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韓国発大人気小説・ウェブトゥーンがアクションRPGに!『俺だけレベルアップな件:ARISE OVERDRIVE』プレイレポ

水篠の「ソロレベリング」をひたすら楽しめる作品。

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韓国発大人気小説・ウェブトゥーン『俺だけレベルアップな件』が、アクションRPGとしてリリースされます。

その名も『俺だけレベルアップな件:ARISE OVERDRIVE』

人類最弱兵器として蔑まれた水篠旬のレベルアップ譚を、スピーディーなアクションとともに楽しめるゲームになっていました。

原作を最初からなぞる安心感 最強ウェブトゥーンコンテンツをゲームで楽しもう

本作は「나 혼자만 레벨업」(英:Solo Leveling)というタイトルで知られる韓国発の小説と、同名のウェブトゥーンを原作にしたゲーム。日本ではピッコマで『俺だけレベルアップな件』として、舞台も日本に移した翻訳版が売られています。

原作付きのゲームなのでついていけないかな……? と思うかもしれませんが、本作は原作の最初からストーリーを追いかけてくれるので、その心配はございません。

十数年前に異次元と現実世界が「ゲート」で繋がった世界。「ハンター」という職に就き、ダンジョンに潜って金を稼ぐ者が出てきました。

主人公は水篠旬という青年で、彼は「人類最弱兵器」と馬鹿にされているE級クラスのハンターです。今日もショボいダンジョンで小銭を稼いでいましたが、そこは二重ダンジョンになっており、彼はボス部屋にいた巨神像の攻撃で死んでしまったかに思われました。

しかし、彼は死なず、病室で目覚めます。どうやら彼は何らかのトリガーによってそのダンジョンを攻略したことになっており、再覚醒してステータスウィンドウが見れるようになったのです。加えて「レベルアップ」もできるようになり、そこから驚異的な力を手に入れていきます。

そして、次第に彼は自らのギルドを立ち上げ、影の軍団を指揮することになっていきます。

筆者は普段ウェブトゥーンを読むタイプではなかったので、今回初めてこういった設定に触れ、新鮮な気持ちでゲームを進めることができました。特に水篠がレベルアップ能力を手にしたことで、筋トレをしまくり、骨格も筋肉も顔ももはや別人というほど様変わりしたことで看護婦からナンパされるシーンは笑ってしまいました。

他にも、あえてヒーラーを入れていないパーティーを訝り、案の定彼らの仕掛けた罠にハマってしまうも、余裕綽々で返り討ちにするなど、ウェブトゥーンらしいコテコテの展開を浴びることができました。

そんな物語が、漫画風のカットと、一般的な3Dのデモシーン、そして会話劇で語られていきます。カットシーンのテンポの良さや、そもそものパターンの多さはとても良い点ですね。

MMORPG風のアクションと成長要素

本作のゲームプレイ部分は、スマートフォン向けに配信されている『‎俺だけレベルアップな件:ARISE』を踏襲しているアクションRPGです。

拠点から進撃するダンジョンを選び、そのなかでザコやボスを倒していくのが目的で、多くのプレイヤーがすぐに理解できることでしょう。

操作もわかりやすく、回避やガードを主体とした昨今流行りのスタイルですが、MMORPG風ということもあって攻撃スキルは初めからいくつも使用できます。それぞれに個別のクールタイムがあるので、計画的に発動していきましょう。

オープニングパートが終わると、まずは四つのスキルツリーから最初のスキルを選択します(これらはあとで取り直すことも可能です)。

筆者は決闘タイプを選択。肉弾戦をバリバリしかけるタイプのスキル構成です。

メインストーリーでは、ダンジョンを進むごとにカットシーンが流れます。それぞれはそこまで長くないので、テンポを削ぐほどではありません。というより、そんなに複雑なプロットですらないため、読み流すくらいの気持ちで遊べるところがGOODといったほうがいいかもしれません。

また、難易度は2つ用意されていますが、いわゆる高難易度アクションや死にゲーに分類されるものではなく、バトルのデザイン自体はかなり大味に作られています。

事前に編成できるハンターパーティーとの共闘感はあまり強くなく、ビルドと睨めっこして対策を練るゲームというよりは、水篠のレベリングをひたすら楽しむ作品といった感じです。そもそも、どんな攻撃を受けても水篠が怯む点はあんまりかっこよくないし、ストレスに感じる点ではあるのですが。

とはいえ、レベリングやクラフティングといった地道な努力が好きなプレイヤーに向けた要素はしっかりと作られています。

各地のボスが落とす素材から武器を作ったり、それらを仲間のハンターたちに装備させたり、ヤルルというペットを手に入れたりと、コンテンツのボリュームはそれなりに用意されているようでした。

とりわけ、スキルツリーの豪華さは目を見張るものがあり、やればやるほどスキルをカスタマイズしていく楽しみはありました。

本作を数時間ほど体験した総評としては『俺だけレベルアップな件』の入門に最適な、ウェブトゥーンらしさが詰まったアクションRPGに仕上がっている……という感じです。

道中の雑魚戦の面倒臭さや、そもそも原作のストーリー展開に対しての好みなど、いくつかの懸念点はあるものの、レベリングが好きなアクションゲーマーにはオススメしたい一本です。

E級ハンターが影の君主となるまでの物語をぜひ追いかけてみてください。

『俺だけレベルアップな件:ARISE OVERDRIVE』は、PC(Steam/Xbox PC)にて早期アクセス:11月22日(土)02:00、正式リリース:11月25日(火)02:00に発売予定です。


ライター:各務都心,編集:みお

ライター/ 各務都心

マーダーミステリー『探偵シド・アップダイク』シリーズを制作しているシナリオライター。思い出の一本は『風のクロノア door to phantomile』。

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編集/Game*Spark共同編集長 みお

ゲーム文化と70年代の日本語の音楽大好き。人生ベストは『街 ~運命の交差点~』。2025年ベストは『Earthion』。 2021年3月からフリーライターを始め、2025年4月にGame*Spark編集部入り。2026年1月に共同編集長になりました。

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