1月5日、世界最大の家電見本市CESに先駆けラスベガス・コンベンションセンターで行われたソニーのプレスカンファレンス。4Kビデオカメラやハイレゾヘッドフォンなどが発表されたほか、PS VRを中心としたPlayStationファミリーが出展されていた会場の模様を現地からお届けします。
今イベントに参加できるのは関係者とメディアだけですが、世界のソニーということもあり注目度は抜群で、開場1時間前には最後尾が見えないほどの長い列に。待っている間には、会場スタッフによりワインやビール、ソフトドリンクが振る舞われました。
カンファレンスではソニーCEOの平井一夫氏が登場し、時代とともに移り変わる生活の中のテクノロジーや、ソニーが目指すビジョンについて語りました。続いて、改めてPS4の世界累計実売数が3,590万台を超えたことをアナウンスすると、会場からは大きな拍手が巻き起こりました。
今回発表されたものは、4K動画撮影が可能なハンディカム「FDR-AX53」や、同社の一眼レフカメラ「αシリーズ」、ハイレゾ対応のオーディオ機器類、コンパクトプロジェクターなど、生活の中のテクノロジーが中心となっており、ゲームに関するものはありませんでした。
しかし、カンファレンス終了後に開放されたCES会場のソニーのブースでは、PS4用VR機器「PS VR」やクラウドゲーミングサービスの「PS Now」、米国で展開している映像ストリーミングサービス「PlayStation Vue」の展示に触れることができました。
PS VRでは、他のイベントでも披露されていた『The Playroom VR』『The London Heist』に加え、PS4『Until Dawn -惨劇の山荘-』のスピンオフ作品『Until Dawn: Rush of Blood』が実際にプレイ可能に。カンファレンスが終了して数分後には、来場者による体験待ちの列ができていました。
他にも、ハイレゾオーディオ機器のサンプルや、ディスプレイされたレコードの中に『アンチャーテッド コレクション』のサントラがあったりと、会場内ではいたる所にゲームに関するものが散見されました。カンファレンスではゲームにはあまり触れられていなかったものの、上映された特別映像ではPS4の新作ゲームやPS VRが全面的にプッシュされていたりと、全体的に見ると「PlayStation」を大事にしている印象を受けたカンファレンスでした。
関連リンク
編集部おすすめの記事
特集
家庭用ゲーム アクセスランキング
-
『Stellar Blade』はすべての国で無修正版を提供する―公式Xが明言、同業者には戸惑いも
-
リメイク版『ペーパーマリオRPG』紙の体を活かした探索や個性豊かな仲間たちを紹介するトレイラー公開―スイッチで再び紙の世界の冒険へ
-
鳥山明氏のコメントも公開…新作アクションRPG『SAND LAND』が本日4月25日発売!「ゲーム『SAND LAND』本気でおすすめですよ!!」
-
『デスリク』最新作『Death end re;Quest Code Z』が9月19日に発売決定…CERO:Zで“デスエンド”もさらに絶望的な描写へ
-
当時のギリギリ表現そのまま!PS名作『ドカポン!怒りの鉄剣』スイッチでリマスター決定―オンライン対応や倍速機能も追加
-
特注フィギュアやモーションコミックで盛り上がる『Stellar Blade』のパッケージに隠された秘密とは…?
-
世界のGOTY総なめ!『バルダーズ・ゲート3』PS5版初セール実施―5月8日まで10%オフ
-
後ろ姿も美し過ぎる『Stellar Blade』特製イヴ1/4フィギュアが完成!発売日イベントでお披露目へ
-
ダイス振って街を発展!オンラインで楽しめる世界的ボドゲ『みんなと街コロ』スイッチ版が7月5日発売決定【Indie World 2024.4.17】
-
己の失敗と向き合う時が来た…PS5/PS4版『Darkest Dungeon II』7月15日配信決定