じている方も多いでしょう。

というわけで今回は、プレミアム向けサービス「PlayStation Plus クラシックスカタログ」に追加してほしいと筆者が強く願っている旧世代機のタイトルを選抜して紹介します。

なお、すでに「ゲームアーカイブス」で配信されているもの、あるいはリマスター版が発売されているものは原則として扱いません。

『バイオハザード アウトブレイク FILE2』

バイオハザード アウトブレイク FILE2(BIOHAZARD OUTBREAK FILE 2)』は、カプコンから発売されているサバイバルホラー。いまや世界的な『バイオハザード』シリーズの外伝作品として開発され、性能の異なる8人のキャラクター、シリーズ初の最大4人によるオンライン協力プレイといった前衛的なシステムが実装された意欲作です。

シリーズからは「PS Plus」向けに多くの作品が配信されていますが、この作品は現時点で移植もリマスターも行われておらず、遊べるのはPS2版のみ。オンラインサービスも終了しているものの、オフラインでもAI操作の仲間が2人ついてくるので、これまでのシリーズ作品とは一味違うプレイを体験できます。

個人的には、前作『バイオハザード アウトブレイク』も併せて、フルHDの高解像度化、PlayStation Networkによるマルチプレイの復活が理想的。カタログへの追加によって現世代機でのプレイが可能になれば、利便性も含めて本当にありがたいです。

タイトル:バイオハザード アウトブレイク FILE2
対応機種:PS2
発売日:2004年9月9日

『鈍色の攻防 ~32人の戦車長~』

鈍色の攻防 ~32人の戦車長~』は、シャングリ・ラが開発した戦車シミュレーション。第二次世界大戦のような戦車が最も活躍した時代の平行世界を舞台に、数奇な運命によって導かれた人々の深いドラマ、実在した豊富な種類の戦車と、中隊を編成して行う戦車戦術による本格的な戦闘が楽しめます。

出会いと別れの一貫したストーリー、戦いを通じて成長する要素、戦闘中は日本語音声付きで喋る個性的な仲間たちなど、キャラクター主導のSRPGに近い感覚。登場する戦車も外見、性能も含めてリアルに再現されており、現実でも恐れられたボス扱の敵戦車が随所で現れる流れも凝っていて適度な緊張感もありました。

戦車というニッチなジャンルなので、知る人ぞ知る名作ですが、これだけの素晴らしい作品を埋もれたままにしておくのは残念でなりません。あの『パンツァーフロント』を手掛けた同開発の精神的前作でもあり、この機会にカタログ追加を果たし、いろんな方に戦車の面白さを知ってもらえれば幸いです。

タイトル:鈍色の攻防 ~32人の戦車長~
対応機種:PS1
発売日:1997年2月28日

『Fallout: New Vegas』

Fallout: New Vegas(フォールアウト: ニューベガス)』は、ベセスダ・ソフトワークスから発売されているオープンワールドRPG。核戦争によって崩壊したアメリカのラスベガスが舞台となり、オープニングで何者かに射殺されるも生き延びた主人公が復讐の傍ら、三つ巴の戦争に巻き込まれていくという筋書きです。

あまりに有名な『Fallout』シリーズの作品ですが、日本語版は家庭用のみ。豪華キャスト陣による日本語吹き替えを堪能しながら、高解像度で快適に楽しむための方法が限られており、カタログ追加による現世代機のハイスペックを活かしたプレイ、あるいはリマスター版で遊びたいと思っている方も多いのではないでしょうか。

シリーズ初期の作品を手掛けていた開発者が多くいるObisidian Entertainmentによる作品であり、蘇った民主主義とローマ軍団が激突するシリアスで興味深いストーリー、実在のものをモデルにした武器や装備品の数々、より詳細に肉付けされた仲間キャラクターとの交流なども魅力でした。

タイトル:Fallout: New Vegas
対応機種:PC/PS3/Xbox 360
発売日:2010年10月22日(Steam版

『SIREN2』

SIREN2(サイレン ツー)』は、現在のソニー・インタラクティブエンタテインメントが開発したホラーアクション。一夜にして島民が消失した「夜見島」に、まるで導かれるようにして集まった登場人物たちが異形の蠢く怪異に巻き込まれ、生き延びようとあがく群像劇が繰り広げられます。

日本を舞台にしたジャパニーズホラー作品であり、すぐそこで起こり得るかもしれないと錯覚させるリアリティ、プレイすること自体が恐怖というだけでなく、アクションとしてもずば抜けた完成度を誇っています。敵の視界を盗み見て回避したり、武器を持って正面から積極的に立ち回ったりと、攻略の幅広さも大きな特徴です。

いまも業界で活躍する俳優を起用し、工夫を凝らしたシステムでキャラクターの移り変わる表情など、いまも見劣りのしないグラフィックと恐怖演出を両立していました。

前作にしてシリーズの第1作『SIREN』が海外PS4向けに配信されたのもあり、この作品も最適化が施された国内バージョンをプレイしたいところ。PS2を持ち合わせていないプレイヤーのためにも吉報を期待します。

タイトル:SIREN2
対応機種:PS2
発売日:2006年2月9日

『鋼鉄の咆哮2 ウォーシップガンナー』

鋼鉄の咆哮2 ウォーシップガンナー』は、コーエー(現・コーエーテクモゲームス)から発売されている海戦アクション。第二次世界大戦から現代の技術、はてはレーザー光線一撃必殺の波動砲、大和型戦艦の主砲の倍以上ある100センチ砲などのビックリ兵器を組み合わせ、自由に設計した軍艦で「帝国」の野望を打ち砕くという内容の作品です。

自分が作った船だけでなく、敵も「超兵器」と呼ばれる普通の10倍はある巨大な戦艦、時速150ノットの高速艦などがボスとして登場します。

そうした圧倒的な相手に並の船で立ち向かって勝利するのが醍醐味であり、ややスケールが小さくなるものの、敵が使用した光学兵器、ドリル戦艦や双胴戦艦などの特殊な船体をプレイヤーも使うことが許されるのが史上稀にみる革新的な要素です。

シリーズとしてはPC版も発売されていますが、この作品はPS2向けのオリジナルタイトルとして開発され、作り込まれた3Dグラフィックによる迫力のある海戦が楽しめます。いまとなっては、ほとんど見かけなくなってしまった種類の作品なので、こんなにもすごいゲームがあったという事実をカタログ追加によって証明するべきでしょう。

タイトル:鋼鉄の咆哮2 ウォーシップガンナー
対応機種:PS2
発売日:2003年4月3日

次ページ:爆走上等!スペースオペラ、等身大の学園生活で綴られる恋愛物語も紹介。


《りおちゃんこ鍋》

ニート10年ゲーム20年の大元帥 りおちゃんこ鍋

一般曹候補として徴兵されて1か月で脱柵後、ラノベ作家を目指すという名目でママの年金を喰い潰し、1秒も働かずに35万のPCを購入。若干8才で『パーフェクトダーク』をクリアし、『コール オブ デューティー モダン・ウォーフェア2』『レインボーシックス シージ』『Apex Legends』など、戦場を渡り歩く根っからのFPS畑。強さだけが全てという当時の業界に感化され、クソゲーとヌルゲーマーを許さない。現在は、エロゲソムリエを自称し、単身DLsiteにて潜入捜査中。好きなバイオは「アウトブレイク」、嫌いなエロゲは「紙芝居」。

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