たった一瞬の戦闘は時間をかけてビルドしたスキルツリーで決まる。キャラクタービルド・ローグライト『ELbab』【げむすぱローグライク/ローグライト部】 | Game*Spark - 国内・海外ゲーム情報サイト

ハードコアゲーマーのためのWebメディア

たった一瞬の戦闘は時間をかけてビルドしたスキルツリーで決まる。キャラクタービルド・ローグライト『ELbab』【げむすぱローグライク/ローグライト部】

珠玉のローグライク/ローグライトを紹介する特集。第49回はキャラクタービルド・ローグライト『ELbab』をご紹介します。

連載・特集 特集
たった一瞬の戦闘は時間をかけてビルドしたスキルツリーで決まる。キャラクタービルド・ローグライト『ELbab』【げむすぱローグライク/ローグライト部】
  • たった一瞬の戦闘は時間をかけてビルドしたスキルツリーで決まる。キャラクタービルド・ローグライト『ELbab』【げむすぱローグライク/ローグライト部】
  • たった一瞬の戦闘は時間をかけてビルドしたスキルツリーで決まる。キャラクタービルド・ローグライト『ELbab』【げむすぱローグライク/ローグライト部】
  • たった一瞬の戦闘は時間をかけてビルドしたスキルツリーで決まる。キャラクタービルド・ローグライト『ELbab』【げむすぱローグライク/ローグライト部】
  • たった一瞬の戦闘は時間をかけてビルドしたスキルツリーで決まる。キャラクタービルド・ローグライト『ELbab』【げむすぱローグライク/ローグライト部】
  • たった一瞬の戦闘は時間をかけてビルドしたスキルツリーで決まる。キャラクタービルド・ローグライト『ELbab』【げむすぱローグライク/ローグライト部】
  • たった一瞬の戦闘は時間をかけてビルドしたスキルツリーで決まる。キャラクタービルド・ローグライト『ELbab』【げむすぱローグライク/ローグライト部】
  • たった一瞬の戦闘は時間をかけてビルドしたスキルツリーで決まる。キャラクタービルド・ローグライト『ELbab』【げむすぱローグライク/ローグライト部】
  • たった一瞬の戦闘は時間をかけてビルドしたスキルツリーで決まる。キャラクタービルド・ローグライト『ELbab』【げむすぱローグライク/ローグライト部】

自動生成やパーマデス(一度死ぬとすべてを失う)など、さまざまな要素が絡み合い、何度遊んでも楽しむことのできるゲームジャンル「ローグライク/ローグライト」。今回の「げむすぱローグライク/ローグライト部」第49回では、makzが開発・販売を手がけるキャラクタービルド・ローグライト『ELbab』をご紹介します。


『ELbab』とは

本作の舞台は、過去・現在・未来の本がすべて揃うと言われる「円環の図書館」。無限に連なり、終端が存在しないと言われるこの図書館のどこかにあるという、己が求めるすべてが書かれている一冊、その名も「ELbab(エルバブ)」を求めて、多くの冒険者がこの地を訪れています。ケモミミ少女の「ノイ」もその1人です。

記事執筆時点(2026年5月10日)では本作のプレイヤーキャラクターは3人用意されており、ハンター志望のお姉さん「リティ」もその一人です。何かとは言わないがおっきいし、戦闘中のドットでもしっかり揺れます。

もう1人のプレイヤーキャラクターは「ラス」。少し変わった発明家ということですが、たぶん男の子でしょう。きっと。

キャラクターを選んだら、図書館の奥へと進んでいきます。この図書館は一方通行のヘクス形のマップで構成されており、後戻りはできません。また、図書館の中には魔物が憑りついている本もたくさんあり、それらと対峙することも求められます。

各キャラクターにはそれぞれ「スキルツリー」があり、主に敵から手に入る「刻石」を使ってノードを解放していきます。各ノードを解放するたびに筋力・知性・器用といった基本能力値が上昇するほか、一部には「空きスロット」や、さまざまな特殊効果が含まれた大きなノードがあります。

スキルツリーは道中で手に入る石板で拡張ができます。ただし上下左右のいずれかが手持ちの石板と繋がるものでないと、導線が繋がらずスキルツリーが無駄になるのでご注意を。

開放した空きスロットには道中で手に入れた「本」を入れることで、キャラクターのステータスを強化することができます。本には能力値の強化やさまざまなダメージ倍率強化、耐性強化やライフ・マナの強化・吸収など、多彩な効果がランダムに付与されています。中には尖った効果を持つユニーク本も……。これらの本には必要能力値があるので、自身の能力値と相談しながらビルドを組み立てていきましょう。画面左下にはDPS(だいたいの攻撃力)とEHP(だいたいの耐久力)が表示されているので、これを参考にするとよいでしょう。改めて説明しておきますが、「本は空きスロットに装備してないと効果がないぞ!」(筆者はプレイ初期、能力値制限さえ満たせばインベントリにあるだけで効果があるものと勘違いしていた)

道中では手に入れたインクを消費して「本の強化」ができるマスも各階層に必ず2カ所配置されます。さまざまな宝石名を冠した一般書籍を強化すると新たに能力が付与されていくので、自分の特性に合った本を育てるとよいでしょう。不要な効果の再抽選も可能です。また、攻撃スキルや一部のユニーク本も鍛えることができます。攻撃スキルは未強化状態であっても付与効果の選択もできるので、忘れずに付与しておきましょう。なお本を強化すると装備に必要な能力値も跳ね上がるので、鍛えすぎて本が装備できなくなり弱体化した……という事故にはご注意を。

こうして育成したキャラクターで、モンスターとのバトルに挑みます。バトルはすべてオートバトルで、プレイヤーが介入する余地は一切ありません。すべては戦いが始まる前からしっかりした準備ができていたかで決まるのです。モンスターに勝利すれば、刻石やインクが手に入るほか、本も数冊入手できるチャンスがあります。不要な本はインクに変換されるので、必要だと思う本だけインベントリに入れておきましょう。

こうしてランダム入手した本の装備やスキルツリーの強化を繰り返し、最深部にいるボスを倒すと本ゲームは*勝利*となります。

すべては一瞬の勝利のために……スキルビルドにすべてを費やせ!

本作の最大の特徴、それはなんといっても「独自のスキルツリーの構築」でしょう。多くの見下ろし型アクション系「ハック&スラッシュ」のゲームでは「スキルツリー」「星座」といった形で自らの能力値を伸ばす要素は珍しくありませんが、本作ではそれを比較的短時間で楽しめる「ローグライト」として濃縮しています。

本作は1周目こそ2階層で終了しますが、2周目以降の「アセンション」が解放されてからが本番です。アセンション1ではステージが4階層にまで拡張され、よりスキルツリーの拡張や奥深いビルドが楽しめるようになります。

もはやここまでくると、ビルド次第では1つの本でDPSが6桁や7桁を叩き出すことが珍しくなくなるほどのインフレを見せます。先述した通り、各種ハクスラ系のビルドを濃縮還元したのが本作です。

こうした敵のビルドで敵を倒すのは一瞬で、本作は戦闘時間よりもスキルツリーと本の組み立てを試行錯誤している時間の方が長いのですが、むしろこの一瞬の快感のためにスキルビルドに夢中になっているといってもいいでしょう。

全体的な説明がヘルプ機能に集約されすぎていて、ゲームの導入やパラメーターの数の多さは放り投げ感が漂う、ローグライトゲームとしては1回のラン時間がやや長め、アセンションが増えてくるとマイナス効果付与などが多くなり、シビアなストレスなどを感じる印象ではあるのですが、本作は早期アクセスということもあり、そういった点は今後改善がされていく部分でもあるのでしょう。

毎回のステージ構成、スキルツリー、そして本の装備がランダム構成され、その中で最適解を見つけ出していく本作はまさしくローグライトといえます。今後の正式アクセスへ向けての進化も楽しみな一作です。


『ELbab』は、PC(Steam)向けに800円で早期アクセス中です。

ライター:ずんこ。,編集:Akira Horie》

ライター/石の中にいたいブロガー ずんこ。

ダンジョンの間に挟まれたい系男子。某掲示板でRPGツクールに目覚めその進捗目的でブログを書き始めるも、いつの間にかDRPGが中心の内容に変わっていた。 DRPGと麻雀・ポーカーゲームと元ネタとの差別化が光るフォロワー系ゲームをこよなく愛する。サービス終了したアーケードゲーム『ポーカースタジアム』の公式大会優勝という凄いんだか凄くないんだかわからない肩書きも持つ。

+ 続きを読む
Akira Horie

編集/『ウィザードリィ外伝 五つの試練』Steam/Nintendo Switch好評発売中! Akira Horie

n/a

+ 続きを読む
【注目の記事】[PR]

編集部おすすめの記事

特集

連載・特集 アクセスランキング

アクセスランキングをもっと見る

page top