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スマホ撮影が身近な今こそ、アフリカの大自然で写真撮影・加工を学ぶ!FPVドローン撮影シム『Seclusa』でシャッターチャンスを狙おう

誰しもがスマホで手軽に写真を撮れるようになった現代、それ故に“誰よりも美しい写真を撮る技術”はますます求められているかも。そのヒントを得るべく、いざ『Seclusa』をプレイしてみましょう!

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スマホ撮影が身近な今こそ、アフリカの大自然で写真撮影・加工を学ぶ!FPVドローン撮影シム『Seclusa』でシャッターチャンスを狙おう
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写真撮影。これほど「人間文明」というものを象徴する趣味は、他にないかもしれません。

その一瞬でしか成立し得ないモノやコトを撮影し、後世に伝える。そのおかげで我々現代人は、19世紀中頃以降の世界を視覚情報として認識しています。

今回紹介する『Seclusa』は、アフリカの大自然に生息する動物を写真撮影する、カジュアル写真シミュレーター×放置系ゲームです。プレイすることで、写真加工のイロハも学べます。

誰しもがスマホで手軽に写真を撮れるようになった現代、それ故に“誰よりも美しい写真を撮る技術”はますます求められているかも。そのヒントを得るべく、いざ『Seclusa』をプレイしてみましょう!

状況に応じて明暗を変える

筆者の趣味の一つに「フィルムカメラ撮影」があります。

その経歴は15年。誰しもがスマホやらデジカメやらと言っていた2010年代初頭にこの趣味を始め、今や所有機は十数台に上ってしまいました。下の画像はここ最近、筆者が使っているカメラです。

写真撮影では、「露出」が重要です。たとえば、レンズには「絞り」というものがあり、この数値を増やすと(F値と呼ばれます)ピントを合わせた部分以外がボケず、全体的にくっきりとした1枚に。しかし、絞りが強いとレンズが取り込める光が少なくなるため、暗い写真になってしまいます。

それを是正するためにフィルム感度を上げたり、シャッタースピードを遅くしたりする工夫が求められます。これはある程度の知識がないと、なかなか難しいことです。

ところが、現代テクノロジーは何とも恐ろしや。今では「Photoshop」をはじめとする写真加工プラットフォームが存在し、これを使えば暗くなり過ぎた写真は明るく、明るくなり過ぎた写真は暗くできます。もちろん、写真加工プラットフォームを使うにも相応の知識が必要になりますが、『Seclusa』はそうした知識も自ずと学べるゲームでした。

アフリカでフォトサファリ!

本作の主人公は、アフリカで活動する写真家です。ロッジを拠点にしながら、雄大な大自然の中へフォトでサファリしに出かけています。

仕事としては、自然保護団体から依頼されて動物の写真を撮影し、それらを送るという設定。使用する機材は、なんとカメラ付きFPVドローンです。主人公は自分の足でサファリをするというよりも、ドローンを使って動物を追跡し、写真を撮影します。

ドローンは、ここ10年で「写真の在り方」を大きく変えました。それまでは特殊な機材がなければできなかった撮影が、ドローンを使えば簡単にできるようになったのです。

あらゆる角度から、そして鳥のような自力飛行ができるわけではない人間には行くことのできない位置から、カメラレンズを向けてダイナミックな1枚を取ることが可能になりました。

絞りやISO感度といったものは自動化し、それで不足があれば露出や彩度、コントラスト、色温度などを手動で調整するという仕組みが確立しています。

なお『Seclusa』には時刻と天候の概念があり、撮影環境は常に変化。悪天候のために光量が足りない場合は、露出を手動で調整しましょう。

ただし、動物によっては、むしろ少しだけ暗い感じに撮影した方が迫力に満ちた絵になります。

筆者はいつも明るめの設定にしていますが、悪天候のサバンナに佇む肉食動物は、画を暗くしたほうが本質を的確に捉えた写真になるのでは……。そうした打算を巡らせながら、シャッターを切ります。

わずか48枚しか写真を保存できないという点が玉に瑕ですが、自然保護団体からのミッションをこなしながらお金と経験値を獲得し、新しい写真加工技能を開放していく流れは、プレイしていて心地いい!

そんな本作を5~6時間ほどプレイすれば、基礎的な写真加工の技術を身につけることができます。

どのくらい露出を高くして、どのくらい彩度をつければどのような画になるのか。実はこのあたり、Photoshopにも共通する機構でもあります。

マイペースな人こそ写真撮影を!

そして『Seclusa』は、終始自分のペースでプレイできる点も魅力的な持ち味です。

自然保護団体の依頼は、特に決まった期限があるというわけではなく、あくまでも「やりたい時にやる仕事」。普段はロッジの中で植物に水をあげたり、猫を撫でたり、ジグソーパズルで遊んだり。時折コーヒーやビスケットをつまむ、ということもできます。なんとも芸が細かい!

そもそも写真撮影というものは、せっかちな性格の人よりも「まぁどうにでもなるさ」と考えられるようなマイペースな人に向いた趣味、と言えるかもしれません。

フィルムカメラで撮影をしていると、それをしばしば思い知らされる場面があります。なにしろ、フィルムカメラはデジタルカメラとは違い、35mmフィルムでも36枚ほどしか撮れません。「今がシャッターチャンスかもしれない」と思って慌てると、あっという間にフィルムを使い切ってしまうわけですね。

「何、今じゃなくていい。時間は腐るほどある。このチャンスを逃しても、またすぐに別のチャンスがあるだろう」。そう考えられる人にだけ、本当のシャッターチャンスが転がり込んできます。

そんな風なおおらかな気持ちでアフリカでのフォトサファリを疑似体験できる『Seclusa』は、Steamにて配信中です。


ライター:澤田 真一,編集:八羽汰わちは

ライター/ゲーム×社会情勢研究家です。 澤田 真一

「ゲームから見る現代」をテーマに記事を執筆します。

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編集/ 八羽汰わちは

はちわたわちは(回文)Game*Sparkの共同編集長。特技はヒトカラ12時間。

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