放射能とアノマリーまみれのゾーンでクラフト!『S.T.A.L.K.E.R.』みたいな世界の世界マルチ対応サバイバル『MISERY』プレイレポ | Game*Spark - 国内・海外ゲーム情報サイト

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放射能とアノマリーまみれのゾーンでクラフト!『S.T.A.L.K.E.R.』みたいな世界の世界マルチ対応サバイバル『MISERY』プレイレポ

ザスラヴィエ共和国にようこそ……

連載・特集 プレイレポート
放射能とアノマリーまみれのゾーンでクラフト!『S.T.A.L.K.E.R.』みたいな世界の世界マルチ対応サバイバル『MISERY』プレイレポ
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2007年にGSC Game Worldが作り出した『S.T.A.L.K.E.R.』シリーズ。放射能やアノマリー、ミュータントたちが蔓延るゾーンから、物資をサルベージして生き延びるFPSで、多くのフォロワー作品を生み出し、そのゲーム性は今でも語り継がれています。

この度、そんな『S.T.A.L.K.E.R.』シリーズから影響を受けたオープンワールドサバイバルクラフトがリリースされました。

その名も『MISERY』。ゾーンを探索して資源を集めるゲーム性と、サバイバルクラフトのサイクルが上手い具合にマッチした怪作です。

1~5人でローポリなゾーンを探索! ルート&クラフティングが心地良いゲーム体験

ザスラヴィエ立入禁止区域調査科学研究所(SIRZEZ)は、アノマリーやアーティファクトの研究を目的として建てられた組織。やがて、彼らが研究するアーティファクトは国際的な対立の火種となり、ついには核戦争へと発展してしまいました。

プレイヤーはPMCの一員となり、立入禁止区域……通称“ゾーン”へと足を踏み入れ、軍事基地や研究所の廃墟、放射能に汚染された荒地から、あらゆる物資をサルベージすることとなります。しかし、ゾーンでは定期的に核爆弾が投下され、すべてがリセットされます。サイレンが鳴り響く前に、バンカーへと戻ってこなければなりません……。

ゲームを開始すると、特にカットシーンなどはなく、バンカーに放り出されます。やけに狭いL字型のその部屋には、ドデカい焼却炉と、作業台、そしてガソリンで動く発電機があります。発電機にガソリンを入れなければ何も始まらないので、裸一貫でゾーンに飛び込むほかありません。

粗めのローポリで描かれたゾーンは、独特の美しさがあります。遠くに見えるアノマリーや、突き刺すように降り頻る雨、のっぺりとした霧がプレイヤーたちを待ち構えています。このグラフィックスタイルも見慣れてきた感じではありますが、まだまだ我々を魅了してくれますね。

最初のうちは武器すらも持っていないので、家の中に入るのもままなりません。何の役に立つかもわからないガラクタを拾いながら、レイダーやミュータントに襲われたり、放射能地帯に飛び込んでカリカリッと身を焼かれたり、食料や飲料水が見つからずに餓死したりを繰り返します。この命が軽い感じがたまりません……。

まあ、この手のサバイバルクラフトあるあるですが、死んだところでアイテム入りの死体がその場所に落ちるだけなので、いつでも拾うことができます(座標を覚えていればですが)最初のうちは何も気にせずトライアルアンドエラーを繰り返しましょう。

だんだん流れがわかってきたところで、サイレンが鳴り響きます。

サイレンは60秒後に鳴り止みますが、このタイミングでゾーンに核爆弾が落ち、地形が書き換わります(バンカーの外にいた場合即死です)。

ようは、本作はサバイバルクラフトのマップ部分がプロシージャル生成になっており、毎回違う探索になるというわけです。

これにより、同じようなギミックに苦しめられたり、すでに狩り尽くしたマップを何度も歩き回ったりする羽目にならず、ほどよいハック&スラッシュ体験が味わえます。これ自体は『Lethal Comapany』などでお馴染みのメカニクスではありますが、ゾーンという空間にそれを組み合わせるのはかなり面白い試みではないかと思いました。

他にも、アノマリーに空に飛ばされたり、アーティファクトを探すためにあえて危険地帯に飛び込んでみたり、たまたま強い武器が手に入ったりと、非常に『S.T.A.L.K.E.R.』っぽい体験が楽しめます。

その一方で、拠点となるバンカー(とその前にある広い庭)に椅子やトイレやベンチを持ち込んで、どんどん快適にしていくサバイバルクラフトらしい面白さもくっついています。サバイバルクラフトは頑張って作った拠点をいつか離れなければならないという欠点がありますが、本作は拠点から一瞬で新しいマップに行けるわけで、その辺もヘッジされているのが天才的ですね。

また、いつでもSIRZEZに行くことができ、そこで特定の物品を売り買いできるため、RPG的に少しずつキャラクターが強化されていく楽しみもあります。取引品目や値段については、意外にもタバコを誰も買ってくれないとか、ちょっとした理不尽さもあったりしてそこがまたアクセントになっています。

流行りの要素の組み合わせであり、伝説的な作品のオマージュでもあるという一見志の低い試みかと思いきや、かなり高いレベルでのマッシュアップであった本作。これだけのゲームを19歳のベラルーシ人が作ったというのだから驚きです。ロードマップでは新モンスターやエンディングの追加なども予定されているようなので、今後に期待大です!

タイトル:『MISERY』

対応機種:Steam

記事におけるプレイ機種:Steam

発売日:2025年10月25日

著者プレイ時間:3時間

サブスク配信有無:なし

価格:1200円(2025年11月7日まで1080円のセール中)

※製品情報は記事執筆時点のもの

ゾーンでサバクラ体験……良いところに目をつけただけじゃなくて、ゲーム部分もしっかり練り込まれているスパ!

ライター:各務都心,編集:みお

ライター/ 各務都心

マーダーミステリー『探偵シド・アップダイク』シリーズを制作しているシナリオライター。思い出の一本は『風のクロノア door to phantomile』。

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編集/Game*Spark共同編集長 みお

ゲーム文化と70年代の日本語の音楽大好き。人生ベストは『街 ~運命の交差点~』。2025年ベストは『Earthion』。 2021年3月からフリーライターを始め、2025年4月にGame*Spark編集部入り。2026年1月に共同編集長になりました。

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