2026年5月3日、浜松町にて「東京ゲームダンジョン12」が開催されました。
本記事では、出展タイトルから『天使機構 執行部魂救済課』のプレイレポートと開発者インタビューをお届けします。
「天使機構」にしか解き明かせないオカルトな事件

『天使機構 執行部魂救済課』は、公安警察という硬派な世界観にオカルト要素を融合させた、異色のミステリーアドベンチャーです。本作の舞台は、科学では説明のつかない怪奇現象ともいえる霊害事件が日常の一部と化した現代。霊害を特定し事件との関連性を調査する専門組織「天使機構」の一員であるツジツマとダミアンがバディを組み、凄惨な殺人事件の背後にある人知を超えた真相を追うことになります。

今回の試遊では第1章をプレイ。心霊写真が撮れると噂のプリクラの謎を調査していきます。物語は登場人物への聞き込みと現場の調査をする「会話パート」、証拠品や証言に基づく「推理パート」、事件の全貌を暴いて霊の魂に審判を下す「救済(解決)パート」の3つで構成されます。




注目すべきはツジツマが持つ記憶を視るチカラを駆使した推理です。物理的な証拠だけでなく、人間や霊の深層に眠る記憶を覗き見ることで事件の核心に大きく近づきます。調査の末に浮上した人物、ゲームセンターの地縛霊である「松宮トモリ」の隠された真の想いを覗き見。相棒と連携して心を解きほぐしバラバラだった断片が一つの真実として結実する快感は、本作ならではの醍醐味です。



今回の試遊ではプレイできませんでしたが、全ての事実を明らかにしていくと救済パートへ移行します。
スタイリッシュなアニメーション演出とともに、犯人の正体などの隠された驚きの結末を知ることになります。キャラクターデザインも完成度が高く、クールなツジツマと軽妙なダミアンという正反対な2人のやり取りはバディもの好きなら必見です。
サクサク遊べるアドベンチャーゲームを誰かの癖に刺さるキャラクターで
ここからは、開発者である鴨肉ドブ氏へのインタビューをお届けします。
――制作期間はどのくらいですか?
鴨肉ドブ氏:大体2年前くらいから開発を始めました。
――特にこだわっているポイントを教えてください。
鴨肉ドブ氏:やはりキャラクターは誰かの癖に刺さるようなものにしています。あとはストーリーのテンポ感とか…サクサクと遊べるようなゲームに出来たらなというのは意識しています。
――影響を受けた作品はありますか?
鴨肉ドブ氏:私自身、アドベンチャーゲームが大好きなので、王道ですけど『逆転裁判』であったり『ダンガンロンパ』であったり……。一通りのアドベンチャーゲームにはかなり影響を受けています。
――本作のストーリーの流れについて教えてください。
鴨肉ドブ氏:オムニバス形式の一話完結で事件を解決していくようないイメージになります。体験版が1話の冒頭部分になるんですけど、そこから2話へ移っていくようになります。基本的には一本道でいくつかバッドエンドみたいなものがあるという感じです。
――どんなユーザーにプレイしていただきたいですか?
鴨肉ドブ氏:アドベンチャーが好きだった方にもぜひ遊んでいただきたいですし、インディーゲームって小難しいんじゃないか?って思われている方にも、お気軽に遊んでもらえるようなゲームにできたらなと思っています。キャラを見てビビッときたら遊んでほしいです(笑)。
――ありがとうございました!
『天使機構 執行部魂救済課』はPC(Steam)にて発売予定です。













