
早期アクセス中のオープンワールドRPG『Luminary』に対し、ユーザーが「生成AIによるボイスが酷くてゲームが台無しになった」と批判的なSteamレビューを投稿。実際にはAIによるボイスではない本作ですが、Redditではこのレビューをきっかけに、行き過ぎた「AI魔女狩り」について考える声が多数寄せられています。
低予算作品ならではの“味”でもあった拙さが、生成AIと誤解され批判の対象に
「家族と一緒に遊べるARPG」をコンセプトに生まれ、2026年8月11日にSteam早期アクセスを開始した『Luminary』では、アップデートで初期神殿に守護者NPCが登場。開発者の妻がその声を務めたことが明らかになっています。
しかし、Steamには「最初は良さそうだったけれど、あのひどいAI生成の声が台無しにしてしまった。今後改善されることを願うが、私にとってはもう楽しめなくなってしまった」という低評価レビューが投稿されました。これに対し開発者は「妻は最高の声優とは言えないかもしれませんが(これが初めての経験でした)、彼女がAIではなく生身の人間であることは保証します(笑)」と返信しています。
加えて、返信では「私たちのゲームではAIを一切使用しておらず、限られたリソースの中で自分たちにできることを精一杯やっているだけの、ただのインディーゲーム開発者です」ともコメントしました。

このやり取りのスクリーンショットがRedditに投稿されると、「AIに対する魔女狩りは度が過ぎている」という意見を皮切りに、「AI嫌いな人々は、なぜ自分たちがAIを嫌いなのかさえ理解していないと感じる」「クリエイティブな作品にAIを使うことには、私もかなり反対です。しかし、AIヘイトな人々の腹立たしい点は、ニュアンスを受け入れる余地が全くないこと。すべてが白か黒かという極端な考えで、議論の余地がないことです」といった反応が集まりました。
「AI魔女狩り」の問題点は、あまりに告発する人が多すぎて、反論することすらできないところだと指摘するユーザーもいます。全体的に、「AI魔女狩り」に対して議論がおこなわれているようです。
Player Accuses Indie Game of Using AI Voice Acting
by
u/NeNest0r in
Steam
また、かつてはインディーゲームにおける未完成さ、あるいは素人っぽい声の演技は予算の制約によるものと理解されたり、時にそれ自体が魅力の1つだとみなされていたものの、今では「AIによる手抜き」の結果だと決めつけられてしまうといった声も見られます。
このほかにも「ゲームにAIを使用したからといって、開発者は指示を入力し、何も作業せず、何も学習せず、機械に作品を作らせたというわけではない。AIツールは“戦力増強”であり、人間が作業するレベルを向上させるものである」など、スレッド上ではゲーム開発とAIのあり方について真剣なディスカッションが交わされています。
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(価格・在庫状況は記事公開時点のものです)












