BitSummit絵日記の第三回目は、僕が今年の「BitSummit Let’s Go!!」に行こうと心に決めた注目のアドベンチャーゲームと、僕が大好きな『パワーストーン』を彷彿とさせるハチャメチャ対戦アクションゲームをご紹介します!
余談になりますが、『F-ZERO』シリーズなどを手掛けた今村孝矢氏が会場に来られていて、サインと写真撮影に加えて、なんと名刺交換までしていただけました!
今村孝矢氏が執筆した漫画「OMEGA6」を原作とした『オメガ6 ザ・ビデオゲーム』が2023年にニンテンドースイッチで発売が予定されています。こちらも要チェックだ!
◆記憶を無くした少年とオポッサムの、絵本のような不思議な旅『OU』
最初に紹介するのは、G-MODEから発売される『OU』!本作は、記憶を亡くした少年「OU」が、尻尾に火をつけたオポッサムの「サリー」に誘われて、不思議な世界を旅するアドベンチャーゲームだ。
過去に、『OU』の企画・シナリオを担当する幸田御魚氏のゲームにハマっていた僕は、この不思議な世界観を持つゲームをプレイするのを、そりゃもうはちゃめちゃに待ち続けていた。今年のBitSummitに行こうと思った最初の理由も、本作を触ってみたかったからなのだ。
緻密に描かれた背景と、ポヤっとした可愛らしいキャラクターとのギャップがたまらない。一見するとミスマッチに見えるが、背景、キャラクター、サウンドが合わさることによって独特で不思議な世界観が演出されている。うっとり。
右の少年がOUで、左の動物がオポッサムのサリー。水辺で倒れているOUをオフィーリアに例えるなんて、このオポッサム、学があるな!
どうやらここに居ると「サウダージ」なるものの餌にされてしまうらしく、OUはサリーに導かれて歩き出す。
フィールド上に気になるものがあれば、ふせんにメモを書き残せるのか。また、ふせんを投げて遠くの物を落とすことも出来るようだ。
ふせんを使って敵をバッタバッタと斬り倒す!みたいなゲームではないと思うけど、今後ふせんをどのように使っていくのか楽しみだな!
◆横取りアリのハチャメチャ対戦空中バトル『ぶっとバード』
次に紹介するのは、ロコビットから発売される『ぶっとバード』!本作は、ジェットパックを背負ったトリを操作し、空中を自由に飛び回りながら戦う4人対戦アクションだ。
ルールはシンプル。武器で敵にダメージを与え、弱った敵をタックルでぶっ飛ばした回数を競い合うのだ。
まず最初に操作するトリの種類を選択し、どの武器で戦うかを決める。武器によって特徴が異なるので、使いやすさを重視するか、高火力で敵を圧倒するか迷うところだ。
僕は使いやすさを重視し、大量の弾丸を撃ちまくるガドリングを選択した。
実は、3月に大阪で行われたゲームパビリオンにも本作が出展されており、そこでプレイした時は扱いが難しいミサイルを使っていたんだけど、僕がフライトシューティングが苦手なこともあって散々な結果に終わっていた。
うーん、こりゃ負けフラグみたいだな……。ともかくバトルスタート!
フィールド上に配置されているアイテムを取れば有利に戦えるんだけど、アイテムはスルーして、他のトリの背後を取るのに集中する。僕のヘボヘボ操作では、ノロノロとアイテムを取りに行ってる隙に狙われてしまうからだ。
ある程度時間が経過すると、暫定一位のトリVS他のトリ三匹のバトルが始まる。逃げ延びれば一位のトリにポイントが加算され、倒しきれば三匹のトリにポイントが加算されるのだ。
他のトリをぶっ飛ばせるまで弱らせても、横取りぶっとバードされる場合もある。常に一発逆転のチャンスがあるので最後まで気が抜けない。
暫定一位だった僕は1VS3のバトルも逃げ切り、そのまま一位をキープしてゲーム終了!
このハチャメチャ感のあるバトルは、僕が大好きな『パワーストーン』っぽさを感じた。こりゃ発売が楽しみだな!
今回は、会場に行く前から気になっていた『OU』と『ぶっとバード』の2タイトルをご紹介しました。発売が待ち遠し過ぎるわ……!ラストとなる次回のBitSummit絵日記もお楽しみに!
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