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お宝ザックザク!装備品漁りと“潜るたびに強くなる”感覚が楽しすぎるダンジョン探索ローグライトシューター『SULFUR』【プレイレポ】

強化した武器を手に無慈悲な世界を生き残れ。

連載・特集 プレイレポート
お宝ザックザク!装備品漁りと“潜るたびに強くなる”感覚が楽しすぎるダンジョン探索ローグライトシューター『SULFUR』【プレイレポ】
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今回はPerfect Randomが手掛け、2024年10月29日より早期アクセス開始した『SULFUR』のプレイレポートをお届けします。

深みにハマる!ダンジョン探索×ルーターシューター

本作は、一人称視点を採用したローグライトシューティングアクション。プレイヤーは、自身の教会が焼失してしまった神父となって、霧の深い谷間や闇に包まれた森など複数のダンジョンを探索し、放火の真犯人と過酷で無慈悲な世界「SULFUR」の謎に迫ります。

出典:Steamストアページ

執筆時点でのSteamレビューは、1,679件中84%が支持する「非常に好評」となっています。なお、開発者によると早期アクセス期間は「史上最短」を目指しているとの事ですが、具体的な日数は不明。とはいえ、新たなステージや武器の追加など大まかなロードマップは公開されています。

特徴的なのは、絵本のようなイラスト調の2Dグラフィック。しかし、色鮮やかでキュートな見た目とは裏腹に一旦戦闘が開始すると、鮮血吹き出し肉片散らばるグロテスクな画面に早変わり。その容赦ないハードなゴア表現とのギャップが凄まじくとりわけ魅力的だと感じました。

ゲームシステムは、テンポ良く爽快感のあるFPSメカニクスと、死亡するとアイテムが全ロストする緊張感たっぷりのローグライト要素が融合。より強力な武器や防具を集めていくRPG的な楽しさもふんだんに盛り込まれたルーターシューターです。

ランダム生成されるダンジョン探索では、バラエティ豊かな装備品やレアイテムがぎっしり詰まった宝箱を見つける喜びと、それらを元にビルドを構築し「ダンジョンへ潜るたびに自分が強くなっていく」感覚が非常に爽快で何度も挑戦したくなるようなプレイフィールでした。


完璧な日本語ローカライズ!コントローラー操作推奨

操作は、キーボード及びコントローラーに対応。ほぼ全ての入力をカバーしているのでコントローラー操作をオススメします。

言語表示は、日本語字幕/インターフェイスに対応しています。キャラの会話やフレーバーテキストなど日本語表現は違和感なく快適。表記はありがちなゴシック体ではなく、世界観に合うフォントを使っていたりサイズも変更できたりと、機能も見た目も凝っていて好印象でした。

その他のオプション設定は、画質や音声、キーバインドの変更といった基本的なものが中心で、自分好みにカスタマイズ可能です。

死後の世界「SULFUR」で魔女を追え

物語は、とある車が黒煙を上げながら走る場面からスタート。なぜ故障しているのか、ここはどこなのかは分かりません。すると突然、ホウキに乗った老婆が現れて洞窟のほうへ飛び去って行きます。車から降りた主人公が振り向くと……遠くで何かが盛大に燃えています

洞窟へ行こうとすると、彼が持っていた不思議な「お守り」との会話に。お守りは聡明な相棒で、こちらの知りたいことをなんでも答えてくれます。どうやら先ほどの老婆は魔女で、教会を焼き払った真犯人のようです。

そして、主人公の正体は炎上した教会の神父であり、復讐の怒りに呑まれた結果ここにいるとのこと。洞窟はポータルに繋がっていて、その向こうには「SULFUR」と呼ばれる待合室のような死後の世界。その奥深くに隠れている、忌々しい魔女を追いかけることが目的のようです。

さっそく足を踏み入れますが、洞窟内は薄暗くブキミな感じ。すると、なぜか「Wakizashi(脇差し)」を発見。Xボタン長押しで抜刀し横払い攻撃できます。斬撃の速度も速く、斬る感触もなかなか良い感じで、ずいぶんと役に立ちそうです。

そのまま奥へ進むと、今度は宝箱から「P38 ダーク」という拳銃を発見。FPS系の他作品と同様、L2ボタンで構えR2ボタンで発射する仕組みで、射撃の感覚やリロードアニメーションなど小気味よく、シューティングはかなり気持ちいい手触りでした。

中間地点には、怪しげなモニュメントが立っています。これでお守りのパワーを充電すると、安全な場所へ帰還できる魔法が使用可能になり、プレイヤーが瀕死の際などに体制を立て直すことができます。ただし、帰還魔法の発動は一度きりなので、欲深く前進するのか、賢明に後退するのか、プレイヤー自身の判断に委ねられます。

お宝ザクザク!ダンジョンに潜りレア装備をゲットせよ

戻ってきた場所は、お守りの言っていた「SULFUR」という死後の世界。どんよりとした気味の悪い風景が広がっていて、中央に一際目を引く大きな教会が鎮座しています。プレイヤーはここを拠点にダンジョンへと潜っていくのです。

教会には、正体不明の老人「グレイブディガー」がいたり……

ワイルドな無免許整備士「ラルフィー」は武器や防具などの装備品を修理してくれたり、アイテムを販売してくれたりします。

他にも隻腕の武器商人「スティッフ・レッグ」、インク中毒の「魔法学者」など個性的すぎる面々が住んでいて、お金と引き換えに強力な装備品や回復アイテムなどを購入できます。

またキャラと会話を進めると内容が分岐し、物語の背景が明るみになってきます。ちなみに、ひとつだけ気になったのは会話中に必ず出てくる「Infinite Void(無量空処)」という単語。どうもそこは危険極まりない場所らしく、近寄らないほうがいいとのこと。謎は深まるばかりです……。

ダンジョンはレベル順にステージごとに分かれていて、すべてを踏破すれば次のダンジョンへと進めます。もちろん、途中でゲームオーバーになると、インベントリ内のアイテムを全て失い最初からやり直すローグライトな仕様です。

まずは、弾丸の節約のため近接攻撃でバッサバッサと敵ゴブリンを切り裂いていきます。驚いたのが、結構グロめなゴア表現。倒した後も斬り続けると一面血の海に……可愛いらしいヴィジュアルとの落差がほんと凄い。

特に凄惨だったのは、火薬樽を使って敵をまとめて吹き飛ばした時。内蔵や肉片がそこら中に飛び散り、周囲は赤に染まりました。

さて、気を取り直して進みましょう。インベントリは7×9マスのシンプルなスタッシュで、アイテムを回転したり捨てたりして整理することができます。左側は武器、各部位に対応する防具、投擲物などの装備確認ができるスペースで、とても分かりやすい設計でした。

射撃感覚が本当に気持ちよく、トリガーハッピー状態で調子に乗って撃ちまくっていきますが……そういう仕様なのかなんだか弾薬のドロップ率が悪い

どうやら、ヘッドショットを決めて倒さないとダメらしく、胴体を傷つけると高額な「臓器系」を含めアイテム自体あまりドロップしないようです。あとは、エフェクトの問題かどこに当たったのかが判別しにくいと個人的に思いました。

弾が尽きたタイミングで、敵が大量に押し寄せあっさり死亡。今までの道のりと、苦労して手に入れた所持品の全てが無に帰ってしまいます……。

そんな心が折れかけた筆者に救いの手が。なんと教会の信徒がプレイヤーのためにお金を集めてくれていました。コレを元手に弾薬や回復アイテムを購入したり、なんなら強力な装備品だって買えちゃいそうです。

教会内には、大容量のアイテム収納箱が置いてあり、無事持ち帰った装備品やお金、弾薬などを次回のダンジョン探索のために取り置きができます。つまり、無理して一気にクリアを目指すのではなく、少しずつアイテムを集めて装備を強化していけば、必ず道を開けていくのです。

「欲深さ」はこのゲームの前では命取りになる……一度死を経験し学んだ筆者。ですが、ダンジョンの至るところにある宝箱を見つけて、ドキドキしながら開けるのも本作の醍醐味です。帰還せず、ついつい奥深くへさらなるお宝を探しに行ってしまいます……。

なぜなら、こんなクールでイカしたレア装備「SULFURキャップ」が出てきたり……

新たな銃器や移動速度を高める防具など、実用性バツグンなアイテムが手に入るのが楽しすぎるから……!さらに、オイル系アイテムは火力を高めたり属性攻撃ができたり、さまざまなアビリティを武器に付与して強化してくれます。自分なりのビルドを組む際にとても重要になってくるので、是非ゲットしておきたいところです。

何度もダンジョンに潜っていく内に立ち回り方を覚え、より強力な武器と防具を集めていき、ビルドを組み変えながら試行錯誤していった結果、ライフルを持ったガンマンや、ガイコツといった強敵を倒せるようになりました。

ついにボス戦へ突入。広いステージでの攻防戦は、白熱してやりごたえ十分です。ボスは耐久力が高い上に、ジャンプからの着地攻撃で範囲内にいると大ダメージを食らうので、距離を取りつつ射撃していきます。

手榴弾を投げ渾身の一撃でトドメを刺しかと思いきや、なんと敵が三体に分裂……!絶望の第二章が始まります。結局、弾薬が無くなり近接攻撃のみでは勝てずゲームオーバー。「SULFUR」での試練の旅は続くのでした……。


本作の良かった点は、可愛らしくも味のあるイラスト風のビジュアルと、落差の激しいハードコアなゲーム内容。戦闘は操作性の良いFPSメカニクスが気持ちよく、難易度もトータルで見るとバランスの良い調整だと感じました。

そして、バラエティ豊かなアイテムが入った宝箱探しは、見つけたワクワク感とレアだった際の喜びが感じられる素晴らしい要素。ダンジョン探索も、ランダム生成のおかげで飽きが来ないし、何度も挑戦していくにつれ自身の成長を感じられるリプレイ性が高いゲームデザインでした。

惜しかった点は、クラフトアイテムの種類が膨大でレシピ機能が無いこと、商人の品揃えが悪く再スタートの難易度が高いこと、最適化不足でフリーズやバグがあることなどですが、それでも中毒的に深くハマれそうなオススメの作品です。

  • タイトル:『SULFUR』

  • 対応機種:Windows PC(Steam)/PS5/Xbox

  • 記事におけるプレイ機種:Windows PC(Steam)

  • 発売日:2024年10月29日

  • 著者プレイ時間:6時間

  • 価格:2,900円
    ※製品情報は記事執筆時点のもの

スパ君のひとこと



爽快感ある戦闘と装備品を漁るダンジョン探索が楽しすぎるスパ!




《DOOMKID》


心霊系雑食ゲーマー DOOMKID

1986年1月、広島県生まれ。「怖いもの」の原体験は小学生の時に見ていた「あなたの知らない世界」や当時盛んに放映されていた心霊系番組。小学生時に「バイオハザード」「Dの食卓」、中学生時に「サイレントヒル」でホラーゲームの洗礼を受け、以後このジャンルの虜となる。京都の某大学に入学後、坂口安吾や中島らもにどっぷり影響を受け、無頼派作家を志し退廃的生活(ゲーム三昧)を送る。その後紆余曲折を経て地元にて就職し、積みゲーを崩したり映像制作、ビートメイクなど様々な活動を展開中。HIPHOPとローポリをこよなく愛する。

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