『ANUBIS ZONE OF THE ENDERS : M∀RS』プレイレポ―全編完全対応のVRモードは体験する価値あり | Game*Spark - 国内・海外ゲーム情報サイト

ハードコアゲーマーのためのWebメディア

『ANUBIS ZONE OF THE ENDERS : M∀RS』プレイレポ―全編完全対応のVRモードは体験する価値あり

9月6日に発売予定のPS4・PC向けハイスピードロボットアクション『ANUBIS ZONE OF THE ENDERS : M∀RS』。2回目のリマスターとなり、さらなる進化を遂げた本作の魅力をメディア体験会を通じて体感しましたので、そのレポートをお届け!

家庭用ゲーム PS4
『ANUBIS ZONE OF THE ENDERS : M∀RS』プレイレポ―全編完全対応のVRモードは体験する価値あり
  • 『ANUBIS ZONE OF THE ENDERS : M∀RS』プレイレポ―全編完全対応のVRモードは体験する価値あり
  • 『ANUBIS ZONE OF THE ENDERS : M∀RS』プレイレポ―全編完全対応のVRモードは体験する価値あり
  • 『ANUBIS ZONE OF THE ENDERS : M∀RS』プレイレポ―全編完全対応のVRモードは体験する価値あり
  • 『ANUBIS ZONE OF THE ENDERS : M∀RS』プレイレポ―全編完全対応のVRモードは体験する価値あり
  • 『ANUBIS ZONE OF THE ENDERS : M∀RS』プレイレポ―全編完全対応のVRモードは体験する価値あり
  • 『ANUBIS ZONE OF THE ENDERS : M∀RS』プレイレポ―全編完全対応のVRモードは体験する価値あり
  • 『ANUBIS ZONE OF THE ENDERS : M∀RS』プレイレポ―全編完全対応のVRモードは体験する価値あり
  • 『ANUBIS ZONE OF THE ENDERS : M∀RS』プレイレポ―全編完全対応のVRモードは体験する価値あり

コナミデジタルエンタテインメントが贈るPS4・PC用ハイスピードロボットアクション『ANUBIS ZONE OF THE ENDERS : M∀RS』。

2018年9月6日に発売を予定している本作は、2003年にPS2で発売されたソフト『ANUBIS ZONE OF THE ENDERS』に、4K解像度・サウンドリマスターなどのブラッシュアップを施し、さらにVR全編対応などの新要素を追加したバージョンとなっています。


本シリーズは、一度『ZONE OF THE ENDERS HD EDITION(以下『HD EDITION 』)』にて、2003年に発売されたオリジナル版をリマスターしたタイトルであり、本作は3世代のPlayStationを跨ぐ2度目のリマスター作品となります。今回編集部はそのメディア向け体験会に参加してきたので、実際にプレイした感想をレポートでお届けします。

◆4K解像度・HDR対応でさらに生まれ変わった映像美



なお、今回プレイできた体験版に収録されているのは、主人公のディンゴがジェフティを手に入れてから、バフラム艦にてネフティスに遭遇するまでのチャプター。プロローグこそカットされていますが、チュートリアルはきちんと用意されています。まずは生まれ変わったビジュアルを堪能すべく、4K解像度対応のディスプレイを介しての通常モードで試遊することに。


やはり画面の美しさは、『HD EDITION』と比べ物になりません。大群の一体一体を爆散させるホーミングミサイル、オービタルフレームの機敏な動き。そのすべてが細かく描写されるだけでなく、例えばジェフティをはじめとした機体やフィールドに刻印されていた小さな文字。これまでのバージョンでは、ボヤけて何と記されているのかわからなかったそれが、本作ではハッキリと読めるまでになっています。また、ロード時間も短くなっている印象を受けました。

◆まるでジェフティに乗り込んでいるかのような臨場感

次は大注目のVRモードを体験。まるでジェフティのコックピットに乗り込んでいるような主観視点でプレイできるこのモードは、全方位のVRに対応しているので、コックピット内をぐるっと見まわすことも可能です。ADAはもちろん、操縦席の隅々まで作り込まれていて「おぉ、ディンゴはここでジェフティを操縦しているのか!」と筆者はテンション急上昇でした。しかも、上を見上げればジェフティの戦っている姿を間近で見ることができます。


また通常モードと違うポイントとして、コックピットにジェフティの全体像が見えるホログラムが出現します。これでジェフティの動きと周囲の状況が確認できます。しかもこのシステムは、TPS的な情報をプレイヤーに与えてくれるだけでなく、VR酔いも防いでくれる一石二鳥の要素を担っているとか。確かに体験版をまるまるプレイしてもVR酔いを感じることはなく……、「ANUBISのVR版って、めちゃくちゃ酔いそう」とのプレイ前の懸念もまったくの杞憂でした。

基本操作などは、通常モードとほとんど変わらないのですが、やはりプレイ感覚は大きく異なります。特に閉所での戦闘や近接戦になった時、機体がどのような状況になっているのか把握するのはこちらの方が難しいかもしれません。

目の前の敵に集中しながら、周囲に気を配りつつ機体を操縦するという、まるで本物のパイロットになったかのような感覚が味わえるVRモードですが、不満点を挙げるとしたらコックピットに座るディンゴの身体のサイズ感でしょうか。プレイヤーの投影となる存在が、普通の人間より一回り大きいことに少々の違和感を覚えました。気にしすぎかもしれませんが……。



ムービーパートは目の前のスクリーンに映像が投射される、まさに映画館のような演出に切り替わります。一部のシーンでは、オービタルフレーム・LEVが3D映画のように飛び出してくるというニクイ演出も楽しめました。(ホントかっこいい!)


最後に触れておきたいのが、ボーナスコンテンツとして収録されているモデルビューワー。これはオービタルフレーム・LEVなど、作中に登場する機体をなめるように眺められるモードです。それだけ聞くとよくあるモードと思われるかもしれませんが、PSVRでみると、それが実物であるかのような存在感がスゴい。プラモデルを作ったりフィギュアを集めたりするのが好きな人にはたまらないのではないでしょうか。往年のシリーズファンは、このモードを100%満喫するためだけにPSVRの購入を検討してもいいかもしれません……というのは言い過ぎかもしれませんが、とにかく筆者は感激しっぱなしでした。


短時間ではありましたが、この体験会で『ANUBIS ZONE OF THE ENDERS : M∀RS』のより進化を遂げた点を体感することができました。はじめて本シリーズをプレイする人はもちろん、オリジナル版や『HD EDITION』をやりつくした人もさらにブラッシュアップされた本作に注目しておきましょう。

『ANUBIS ZONE OF THE ENDERS : M∀RS』は2018年9月6日に発売予定です。
《Game*Spark》
【注目の記事】[PR]

編集部おすすめの記事

特集

家庭用ゲーム アクセスランキング

  1. 『Rise of the Ronin』武技全般の性能が上方修正!壁際での戦闘におけるカメラの修正も

    『Rise of the Ronin』武技全般の性能が上方修正!壁際での戦闘におけるカメラの修正も

  2. お紳士の憩いの場で恋愛を育む『バニーガーデン』スイッチ版配信開始! Steam版配信日も近日発表

    お紳士の憩いの場で恋愛を育む『バニーガーデン』スイッチ版配信開始! Steam版配信日も近日発表

  3. 誰もいない星を探索する『Europa』、スイッチ版の配信決定!広大で鮮やかな世界を駆け巡れ【Indie World 2024.4.17】

    誰もいない星を探索する『Europa』、スイッチ版の配信決定!広大で鮮やかな世界を駆け巡れ【Indie World 2024.4.17】

  4. お紳士様の憩い場『バニーガーデン』早速話題を集めXトレンド1位に―購入した人だけが楽しむためにASMRシーン配信禁止など動画配信のガイドラインも公開

  5. リヴァイアサンも登場する『FF16』DLC第二弾「The Rising Tide《海の慟哭》」配信開始!―広大なミシディアに眠る「悲劇」と隠された歴史

  6. 和風メトロイドヴァニア『ボウと月夜の碧い花』国内スイッチ・PS5版も7月18日に発売決定【Indie World 2024.4.17】

  7. 『Stellar Blade』主人公イヴの1/4フィギュアが制作中。完成前でも分かる美しすぎるボディライン…

  8. 高評価海洋ADV『デイヴ・ザ・ダイバー』も!「PS Plus」2024年4月度ゲームカタログ追加タイトル配信開始

  9. 海賊猫に俺はニャる!猫RPG新作『キャットクエスト3』発売日が2024年8月8日に決定

  10. 「PS Plus」ゲームカタログ、一部FFシリーズの提供終了が近づく『FF7』『FF10/10-2』など7タイトルが対象

アクセスランキングをもっと見る

page top