Game*Sparkライターと編集部が独断で、セール対象ゲームの中からただひたすら心からオススメできるものを選ぶ「Steamセールのマストバイ」。今回は横スクロールの名作弾幕シューティングゲーム『デススマイルズ』をご紹介します。
本作はケイブが開発し、デジカによって2016年3月11日にSteamで配信されました。筆者が初めて本作を遊んだのは2009年に発売されたXbox 360版で、もう10年も前になりますね(アーケード稼働は2007年)。しかし今遊んでもまったく色褪せしないのが、このゲームの名作たる由縁です。
横スクロールのSTGですが、弾を前後に撃ち分けることができるのが特徴(もちろん敵も後ろからも出てくる)。また、弾幕STGでありながら初心者でも頑張れば案外よけられるという絶妙な難度、そしてコンティニューし放題なのでとりあえず最後までクリアできるのもいいですね。「よける」「撃つ」の爽快感を楽しめるので、これから弾幕STGを始めたい人には打って付けのゲーム設計になっています。
ゲームをスタートすると6つのモードが並んでいるので、初プレイの方は「どれやればいいの?」と戸惑うことになるかと思います。ゲームは大きく分けて「無印」「MBL(メガブラックレーベル)」の2種類があり、それぞれに「アーケード」「ノーマル」「Ver1.1」が用意されています。
筆者のオススメですが、今からプレイするならMBLのノーマルがいいかと思います。理由としては、無印の使用キャラは4人ですが、MBLでは「サキュラ」が5人目として追加されています。それとアーケードモードは解像度が低いので、今から遊ぶにはグラフィック的に厳しいものがあるかと。
マップ画面では、次のステージと難度(レベル1~3。MBLはレベル999も選択可能)を選択することができます。同じレベルは2回までしか選べないので(無印のノーマルは制限なし)、どのステージをどのレベルにするかなどの戦略性も生まれてきます。特にノーコンティニュークリアを目指すのであれば、このあたりの計画は重要。プレイヤーによって攻略手順を変えられる自由度があります。
またそれぞれの使用キャラには特徴があり、特にオプションのように付いてくる使い魔の性能がキャラごとに大きく違います。ショットを押しっぱなしにすると使い魔の位置が固定されるので、これを上手く使って撃ちにくい位置の敵を倒していきましょう。慣れてくると自由に操れるようになります。
1周クリアまでにかかる時間は30分ほどで、サクッとプレイできるのもいいですね。何周かすれば、コンティニューに頼る回数もどんどん少なくなります。STGはプレイヤースキルが上がっていくのも楽しいので、最終的にはノーコンティニュークリアを目指してみましょう。
現在、Steam版は50%オフの1,008円。またiOS版もハロウィンセールを行っており、40%オフの730円になっています。無数の弾幕をよけて大量の敵を倒す気持ちよさと難度の設定が素晴らしいゲームなので、STGファンだけでなく、「STGはほとんど遊ばない」という方も、ハロウィンのこの機会にプレイしてみるのもいいかと思います。
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