気になる新作インディーゲームの開発者にインタビューする本企画。今回は、KeokeN Interactive開発、PC向けに9月28日リリースされた宇宙アドベンチャー『Deliver Us The Moon: Fortuna』開発者へのミニインタビューをお届けします。
本作は、宇宙飛行士が一人月に送られ、人類を絶滅の危機から救うべく命懸けのミッションに臨むアドベンチャー。ASEという小さなロボットを相棒に、月で起きた事故の原因を解明します。記事執筆時点では日本語未対応です。
『Deliver Us The Moon: Fortuna』は1,980円で配信中。
――まずは自己紹介をお願いします。
Koen Deetman氏(以下Deetman氏):KeokeN Interactive創設者のKoen Deetmanです。本作の開発は弟のPaul Deetman、親友のJohan Terinkと一緒に行いました。
――本作の開発はいつどのようにして始まったのでしょうか?
Deetman氏:本作の開発は2015年に始まりましたが、当時はとても小さなプロトタイプでした。しかしその後クラウドファンディングを行い10万ユーロ調達することができ、パブリッシャーの援助でさらに50万ユーロの支援を得ることに成功したのです。そう言ったこともあり、本作は今の状態にまで進化しました。
――本作の特徴を教えてください。
Deetman氏:本作ではシネマティックでリアルな感覚を重視しており、宇宙テクノロジーに関しては緻密な調査をしています。「マイクロ波送電」などがそうですが、これは日本人によって研究されているものです!これらの緻密な調査により、本作はハードSFと呼ばれる、実際に将来起こり得る未来を描いています。
――本作が影響を受けた作品はありますか?
Deetman氏:ダンカン・ジョーンズ監督の映画「月に囚われた男」からインスピレーションを受けていますし、スタンリー・キューブリック監督の「2001年宇宙の旅」からも影響を受けています。そしてもちろん、クリストファー・ノーラン監督の「インターステラー」は本作におけるデザイン、ストーリー、開発において大きな役割を担っています。
――本作の日本語対応予定はありますか?
Deetman氏:現時点で日本語には対応していませんが、対応予定はあります!
――最後に日本の読者にメッセージをお願いします。
Deetman氏:日本の皆様は、宇宙や宇宙テクノロジーが好きだと伺っています。私たちは本作においても、日本の研究を本作のストーリーにおける重要な部分に使用しています。宇宙服に身を包み、ミッションに出発し、宇宙のスリルを体験し、障害物や危機を乗り越え、月コロニーの歴史を紐解いてみてください。
――ありがとうございました。
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