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歴史的偉人をモチーフにしたキャラクターに注目!カード収集とカジュアルRTSが融合した『黒ニ狂』【東京ゲームダンジョン4】

歴史上の偉人たちが激突!RTS初心者から上級者まで楽しめる作品です。

連載・特集 プレイレポート
歴史的偉人をモチーフにしたキャラクターに注目!カード収集とカジュアルRTSが融合した『黒ニ狂』【東京ゲームダンジョン4】
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1月20日・21日にインディーゲーム展示会「東京ゲームダンジョン4」が開催されました。本記事ではlidlocksの開発したリアルタイムストラテジー『黒ニ狂(クロニクル)』の試遊レポートをお届けします!

歴史上の偉人が激突!200種類以上の「エフェクター」カードがラインナップ

本作は歴史上の偉人をモチーフとしたキャラクターでデッキを編成し、敵陣の制圧を目指すリアルタイムストラテジー。戦闘ユニットは一般的な兵士偉人「エフェクター」で分かれており、エフェクターはそれぞれが個性的なスキルを有しています。

「エフェクター」のモチーフとなった年代や国籍は非常に多彩で、「ヴィクトリア女王」「マリー・アントワネット」をはじめ、「ウィリアム・シェイクスピア」「ヴァスコ・ダ・ガマ」など「歴史の授業で習ったやつだ!」と感じられる名前が多数。なかにはベトナムの指導者「ホー・チ・ミン」や旧ソ連の「ヨシフ・スターリン」といった、比較的現代寄りなキャラクターも登場しています。

もちろん日本がモチーフのエフェクターも登場し、「葛飾北斎」のエフェクターも確認できました。それぞれのエフェクターには解説や固有のスキル、キャラクターをイメージしたフレーバーテキストなどが添えられており、これを集めて読むだけでもワクワクしてきそう。

エフェクターのイラストは日本のアニメ監督・田中孝弘氏によるデザインのものであり、現在でも200種類以上の偉人が禍々しくも美しく描かれています。

初心者から上級者まで楽しめる戦闘!キャラを組み合わせ、無限の戦術を編み出す

戦闘システムは、RTSジャンルに初めて触れるという方でも安心のカジュアルな設計となっています。開発の熊沢氏による「『にゃんこ大戦争』ライクです」の一言で、筆者もスッと理解できました。

戦闘ユニットを選択し、マップに配置することでユニットが進軍・戦闘を開始します。配置はフィールドに直接置いてもよし、ミニマップをクリックして置いてもよしと、直感的な操作が可能です。

ユニットにはそれぞれ「赤」「青」「緑」と3つのタイプが設定されており、“3すくみ”のバランスを持っています。また一般的な兵士は目の前しか攻撃できないものの、エフェクターはより広範囲を攻撃することが可能です。

相手のユニットを撃破して進軍を続け、最終的にマップの端にあるコアを破壊することで戦闘は勝利となります。今回試遊したステージは平坦な道であったものの、複雑な地形や、地形を活かした戦いが楽しめるステージも用意されているようです。

また試遊の際には、本作の気になる「ガチャ」や「課金」要素についても話を伺うことができました。本作ではガチャによってエフェクターを入手できるのですが“一定時間経過するごとに無料で10連ガチャを引ける”といったような仕組みを採用していくとのことで、無理なく楽しめそうでした。

さらに戦力を拡充したいときやより効率的にプレイしたいときに使える、というバランスを考えているようです。とはいえ、やはり「無料10連ガチャ」という響きがなんとも甘美に感じ、強く惹かれるのはゲーマーの性でしょうか…。


ということで、今回はlidlocksの開発したRTS『黒ニ狂』のレポートをお届けしてきました。初心者から上級者まで楽しめる設計の戦闘はカジュアルながらも奥深く、多様な戦術性を生み出すことができます。さらに戦闘だけでなく、エフェクターの存在も本作の大きな魅力です。

一度はその名前を聞いたことがある偉人たちが登場し、それぞれの出来事や功績をモチーフとしたスキルやセリフ、短い解説なども要注目。歴史好きの方はもちろん「ちょっとした雑学的な知識」としての知的好奇心を非常にそそられます。ついつい「偉人解説」みたいな動画って観てしまいますよね……。そういう意味では、雑学を吸収しやすい現代のニーズにピタッとハマると言えるかも。イラストも魅力的で、カードを集めてじっくり眺める楽しさもあります。

『黒ニ狂(クロニクル)』は2024年9月6日に、PC(Steam)向けに配信予定です。また、iOS/Androidでの展開も予定されています。詳細は公式サイトなどもあわせてご確認ください。





《kurokami》

チャーシュー麺しか勝たん kurokami

1999年生まれ。小さい頃からゲームに触れ、初めてガチ泣きした作品はN64の『ピカチュウげんきでちゅう』です。紅蓮の頃から『FF14』にどハマりしており、Game*Spark上ではのFF14関連の記事を主に執筆しています。

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