気になる新作インディーゲームの開発者にインタビューする本企画。今回は、Lost in the Garden開発、PC向けに8月1日リリースされた未来レーシング『Lightfield HYPER Edition』開発者へのミニインタビューをお届けします。
本作は、クリエイティブな探索型レーシング。未来感あふれるコースで、パルクールにインスパイアされたレースを行います。反重力宇宙船、登れる壁、SFチックな摩天楼、天井など、周囲のあらゆるものを活用するにつれ、最適なレーシングラインが見えてきます。ソロプレイ、オンラインマルチプレイヤー、ローカルの画面分割モードを搭載。日本語にも対応しています。
『Lightfield HYPER Edition』は1,500円で配信中。
――まずは自己紹介をお願いします。
Simon Wallner氏(以下Wallner氏):こんにちは。Lost in the Gardenの共同創設者でゲームデザイナーのSimon Wallnerです。私たちはオーストリアのウィーンを拠点とする、4人で活動する小さなインディーゲーム開発スタジオです。
――本作の開発はいつどのようにして始まったのでしょうか?
Wallner氏:最初のプロトタイプを作り始めたのが4年ほど前になります。当時は週末にだけ作業をしていたのですが、それが次第に大きくなっていきました。これがなかなか良い具合に出来上がってきたので、開発を続行することにしたのです。今から2年とちょっと前、私たちは自分たちの会社を設立し、本作にフルタイムで取り組むようになりました。昨年の9月下旬、最初のバージョンをPS4とXbox Oneでリリースしましたが、その後も9ヶ月間開発を続け、完全に新しいゲームモードを追加し、より良い作品になったのです。
――本作の特徴を教えてください。
Wallner氏:本作は飛行、レース、パルクール、そしてトリックをまったく新しい方法で融合させたタイトルです。私たちはレースゲームというジャンルに、新しい風を吹き込もうとしました。本作は一見よくありそうな未来的な見た目のレースゲームですが、実際にプレイしてみるとまったく違うことがわかると思います。
――本作が影響を受けた作品はありますか?
Wallner氏:週末限りの開発で作ったプロトタイプは、90年代のゲーム『Slipstream 5000』から影響を受けていました。しかしこのプロトタイプもすぐにまったく異なる、とても独創的なものに進化していったのです。
――本作はすでに日本語に対応していますが、経緯を教えてください。
Wallner氏:本作は日本のパートナーの助けもあり、日本語にフルローカライズされています。日本語ローカライズは私たちにとってとても重要なことであり、本作は日本のゲーム文化にもうまくフィットするのではないかと思っています。
――最後に日本の読者にメッセージをお願いします。
Wallner氏:日本のプレイヤーの皆さんに本作を楽しんでいただけるということで、とてもワクワクします。ヨーロッパのデベロッパーとしては、時に言語や文化の違いによる困難がありますが、日本の皆さんに興味を持っていただけるというのは本当にありがたいことだと思っています。
――ありがとうございました。
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