【海外ゲーマーの声】字幕/吹き替え、どちらで遊ぶ?悩める日本ユーザーに興味津々 | Game*Spark - 国内・海外ゲーム情報サイト

ハードコアゲーマーのためのWebメディア

【海外ゲーマーの声】字幕/吹き替え、どちらで遊ぶ?悩める日本ユーザーに興味津々

今回の「海外ゲーマーの声」では、ユーザーフォーラムNeoGAFより「So Over 50% of Japanese Players Preferred English Voices in Localized Western Games(50%以上の日本ゲーマーが洋ゲーを英語音声でプレイしたがっている)」をご紹介します。

連載・特集 特集
【海外ゲーマーの声】字幕/吹き替え、どちらで遊ぶ?悩める日本ユーザーに興味津々
  • 【海外ゲーマーの声】字幕/吹き替え、どちらで遊ぶ?悩める日本ユーザーに興味津々
  • 【海外ゲーマーの声】字幕/吹き替え、どちらで遊ぶ?悩める日本ユーザーに興味津々
今回の「海外ゲーマーの声」では、ユーザーフォーラムNeoGAFより「So Over 50% of Japanese Players Preferred English Voices in Localized Western Games(50%以上の日本ゲーマーが洋ゲーを英語音声でプレイしたがっている)」をご紹介。これは先日Game*Sparkが公開した『海外ゲームの日本語版、音声は日本語と英語どちらを選ぶ?』結果発表を受けて投稿されたもの。このリサーチ結果では、“日本語音声”が49.51%、“英語(原語)音声”が50.49%と見事に票が割れていました。


『海外ゲームの日本語版、音声は日本語と英語どちらを選ぶ?』投票結果

以前にも「海外ゲーマーの声」の中で「国産ゲームの英語吹き替え」について触れていましたが、海外在住のユーザーにとっても「逆側に置き換わっても当てはまるのはとても面白い」「オリジナル版でプレイしたがるゲーマーのほうが多いと思っていたけど、およそ半数が吹き替えで遊ぼうとするのは本当に興味深い事実だ」「オリジナル音声を重要視する私にとっては、投票に参加した半数の日本人ゲーマーと考えが一致していてうれしい」との意見が上がっていました。

実装されていればの話だけど、日本語字幕でJRPGをプレイするのが好き」「字幕/吹き替えの両方とも好きだ。良い具合に仕上がっていれば吹き替え版を遊ぶよ」「何語だったとしても、ほとんどの吹き替え音声っていうものはオリジナル版と同様のクオリティーには成り得ない」といったコメントが投稿されており、特に吹き替えについては「英語版声優の演技が素晴らしい宮崎駿の映画作品みたいな例外はあるけど、同意できる」と同調するレスポンスも見られました。



そして、「日本産ゲームや非英語圏で開発されたゲームをどのようにプレイするか」という対象的な問題については、海外ユーザーにとっても意見が割れる様子。「私達が日本語音声で日本産ゲームを遊ぶのと同じだ。みんなオリジナル版が好きなんだね」とコメントしたユーザーに対して、「私は違うね。日本語音声に魅力を感じられるようなゲームやアニメに出会ったことはない」と述べつつ、海外版『ペルソナ4』『ファイナルファンタジーXIII』などに出演したトロイ・ベイカー、海外版『真・三國無双』シリーズやアニメ「TIGER & BUNNY」「コードギアス 反逆のルルーシュ」で知られるスティーヴン・ブルームら名声優を挙げるユーザーも見られていました。しかしながら、更なる対照的意見として「君が挙げる声優の中に、若本規夫や中田譲治ほど素晴らしい役者はいないよ」との声も。Game*Sparkリサーチ結果同様に、見解が分かれるコメントの流れが目立ちます。



「オリジナル言語版でプレイしたい」作品として挙げられていたのは『The Witcher 3』や『S.T.A.L.K.E.R.』シリーズ、そして昨今では『Life is Strange』でも知られるフランスのデベロッパーDontnod Entertainmentの『Remember Me』など。ちなみに、ディズニーキャラが出演する『キングダムハーツ』においては「ディズニーキャラの違う声なんて誰も望まないだろうから話題として広げようがないと思うけど、『キングダムハーツ』は英語版がいいね」「ドナルドダックやグーフィーが日本語で喋ってるところには感銘を受けた」など、興味深い意見も見られました。


国内リリースが控えるAAAタイトル、そして日本語字幕/音声で更なる注目を集めた『ハースストーン』『リーグ・オブ・レジェンド』など、「ローカライズ」に関する様々な意見が飛び交う昨今。完全翻訳が為される予定の大作はもちろん、有志によるPCゲーム翻訳プロジェクトや日本語化Modなども、国内外のゲーム文化を繋ぐ架け橋となるのかもしれません。
《subimago》
【注目の記事】[PR]

編集部おすすめの記事

特集

連載・特集 アクセスランキング

アクセスランキングをもっと見る

page top