NVIDIAは「gamescom 2026」にあわせて開催したプレスブリーフィングにて、3月のGTCで発表した新技術「DLSS 5」の技術的な詳細を公開。さらに、9月3日にDLSS 5をリリースし、『NBA 2K27』で初登場することを発表しました。
『NBA 2K27』での実装―25年以上の歴史に新たなリアリズム
NVIDIAは9月1日、AI技術「DLSS 5」を太平洋時間9月3日午後9時(日本時間9月4日午後1時)にリリースすると発表しました。Visual Conceptsが開発し2Kがパブリッシングを務める『NBA 2K27』が同技術を搭載する初のタイトルとなります。
3月のGTCで発表され、gamescom 2026で技術詳細が公開されたDLSS 5が、ついに実際のゲームタイトルに搭載されます。
Visual Conceptsのシニアプロデューサー、Peter Kavic氏は「DLSS 3Dガイド型ニューラルレンダリングは、マテリアルとライティングの視覚品質を向上させ、ゲーム全体でフォトリアリズムへの真の飛躍をもたらしました」とコメント。「素晴らしいのは、私たちに与えられるコントロールのレベルです。既存のアートディレクションに合わせて全体的なトーンとスタイルを設定し、ピクセル単位のアップリフトコントロールマスクを使用してキャラクターのディテールを微調整できます。選手の肖像を最大限に尊重したいと考えていますから」と語っています。

『NBA 2K27』では、DLSS 5によりオールスターガードのケイド・カニンガムにおいてアリーナ照明の下での肌のサブサーフェススキャタリングが改善され、首やジャージの襟に沿ったより正確なコンタクトシャドウ、髪のディテール向上によるリアリズムが強化されています。オールNBAポイントガードのタイリース・ハリバートンでは、アリーナライトの下での顔のリアルな温かみ、鼻と顎の下の正確なコンタクトシャドウ、コンプレッションアームスリーブの折り目に沿った鮮明なシャドウ定義が実現。コートサイドの観客やスタッフにも自然な肌のサブサーフェススキャタリングと明確なコンタクトシャドウが適用され、モデルの画質が大幅に向上しています。


Visual Conceptsは、『NBA 2K』を25年以上にわたって「ゲームにおける最も本格的なスポーツ体験」として提供してきました。同社の目標は、ゲーム内体験を実際のNBAまたはWNBAの放送視聴に可能な限り近づけることであり、DLSS 5はその実現に大きく貢献しています。
GeForce RTX 50シリーズ全GPUで利用可能に
NVIDIAは、DLSS 5を3月に初めて発表した際はGeForce RTX 5090を2台使用していましたが、わずか6か月で5倍の性能向上を達成し、単一のGPUでの動作を実現。これによりGeForce RTX 50シリーズ全GPUおよびノートPCで利用可能となりました。
GeForce RTX 5090では、4K・Ultra設定・レイトレーシング有効で最大370fpsを達成。2560x1440解像度では、RTX 5090で最大590fps、RTX 5080で最大410fps、RTX 5070 Tiで最大350fps、RTX 5070で最大260fpsでプレイ可能です。
1920x1080解像度では、GeForce RTX 50シリーズのほぼすべてのユーザーが、Ultra設定・レイトレーシング有効・DLSS 5搭載で『NBA 2K27』を体験できます。
さらなる最適化も開発中で、今秋のモデルアップデートでさらなる性能向上が見込まれています。
プレイ方法
『NBA 2K27』でDLSS 5を体験するには、日本時間9月4日午後1時にリリースされる最新GeForce Game Ready Driverを、NVIDIAウェブサイトまたはNVIDIAアプリからダウンロード・インストールする必要があります。ゲーム内では「Video Settings」から「DLSS Neural Rendering」をオンに設定し、DLSS Super Resolution、Frame Generation、NVIDIA Reflexなどの他のDLSSオプションを好みに応じて設定できます。キーボードのF9キーでゲームプレイ中やリプレイ中にDLSS Neural Renderingの切り替えも可能です。
DLSS 5は、GeForce RTX 50シリーズPC・ノートPC、およびGeForce NOW Ultimateメンバー(NVIDIA運営のGeForce RTX 5080搭載ゲーミングリグからストリーミング)向けに提供されます。
今後数週間から数か月以内に、より多くのタイトルでDLSS 5が統合される予定です。









