今回は、ISYが手掛けたPC向けタイトル『貢がせろ！女苑ちゃん！！』をプレイ！本作は「東方Project」を原作とする二次創作作品で、疫病神の依神女苑ちゃんにひたすら物品を貢いでいくハイスピード大喜利貢ぎシミュレーションです。
僕は、誰かに貢いだり貢いでもらったりした経験はなく、そもそも人に奢ってもらうなど何かしてもらう行為にやたら恐縮してしまいます。あげる側としても、お財布事情が厳しかったり、そもそもプレゼントを贈る友達がいなかったり……！
◆大抵なんでも受け取ってくれるぜ！女苑ちゃん！！
いつもきらびやかに着飾っている美少女、依神女苑ちゃん。彼女の正体は疫病神であるという噂もあるが、主人公にとっては大した問題ではなかった。そう、疫病神だろうがなんだろうが、主人公は女苑ちゃんにただただ貢ぎたいだけなのだ！
ステージごとにノルマや予算、制限時間が決められている。
ルールは簡単で、女苑ちゃんが「“か”がつく食べ物が欲しい」などの要求をしてくるので、プレイヤーは50音表から“か”のあとに続く文字を入力し、お題に沿った単語を完成させるのだ。
今回は“た”がつく二文字の食べ物のお題だったので、タコを貢いでみた。お、意外にも喜んでくれているぞ。
タコって結構高いから、家でたこ焼きを作る時はタコよりも安いイカを入れて食べている。うん、僕もタコを貰えるとちょっと嬉しいかも。
次は、“さ”がつく食べ物か。文字数も指定されているので、意外と難しいな。さ、さ、さ……サメだ！
スーパーでパックにされているサメなら数百円だけど、もしかしたら一匹丸ごと貢ぐのかもしれないし、なんなら自分で漁港に行ってサメを捕ってくるのかもしれない。そうなると予算オーバーしちゃうな。
よし、パックのやつだった！タコを晩酌のアテにすると言ったり、女苑ちゃんは料理好きなタイプなのか。良いね！
最後のお題の“か”のつく食べ物は、菓子を貢いでノルマ達成。ステージクリアだ。
ステージ2は、制限時間がちょっと短くなっただけか。これなら余裕そうだ。
最初のお題は、後ろに“す”がつく二文字の食べ物か。す、す、す……やばい、思いつかないぞ。この際、食べ物じゃなくてもいいからなんでも入力してみるか。
『MOTHER2』のネス！
もちろんネスは食べ物ではないので却下されたけど、ちゃんと『MOTHER2』のネスと認識してコメントを返してきてくれていて嬉しい。他のゲームのキャラクターでも反応してくれるか試してみたけど、『ポートピア連続殺人事件』のヤスは入力受け付けしてくれなかった。残念。
やることは基本的に変わらないんだけど、ステージを進めるごとにノルマの数は多いのに予算が減るなどして難易度が上がってきた。
今回は予算が少ないので値段の調整が難しいな。
お題に沿ってさえすれば、価値の低いものでも大抵は受け取ってもらえるぞ！マナは僕の体から放出されているので0円だ。
ただしチン…やクソなどの下品な物を貢ぐと、いかに温厚な女苑ちゃんとは言え、一発でゲームオーバーになる。当たり前か。
全12ステージをクリアすると、さらに難易度が上がったExtraステージが解放された。女苑ちゃんから出されるお題を乗り越え、万物を貢いできた僕にとってExtraステージなんて恐るるに足らず。
い、いきなり英語はずるいぞ、女苑ちゃん！
ひとつのステージにつき1分もかからず終わるので、最初から通してプレイしても一時間ほどあればクリア出来ます。ボリュームは少なめですが、700円というお安い価格なので納得です。
最初は「文字数少ないから楽勝じゃん！」と思っていましたが、逆に二文字縛りが難しかったです。何度もリトライを繰り返している内に、高額商品はコレ！低価格ならこっち！とベストな答えがわかってくるのが楽しかったですね。
貢いだ時の女苑ちゃんのリアクションが面白い上にバリエーションも豊富で、ついつい変な物を貢いでしまいます。大喜利やっているのはプレイヤーではなく、むしろ女苑ちゃんなのでは……。
僕の好きな貢ぎ物は、母や叔父などの身内シリーズです。
繰り返しになりますが、女苑ちゃんのリアクションは最高ですね！
『貢がせろ！女苑ちゃん！！』は、PC（DLsite/booth/Steam）向けに配信中です。
