自然界からの刺客!協力型ハンティングACT『A Day Out』巨大な珍獣(肉食)を追跡・捕獲して人類の威厳を見せつけろ【プレイレポ】 | Game*Spark - 国内・海外ゲーム情報サイト

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自然界からの刺客!協力型ハンティングACT『A Day Out』巨大な珍獣(肉食)を追跡・捕獲して人類の威厳を見せつけろ【プレイレポ】

知能と連携で超自然的な存在を打倒し、事件解決を目指す。

連載・特集 プレイレポート
自然界からの刺客!協力型ハンティングACT『A Day Out』巨大な珍獣(肉食)を追跡・捕獲して人類の威厳を見せつけろ【プレイレポ】
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裏庭から徒歩5メートルにある最後のフロンティア、人の手が及ばない大魔境。それが自然界です。ふらっと自分探しの旅に出て心を落ち着けるのもいいですし、たまには巨大なモンスターを追いかけたり、追いかけられたりして生命の実感を得るのも一興ですね。

というわけで今回は、2023年5月10日に早期アクセスを開始したモンスターハンティングアクション『A Day Out』の気になる内容をお届けします。

A Day Out』とは!?

本作は、KevTheDevから発売されている協力型アクションTPS。箱庭ステージを探索しながら被害者の身にふりかかった事件を調査し、その犯人である正体不明の残虐なモンスターを追跡、対決して捕獲します。

また、本作はオンラインでの協力マルチプレイに対応しており、フレンドまたは他プレイヤーのゲームに参加することが可能。コントローラー操作も部分的に実装していますが、残念ながら現時点で日本語表示はありません。

忙しい現代人のためのワンポイント解説!

◆バギーが命綱!

本作のステージはゆったり広々とした作り。基本はバギーで移動します。乗り物でモンスターにアタックしても意味がないので、大事に使いましょう。

◆探索して力を得る!

マップは無意味に広いわけでなく、あちこちに手がかりやアイテム、珍しいユニーク武器などが隠されています。アイテムも生命も奪われる前に奪うのが鉄則です。

◆ハンター対ハンター!

プレイヤーがモンスターを探しているように、向こうもこちらを探しています。防御を固めて準備を整え、モンスターをおびき出したり、あるいは打って出るなど幅広い選択肢が用意されているのも本作の楽しみ方です。

悲しみと恐怖を乗り越えて

冒頭、プレイヤーが住んでいると思われる田舎町の一軒家から物語がスタート。この段階である程度の基本操作を実行でき、慣性の効いたジャンプなど、動作は滑らかでそれだけで楽しいものがあります。

怪物退治もおめかしして出かけよう!

ストーリーの導入は、主人公の友人たちがワクワクドキドキの山キャンプに出かけたっきり誰も帰ってこないので、いてもたってもいられず、自分で調査に行くしかない……といった雰囲気。

その友を想う勇気と慈しみ、当たり前のようにキャンピングカーを持ち出してくる主人公の行動力もすごいですが、さっそく現場に向かうことに。友人たちのものらしきクルマの前でチュートリアルが開始されます。これといって難しい操作はありませんが、早期アクセスということもあり、特にコントローラー操作UI周りで要調整と思われる部分が目立つので、いまのうちに本作の感触に慣れておきましょう。

基本的には、画面左上に表示されている指示や目的地を示すピンに従い、道なりに進んでいくだけでゲームが進行します。残されたメモ、各種アイテムを拾いながら進み、明らかに力不足なピストルを手に入れるころには、すっかり暗くなって自分の足音だけが響くホラー色に染まっていました。

ワンちゃん……。

意を決して建物に突入すると、ややグロテスク気味に惨殺された友人、そして何故か鼻づらを粉砕された大型犬種が友人の亡骸の傍らですでに死亡。さらには、これをフラグとして怪物の叫び声と外を徘徊する音が聞こえ、ついにピストル1丁で友人たちを手にかけた謎の生命体との対決を迎えます。

透明になって背後から襲いかかるという人知を超えたモンスターに苦戦を強いられ、危うく反撃もできずに圧死するところでしたが、一瞬の隙をついてピストルを連射するとビックリするぐらい簡単に倒せたので、あくまでチュートリアル用の難易度。見るも無残に切り刻まれて死体すら見当たらない友人もいましたが、これにて事件は無事解決(?)となり、ゲーム的にも一段落です。

序盤からパニックホラー展開が唐突に挟まれるので、孤独に戦うソロプレイでは、わいわいと楽しむマルチプレイとは一味違う面白さがあります。じりじりと迫りくる恐怖演出が苦手という方は、フレンドや他プレイヤーと協力して遊んでみましょう。

意外と武闘派な精霊に対する必勝法

この活躍によって何かを決意した主人公は、大掛かりな基地を備えた怪物ハンターとして活動を開始し、各地で目撃されているモンスターを確保することになります。武器などは現場で支給されるので、銃のカスタマイズやロードアウト要素などはないと思われ、中央の大画面から事件ファイルを選択してキャンピングカーで出撃です。

どうして人は武器庫を見ると興奮するのだろうか。

チュートリアル後のミッションでは、スタート地点で装備を整えます。武器はピストルに加えて、ショットガンとスナイパーライフルが4人分あり、回復キットも同様。弾も十分にありますが、この感じだとマルチプレイ時にアイテムを独占することもできそうなので、アップデートで何かしら制限をかけるべきでしょう。

準備が完了したら、人数分ある四輪バギーに乗って目的地に向かいます。箱庭とはいえ、かなり広いマップなので移動は乗り物が中心。クルマに乗って山を駆け回りながら、モンスターを追いかけるというのも斬新なシステムです。

モンスターに襲われたという山奥のキャンプハウスに向かうと、すでに人の気配はなく、慌てて逃げたような跡と生々しい血痕だけが残っていました。メモやカギを拾って調査を進展させると、何者かが窓に肉片を投げつけるというショッキングな事態が発生。

その後も手がかりを集めていき、川沿いの高台に到着するや否や、字幕も読み終わらぬうちに新たな敵・ウェンディゴが出現し、挨拶代わりのメガトンパンチが炸裂して吹っ飛ばされてしまいました。

“ウェンディゴ”はもともと北アメリカに伝わる旅人に嫌がらせをする精霊らしいですが、本作に登場する個体は普通に殴りつけてくるので、胴体が引きちぎれんばかりに主人公の身体がラグドールで回転しながら飛んでいくのが地味に笑えます。

出会い頭にパンチを決めて粉砕骨折させた後、律儀に去るモンスター。何かを守っているような動きだ。

この段階でも攻撃を加えれば倒せますが、モンスターは図体が大きくタフであり、移動も素早い上に殴ると気が済んで逃げようとするので、なかなかの強敵です。ソロでもマルチプレイ基準の内容ですが、攻撃し続ければ必ず倒せます。

モンスターのAIも直線的で慣れれば回避も難しくないですし、どうしても倒せないという場合は、バギーの上から銃を撃ったり、道を封鎖したりすると上手い具合にハマります。自分とモンスターの間にバギーを挟むだけでも一方的に射撃できるので、ソロプレイで強敵と渡り合うには必須のテクニックかもしれません。

あらかじめ設置しておけば、トラバサミも地味に有効。

本作のマルチプレイは、フレンドがいなくてもマッチングが可能であり、決まり事などもなく集まった者同士で気軽にプレイできます。バギーに乗って、ゆったりとしたキャンプ気分を楽しむのも結構ですが、モンスターは突然に現れるので油断しないでください。

スパくんのひとこと

フレンド(あるいは野良)と、お手軽に協力ハンティングが楽しめるスパ!正確にはモンスターを討伐するんじゃなくて捕獲する設定だから、表現的にも抜け目ないスパね!

タイトル:A Day Out
メーカー:KevTheDev、GamesByChris
対応機種:PC(Steam)
筆者がプレイした機種:PC
発売日:2023年5月10日
記事執筆時の著者プレイ時間:3時間
価格:1,500円


《りおちゃんこ鍋》

ニート10年ゲーム20年の大元帥 りおちゃんこ鍋

一般曹候補として徴兵されて1か月で脱柵後、ラノベ作家を目指すという名目でママの年金を喰い潰し、1秒も働かずに35万のPCを購入。若干8才で『パーフェクトダーク』をクリアし、『コール オブ デューティー モダン・ウォーフェア2』『レインボーシックス シージ』『Apex Legends』など、戦場を渡り歩く根っからのFPS畑。強さだけが全てという当時の業界に感化され、クソゲーとヌルゲーマーを許さない。現在は、エロゲソムリエを自称し、単身DLsiteにて潜入捜査中。好きなバイオは「アウトブレイク」、嫌いなエロゲは「紙芝居」。

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