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『Shroud of the Avatar』支持者が「パートナーのように感じる」ように ― リチャード・ギャリオット氏が語る

独自のクラウドファウンディングで資金を集め、約30人という比較的少ない人数のPortalariumが開発している『Shroud of the Avatar: Forsaken Virtues』。開発者は本作の支持者(Backer)が「パートナーのように感じる」ようにしたいと語っています。

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『Shroud of the Avatar』支持者が「パートナーのように感じる」ように ― リチャード・ギャリオット氏が語る
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独自のクラウドファウンディングで資金を集め、約30人という比較的少ない人数のPortalariumが開発している『Shroud of the Avatar: Forsaken Virtues』。開発者は本作の支持者(Backer)が「パートナーのように感じる」ようにしたいと語っています。

『Ultima』シリーズで知られるリチャード・ギャリオット氏が開発を率いる本作は、2013年3月に実施したKickstarterプロジェクトで、22,322人から191万9275ドルの資金を獲得。その後に公式サイトで行われているクラウドファウンディングでは、235万ドルの追加資金を得ており、支持者から合計で426万ドルの資金を獲得しています。


支持者から多額の資金を得た本作ですが、リチャード・ギャリオット氏は開発に重要なのは資金による支持者だけでは無いと語っています。現在まで『Shroud of the Avatar』のアップデートは月ごとにスケジュールとアップデートを提供してきました。その度にプレイヤーからのフィードバックを受けることができ、毎月のアップデートプログラムの30%がフィードバックに基づいて行われているとのこと。例えば、当初、予算がなく開発計画にも含まれていなかったジャンプや水泳は、プレイヤーからの熱烈な希望で実装することになったと語っています。

直接的な貢献では、本作の音楽の一部が含まれています。一部の支持者が『Shroud of the Avatar』に楽曲を提供するため、独自のKickstarterキャンペーンを展開。それ以来、Portalariumは、彼らが提供した音楽のほぼ全てを使用しています。

Portalariumでは、支持者からのフィードバックを受け取るために2人のコミュニティ管理者を配置しているとのこと。チームが小さいためフルタイムで対応することはできませんが、フィードバックを整理し、チームはそれを理解していると語っています。


また『Shroud of the Avatar』は、「クラウドソーシング」を活用しているとのこと。具体的に言えばUnityの大きな開発者コミュニティによるゲームアセットにて拡張し、構築しています。例えば、マントを動かすアニメーションはUnity Asset Storeのものを使用しています。リチャード・ギャリオット氏はクラウドソーシングを用いれば、小さなチームでも大きな仮想世界を構築できると考えていると語っています。

様々な支持者の協力によって開発されている『Shroud of the Avatar: Forsaken Virtues』は、2014年末までにオープンベータの実施を予定しています。
《水京》
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