今回は、Gearbox Publishing / THQ Nordic（デジタル版：Gearbox Publishing / パッケージ版：THQ Nordic）から発売された『Remnant II レムナント２』のPlayStation 5版をプレイ！本作は、文明が崩壊した後の世界を舞台とした、サードパーソン・アクションシューティングRPGです。自分好みに装備やスキルをビルドして、ランダム性のあるダンジョンに挑みます。
前作『レムナント：フロム・ジ・アッシュ』はプレイ済みなので、本作も結構余裕……と思いきや、プレイして楽しかった思い出以外はすっかり忘れちゃっているんですよね。僕の脳みそでは、年間100本以上のゲーム内容を覚えるのは不可能……！シリーズ初プレイのような新鮮な気持ちで挑んできます！
◆少女とおじさんは、文明崩壊後の世界を旅する
まずはキャラクターメイキングだ。体型や髪型、傷跡など、用意されたパーツの中から選択して組み合わせていく。
モヒカンの髪型パーツがなかったので、後頭部にお団子を作っている髪型にした。現実の僕は、最近モヒカンを立てずに後ろで結んでいる。大体これと同じ髪型だ。
難易度は、サバイバー、ベテラン、ナイトメアの3つから選択可能だ。今はまだ選べないが厄災なんて難易度もある。自分の腕前を過信せず、サバイバーでゲームスタート！
主人公と少女の2人は、セクターと呼ばれる場所を目指して旅をしていた。2人は軽口を言い合えるような仲らしくてホッコリして見ていたけど、少女は腕を負傷しているらしく、その状況は思わしくない。一刻も早く安全な場所へ行かねば……。
早速敵のお出ましだ！攻撃手段は、メインとサブの武器が2つ。お、照準を絞らずに発砲ボタンを押すと近接攻撃も出来るのか。
え、待って待って！序盤からそんな大群で襲ってくるの！？リロードボタンを……って、めっちゃ近寄ってきた！
緊急回避的にぶん殴ったけど、近接攻撃は思っていた以上に強そうだな！立派な攻撃手段として十分使えそうだ。
敵の大群に囲まれて絶体絶命のピンチに陥るも、突如として現れた二人組の男女に助けられた。
彼女の使う謎の力により、敵の時間だけ停止しているようにピクリとも動かなくなった。何その超パワー！僕も使いたいんですけど！
彼女らに案内され、残された人類が集まるセクター13に辿り着いた。今後はこの場所を拠点とし、ゲームを進めていくことになる。
そしてここから、アーキタイプと呼ばれるクラスが選択できる。近距離戦闘が得意なチャレンジャーや、回復手段を持つメディックなど、4つのアーキタイプの中から選べるようだ。
僕としては、さっきのお姉さんのような超パワーを使いたいから、いわゆる魔法使いタイプのアーキタイプを選びたいな。ロマンがあるよね！
そんな僕が選んだのは、犬の調教師のアーキタイプだ。戦力やロマンより「寂しくないこと」が最優先だ！
◆ここはお前に任せたぜ、ワンちゃん！
思っていた通り、ワンちゃんは主人公と一緒に行動して、攻略をサポートしてくれるようだ。レベルが上がるごとに、お手伝いしてくれる内容も増えていくんだな。あと、ワンちゃんをナデナデ出来るぞ！
セクター内に設置されている“ワールドストーン”と呼ばれている物体に触れると、別の世界へと移動が出来る。
別世界は複数あり、最初にどの世界に飛ばされるかはランダムで、僕が最初に挑むのはヤイシャと呼ばれるエリアだ。
エリア内には複数のダンジョンがあり、敵を倒しながらどんどん進んでいく。ダンジョンの途中にあるチェックポイントでは、体力の回復や消耗品の補充、セクターへの帰還が可能だ。ただ、チェックポイントに触れるとダンジョンで倒した敵が復活するので注意せねばな。
世界によって登場する敵や雰囲気はガラリと変わる。ヤイシャはファンタジーホラーのような世界観だ。
ワンちゃんは、敵を見つけると自動で戦ってくれるが「あの敵と戦え」や「あそこまで進め」といった指示を出すことも可能だ。
いかにも敵が湧きそうな開けた場所に出くわせば、ワンちゃんに「ちょっとあそこの様子を見て来てよ」と先行させられる。
強い敵が現れた時は、ワンちゃんに接近戦を任せて、自分は安全なところから援護射撃なんて手段も取れるな！ワンちゃん好きにあるまじき行為だけど、こうでもしないとへっぽこな僕は生き残れないのだ。
敵を倒すと、弾薬や装備、素材アイテムなどが手に入る。素材アイテムは、武器に装備をして特別な効果をもたらす“武器MOD”を作成するのに使用する。
武器MODを装備すると、使い魔を召喚したり電撃を放ったりといった特殊な攻撃が可能になる。前述した魔法のような超パワーは、武器MODが可能にしてくれるのか！
ただし、武器MODのクラフトはセクターで行うので、頑張ってチェックポイントまでたどり着かねばならない……！
◆マルチプレイって、寂しくなくて良いね！
ダンジョン内には強力で巨大な敵、いわゆるボス格の敵キャラクターも数多く存在する。
こいつはいかにも強そうな剣士タイプのボスだな。その剣いいな～。欲しい！
格好良いヤツも居れば、グロテスクなヤツも居る。ボスキャラクターの姿形は、挑んだダンジョンによってガラリと変わる。足が生えた脳みそみたいなフォルム、怖すぎやしませんか……。
調教師のレベルが上がり、プレイヤーが倒れた時にワンちゃんが蘇生させてくれるなどの能力を得るも、僕のへっぽこな腕前では少々厳しい。戦い方を考えている内に、あっさりと殺されてしまった。
最低難易度で挑んでいるので、これ以上難易度は下げられないし……。そんな時はオンラインマルチプレイだ！
オプションでゲームセッションを公開状態にしておくと、最大2人までの他のプレイヤーがゲームに参加してくれるのだ。
また、ワールドストーンから、他のプレイヤーの遊んでいるゲームにも参加が出来るぞ。
エリアごとにダンジョンの雰囲気がガラリと変わるけど、どのダンジョンもおどろおどろしい雰囲気の上に、恐ろしくて気持ち悪い敵が襲ってくる。そんな時、他のプレイヤーの存在が精神的にとても助かるのだ。寂しくないっていいね！
さらに、全員のアーキタイプが調教師の場合だと、3人＋3匹の大所帯になる。
自分のワンちゃんだけでなく、他人のワンちゃんもナデナデ出来るのだ！僕が他のプレイヤーのワンちゃんをナデナデしたのを皮切りに、他のプレイヤーもお互いのワンちゃんをナデナデし始めた。公園で散歩中の飼い主同士の交流会みたいになってホッコリ！
プレイヤー同士がお互いの状況をしっかり把握していれば、ボイスチャットの必要性は特に感じないな。それに多少意思疎通が困難な方が、今回のように偶然面白い交流が生まれることもある。
一番面白かったのは、範囲外に出ると嘔吐してしまうダンジョンで、3人一緒に回転しながらゲロを撒き散らしたことだ。
絵面が酷すぎて大爆笑してしまった。他のプレイヤーも、画面の向こうで笑っていたら良いな。
20時間ほどプレイしていますが、ソロにマルチにとまだまだ楽しんでいます！
武器のビルドやキャラクターの成長といったカスタマイズ要素も豊富で、何度も繰り返し遊びたくなります。
序盤の内は、一番易しいサバイバーの難易度でも死にまくっており、ゲーム全体の難易度はちょっと高めに感じましたね。ただ、挑むボスに応じてビルドを組み替えたり、使っている武器と相性の良いカスタマイズを考えたりしている内に、僕のようなへっぽこな腕前でも意外となんとかなりました。
記事を読んで興味を持った方は、是非僕とワンちゃん交流会をしましょう！
『Remnant II レムナント２』PS5パッケージ版は9月26日(火)より発売。また、PS5/Xbox Series X|S/PC向けダウンロード版は7月26日より発売中です。
『Remnant II レムナント２』日本語公式サイト
