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スイッチ2でも桐生ちゃん無双!『龍が如く 極3 / 3外伝 Dark Ties』発売控える今こそシリーズにハマるベストタイミング―実は往年のファンも感動しちゃうハード進出

新規ユーザーはニンテンドースイッチ2のおかげで入りやすく、既存ファンにとっては感慨深いものもある新プラットフォームでの展開!

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スイッチ2でも桐生ちゃん無双!『龍が如く 極3 / 3外伝 Dark Ties』発売控える今こそシリーズにハマるベストタイミング―実は往年のファンも感動しちゃうハード進出
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2006年にPS2向けに発売した『龍が如く』ナンバリングシリーズ第2作目の『龍が如く2』は、2017年12月にフルリメイク作『龍が如く 極2』として生まれ変わりました。

その際の対応プラットフォームはPS4。後にSteam、Xbox Oneにも順次対応していき、今年2025年には新たにニンテンドースイッチ2、PS5、Xbox Series X|S版がリリースされました。

そしてナンバリングシリーズ3作目は、リメイクと新作を2本セットにした『龍が如く 極3 / 龍が如く3外伝 Dark Ties』として2026年2月12日に発売予定。ローンチ時よりスイッチ2にも対応する新作タイトルは、本作が初めてとなります。

スイッチ2が1台あれば、ナンバリングシリーズを4本も遊べてしまう……!ナンバリング最新作が『龍が如く8』なので、単純計算でシリーズの半分近くには触れられます。しかも『極』『極2』は定価もお安くなっているので、コスパがとっても良いですね!

プラットフォームが新しくなるだけとはいえ、中々短期間で目まぐるしい動きを見せる『龍が如く』シリーズ。そこで今回は、11月13日に発売した『極2』スイッチ2版をプレイしながら、改めてスイッチ2で遊べる『龍が如く 極』『龍が如く0 誓いの場所 Director's Cut』の内容も振り返ることにしてみました。本稿を読みながら、『龍が如く 極3 / 3外伝 Dark Ties』への期待を高めていきましょう!

どちらかからシリーズに触れることを強くオススメ!『龍が如く 極』『龍が如く0 誓いの場所 Director's Cut』

そもそもタイトルの『極』とは、各作品のリメイクであることを示しています。中でも『龍が如く 極』はシリーズの始まりである『龍が如く』のリメイク作で、『極』の最初のタイトルです。

こちらで描かれるのは、『龍が如く6 命の詩。』まで主人公を務める、お馴染み「桐生一馬」が親友「錦山彰」を庇い“親殺しの罪”で服役し、10年後に出所してから始まる任侠ドラマ。本作をプレイしておけば、新作『極3』でも大きく関与してくる少女「澤村遥」との関係がよくわかるでしょう。舞台となる時代は2005年で、これはオリジナル版発売年と一致しています。

また『龍が如く0 誓いの場所』はバブル絶頂期の1988年を描いており、時系列としてはシリーズ最古です。こちらでは桐生に加え、公式の最新人気投票でも1位を獲得したばかりの「真島吾朗」も主人公に。2人の物語が、章ごとに交互に入れ替わるという構成です。

なお、本稿はスイッチ2版発売をきっかけに遊んでみようかなという方の背中を押すための記事でもあるため、ネタバレになるので深く物語には触れません……! 『龍が如く0』はシリーズでもかなり人気が高く、プレイフィールの面でもそれぞれが異なる戦闘スタイルを使い分けるシステムを確立させているうえ、80年代の繁華街を再現した世界観は感嘆ものです。桐生一馬らの“出発点”でありながら、最高の導入編でもある傑作と言えるでしょう。

そして『龍が如く0 誓いの場所 Director's Cut』は、スイッチ2ローンチタイトルとして登場。こちらはオリジナル版で未収録だった重要人物たちのシーンと、シリーズ初のオンラインマルチバトル「カチコミオンラインバトル」を追加しています。

そのため、まだ『0』に触れたことがない方はこちらを遊べばOK。当時夢中になって散々オリジナル版を遊び倒した方も、いよいよ他プラットフォームにも進出するこの機会にプレイする余地は大アリです。本作でしか見られない、事件の裏側や登場人物の新たな一面を堪能できるので、むしろファンこそ必見!

関西の龍&ヤクザ狩りの女……キャラが濃いかも!?『龍が如く 極2』

ナンバリングではあるものの、『龍が如く0』と『龍が如く 極』では時代背景も大きく離れており、どちらから遊んでも何も問題ありません。一方で続く『極2』は明確に続編となっており、触る前に『極』を遊んでおくことを個人的にオススメします。なお、作中にあらすじを振り返る場面があるので、初見でもざっと知ることは可能です。

『極2』で描かれるのは、前作と同じく桐生一馬を取り巻く任侠ドラマ。主要人物はガラリと替わり、関西の大組織「近江連合」所属で“関西の龍”の異名を持つ「郷田龍司」、大阪府警第四課主任の警部補で、“ヤクザ狩りの女”と呼ばれる「狭山薫」が物語に関わってきます。

『龍が如く』シリーズは毎回、登場人物同士が描く人間ドラマが何よりの見どころです。

それは本編のみならずコメディチックな側面もうかがえるサブストーリーもそうですし、クリアする頃にはプレイヤーが第一印象でキャラクターに抱いた印象が180度変わる……そんな経験がある方も多いのではないでしょうか。郷田龍司は、まさに彼のことを知れば知るほど興味を持ってしまうような魅力を持ち合わせた人気キャラクターです。

まだ誰も知らない『龍が如く 極3 / 龍が如く3外伝 Dark Ties』

そして発売控える新作『龍が如く 極3 / 3外伝 Dark Ties』は、上記3作品に連なるナンバリングシリーズ3作目。ご紹介してきた3作と異なり、冒頭から桐生が沖縄で児童養護施設で育児をしているという、かなりの平和なスタートを見せてくれる『龍が如く3』のリメイク作です。

なお本作は、龍が如くスタジオ代表・横山昌義氏によると「ただのリメイクではない」とか……。スイッチ2版をきっかけに触れ始めたユーザーだけでなく、既存ファンもまるで完全新作を迎えるかのような心持ちで待っているのではないでしょうか!


筆者はオリジナル版『3』の初プレイ時、これまでどちらかと言えば男らしさ全開で描かれていた桐生が見せる父性&家庭的な一面に、驚きを隠せませんでした。いわゆるギャップ萌えとでも言うのでしょうか……。遥との接し方でなんとなくわかってはいたものの、やはり多くの子供たちと同時にふれあい育てるということは誰にでもできることではありません。


『0』『極』~『極2』を遊んでいくと、間違いなく桐生のことが好きになると思います。沖縄を舞台に繰り広げられる『極3』は、そんな桐生の人柄に取り憑かれた人を、さらに沼に叩き込むタイトルでもあるので、やはり『0 誓いの場所 Director's Cut』『極』『極2』の3本を2月12日の発売までに制覇しておくのがいいでしょう!

また同時収録となる『3外伝 Dark Ties』の方では、桐生の前に立ちはだかる「峯義孝」が初の主人公を担います。峯もこれまた最新の人気投票で8位を獲得するなど、高い人気を誇っていますが、これまでオリジナル版の『龍が如く3』にしか登場していません(スピンオフ除く)。なのになぜこんなに人気なのか!?

そんな彼の魅力には、どことなく前述の郷田龍司に通ずるものもある気がします。シリーズを続けて遊んでいくと、『龍が如く』の男たち(狭山さんは女性ですが!)の沼にハマって抜け出せなくなる、虜になっていく理由が自然に体に染み付いていくでしょう。

大事なことなので何回でも!ニンテンドースイッチ2があれば紹介タイトル全部遊べます

『龍が如く』シリーズは、これまで主にPS/Xbox/PC向けに展開されてきました。任天堂プラットフォームに参戦したのは、2013年発売の『龍が如く1&2 HD for Wii U』が初めてです。これはオリジナル版の『龍が如く1』と『2』をセットにしHDリマスター化したもので、『極』とは異なります。

それから長らく任天堂プラットフォームへの進出はなかったものの、2024年10月についに『龍が如く 極』が初めてスイッチへ進出! これにてスイッチしか所有していないユーザーも、本シリーズに触れやすくなりました。

そこへ性能が大幅にアップし、ドラゴンエンジンで制作された『極2』も処理できるようになったスイッチ2が次世代ハードとして登場。その勢いは止まることなく、いよいよ『龍が如く 極3 / 3外伝 Dark Ties』では、リリース日よりスイッチ2で遊べます。

こういった“手の出しやすさ”の拡大は新規ユーザーにはもちろん、往年のファンにとっても定期的な盛り上がりが見られるので嬉しいもの。特に本シリーズの場合は、上述の通りあまり任天堂プラットフォームでは見られなかったという経緯があるので、「本当に幅広い層に求められているシリーズになったんだなぁ」と、なぜか親心のような気持ちを抱いてしまいました。

最後になりましたが、本稿は「『龍が如く』がスイッチ2で遊べるようになったのって、結構すごいことなんだぞ」ということを改めてお伝えするべく執筆したものでもあります。

「スイッチ2で発売中」という文字だけを見ると「へー、そうなんだ」で終わってしまうかもしれませんが、既存ファンの皆様も改めてシリーズ20周年の歴史を振り返りつつ、スイッチ2でももう一度遊んでみてください。当時抱いた気持ちとは、また違う感想が生まれるかもしれませんよ!

©SEGA


龍が如く 極2 - Switch2
¥3,394
(価格・在庫状況は記事公開時点のものです)
ライター/編集:八羽汰わちは



ライター/多趣味オタク 八羽汰わちは

はちわたわちは(回文)Game*Spark編集部員、デスク担当。特技はヒトカラ12時間。

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