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ヤモリが壁に天井にと駆け抜ける『ゼルダ』ライクな謎解きアドベンチャー『ゲッコー・ゴッズ』プレイレポ

「噛む」インタラクション一筋でダンジョンを攻略。

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ヤモリが壁に天井にと駆け抜ける『ゼルダ』ライクな謎解きアドベンチャー『ゲッコー・ゴッズ』プレイレポ
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2026年4月17日、Super Rare Originalsは、Inresinが開発する『ゲッコー・ゴッズ』を発売しました。本記事では、プレイレポートをお届けします。

ヤモリが壁に天井に、縦横無尽に駆け抜ける

本作の最大の特徴は、やはり主人公が“ヤモリ”であることです。壁でも天井でも、スピードを落とすことなくなんのそのと張り付いて、フィールドを駆け抜けていきます。

ゲームの大枠は、遺跡などを探索し、ギミックを動かして謎を解いて進んでいく『ゼルダ』ライクな内容です。

『ゼルダ』との大きな相違点は、ヤモリ自身にできる事は少ないということ。ヤモリは基本的に「噛む」という以外のインタラクションを持ちません。しかし、やたらと力持ちなこのヤモリは、ダンジョン内のレバーを噛んで、あらゆるギミックを動かします。

単にスイッチの役割になっているレバーを引いて、通電したドアを開けるといった基本的なものから、回転するレバーを傾けて、ギミックを回転させて謎を解くものまで、この顎1つであらゆるギミックを突破していくのです。

中には、光を反射する「鏡」のギミックをレバーで傾けて角度を調整して謎を解くなんていうものも。

電動ボートのようなエンジン音轟くボートで大海原へと繰り出そう

チュートリアルになっている最初のエリアを突破すると、ヤモリは船を入手します。船のレバーを噛むと、「ドドドドド」という音を立て、船が前進し始めます。じゃあ、そこについている帆はなんなんだ……。

船で大海原に出ると、そこにはオープンワールド的な広大なフィールドが広がっています。ためしに近くの群島の一つに近づいてみると、船が通れそうなサイズの輪っか状の異物が光っているのが見えます。

そこを通ると、次の輪っかが光り、また次の輪っかが…というように、急に『ウェーブレース』的なミッションが発生。クリアすると、その群島のギミックが動きだします。何やら謎を一つ解いたようです。

フィールドにはこういったちょっとしたチャレンジがいくつも点在しています。難易度は低く、さっと攻略できるものが多い印象。ここも『ブレスオブザワイルド』のコログ集めに近い感覚です。

こういったちょっとした仕掛けとは別に、大型のダンジョンも存在しています。上述した「鏡」を使った謎解きや、通電するケーブルをうまくコントロールする純粋な論理パズルのようなものまで、ギミックは様々。それでもあくまで使うのはこの顎一筋です。

『ゲッコー・ゴッズ』の世界を描くトゥーンで美しいアート

『ゲッコー・ゴッズ』のタイトルの通り、世界の各地にはヤモリを信仰する意匠が点在。そういった意匠を基調とした荘厳な遺跡群が立ち並ぶ世界が、細いアウトラインが特徴的なトゥーン調のアートで描き出されています。

大海原を小舟で駆ける画自体を見ても、『風のタクト』からの影響は強そうです。一方で、色彩は薄め、細い線の密度の多さなどから感じられる、壁画や鉛筆画が動いているかのようなアートは本作ならではの特徴です。

遺跡などの色彩は抑えめになっている一方で、海は強い太陽の日差しを受けて、緑から青、紫と、淡く虹色に輝いているのも美しい。

本作の最大の特徴といえるヤモリもとてもかわいらしく、ちょこまかと壁や天井を這うアニメーションもヤモリそのものです。さらには、ヤモリの色彩や柄をカスタマイズできる機能まで搭載。中には色彩豊かなカラーもあり、色彩薄めな遺跡群のなかで映えます。

ヤモリは噛む以外のインタラクションを持たず、道具などは使わないため、謎解きは基本的にダンジョン内のギミックを動かすだけで完結します。そのため『ゼルダ』や他の謎解き主体のタイトルと比較すると、本格的な謎解きは少なく、肩透かしを食らうかもしれません。

一方で、『ブレス オブ ザ ワイルド』でコログ集めをするのに熱中していたというプレイヤーにとっては、緩めの謎解きが各地に点在しているオープンワールドである本作は楽しめそう。もちろんヤモリの可愛さに惹かれている人も。

『ゲッコー・ゴッズ』は、PC(Steam)/PS5/ニンテンドースイッチ向けに配信中です。


《ライター:お茶缶,編集:みお》

ライター/ミンナニ ナイショダヨ お茶缶

任天堂タイトル中心に、けど色々手を出すゲーム好きな人。ベストゲームは『ゼルダの伝説 時のオカリナ』。

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編集/Game*Spark共同編集長 みお

ゲーム文化と70年代の日本語の音楽大好き。人生ベストは『街 ~運命の交差点~』。2025年ベストは『Earthion』。 2021年3月からフリーライターを始め、2025年4月にGame*Spark編集部入り。2026年1月に共同編集長になりました。

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